「新型コロナウイルス ワクチン接種に関する意識調査」接種への期待と不安が入り混じるシニア 64.5%が不安 一方、82.0%が効果を期待 接種後にやりたいことNo.1は「気兼ねなくおしゃべり」
旅行や外出だけでなく、人とのコミュニケーションを強く求める傾向が明らかに
女性誌部数No.1(※1)の雑誌「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤孝夫)生きかた上手研究所は、50~85歳の女性471名を対象に「新型コロナウイルス ワクチン接種に関する意識調査」をWEBアンケートにて実施いたしました。
(※1)日本ABC協会発行社レポート37.3万部(2020年7月~12月)
(※1)日本ABC協会発行社レポート37.3万部(2020年7月~12月)
【調査サマリ】
■シニア女性の64.5%がワクチン接種に不安を感じている。一方で82.0%が期待、92.1%が接種に積極的
⇒ワクチンに不安を感じている人は64.5%。その一方、ワクチンによる感染収束に期待する人は82.0%にのぼる。
⇒「既に接種した」「なるべく早く接種したい」「様子を見てから・効果や副反応が検証できてから接種したい」の合計は92.1%となり、9割以上が接種に積極的。
⇒不安の根源は、「副反応」と「効果の持続性」。
■長期化するコロナ禍の中でも、人とのつながりを希求
⇒現在心がけていることは、「人と会わないようにする」が昨年比で11.5ポイント上昇。「友達・同僚との連絡を電話やネットで行う」が23.5ポイント上昇。
⇒人と会うことの大切さを再認識する、新しいつながりを築くなど人間関係を見直す姿も見られる。
■ワクチンを接種したら、「気兼ねなくおしゃべりしたい」「離れている家族と会いたい」「遠出をしたい」
「外で美味しい食事をしたい」
⇒ワクチン接種したらしたいことでは、「友だちと気兼ねなくおしゃべりしたい」が59.4%でトップ。上記の項目はいずれも40%を超え、「マスクを外したい」の37.2%を上回る。
⇒さらに、コロナ収束後に再開したいのは、「旅行」、「友だちとのおしゃべり」。いずれも昨年よりも意向が高まっており、長期化する制約生活でニーズが増している。
⇒一方で、コロナが収束しても、「うがい・手洗い」「消毒・除菌」「免疫力を高める食材をとる」など、身についた生活習慣は続けようという意識も高い。
【調査背景】
女性誌部数No.1の「ハルメク」は、シニアのインサイトについて調査・分析を行っています。日本での新型コロナウイルス累計感染者数は79.7万となりました(6/30時点)。日本の総人口の0.6%が罹患したということになります。65歳以上の高齢者へのワクチン接種が日本各地で広がり、「1回目の接種を終えた人の割合」は56%を超えました(6月30日時点)。高齢者以外の企業や大学などでの職域接種も始まりました。長引くコロナ禍での生活。シニア女性のココロとカラダはこの1年でどう変化したのでしょうか。どのように向き合って暮らしているのでしょうか。これらを把握すべく、「新型コロナウイルス ワクチン接種に関する意識調査」を実施しました。
※調査主体の「(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所」所長への取材、コメント提供も可能です。
【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート
調査の対象:50~85歳の女性
有効回答数:471名
調査実施日:2021年6月4日~6月7日 ※一部の地域で緊急事態宣言下中に実施
調査主体 :(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」と明記をお願いいたします。
シニア女性の64.5%がワクチン接種に不安を感じている一方で82.0%が期待、92.1%が接種に積極的
・ワクチンに不安を感じている人は64.5%。その一方、ワクチンによる感染収束に期待する人は82.0%にのぼり、不安と期待が入り混じる。
・既に接種した人は14.9%(6月7日時点)。「なるべく早く接種したい」が52.2%、「様子を見てから・効果や副反応が検証できてから接種したい」が25.1%となり、9割以上が接種に積極的。
・ワクチンへの不安は「副反応が心配」が最も高く、次いで「いつまで効果が続くのか分からない」「将来的な身体への影響が分からない」など長期的な効果や影響を心配している。
長期化するコロナ禍の中でも、人とのつながりを希求
・現在心がけていることは、「情報に踊らされないようにする」、「部屋の換気をする」などの割合が高く、昨年と傾向は変わっていない。しかし、「人と会わないようにする」が昨年比で11.5ポイント上昇、「友達・同僚との連絡を電話やネットで行う」が23.5ポイント上昇、「家族との連絡を電話やネットで行う」が14.0ポイント上昇し、人とのリアルな接触が減少している。
・人との接触が制限されたことで、人と会うことの大切さを再認識したり、人間関係の煩わしさから解放される一方で孤独感を感じたり、新しいつながりを築いたりするなど人間関係を見直す姿も見られる。
■コロナ禍でのコミュニケーションの変化(抜粋)
50~85歳の女性(自由記述):471名
ワクチンを接種したら、「気兼ねなくおしゃべりしたい」「離れている家族と会いたい」「遠出をしたい」「外で美味しい食事をしたい」
・ワクチン接種したらしたいことでは、「友だちと気兼ねなくおしゃべりしたい」が59.4%でトップ。「遠出をしたい」「外で美味しい食事をしたい」「離れている家族・孫と会いたい」も40%を超え、「マスクを外したい」の37.2%を上回る。
・コロナ収束後に再開したいのは、「旅行」と「友だちとのおしゃべり」。いずれも昨年よりも意向が高まっており、長期化する制約生活でニーズが増している。「おしゃれ」も昨年度比で4.3ポイント上昇し、単に出かけたいという気持ちだけでなく、前向きな気持ちを高めたいという意識が見られる。
・一方で、コロナが収束しても、「うがい・手洗い」「消毒・除菌」「免疫力を高める食材をとる」「マスクの装着」などは続けたい意向が高い。コロナ禍で身についた生活様式や健康習慣が定着していくことが予想される。
■新型コロナウイルスが収束したら再開したいこと
50~85歳の女性(複数回答):471名
注2:2020年調査との差では、2020年から増加した項目を赤色、減少した項目を青色にした。
■新型コロナウイルス終息後も継続したいこと
50~85歳の女性(複数回答):471名
注2:2021年調査から取得している項目。
注3:2020年調査との差では、2020年から増加した項目を赤色、減少した項目を青色にした。
ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江(うめづ ゆきえ)
2016年3月から現職。主に年間約900人の50歳以上のシニア女性を対象にインタビューや取材、ワークショップを実施
人とのつながることへの渇望が増している
『友達と会わなくなった分、自宅でゆったりした一人の時間を楽しむようになった。自分が本当に好きなものは何かとじっくりと考えるようになった。人の言葉に惑わされずに、自分がやりたいこと見たいことを優先するようになった。・・人付き合いのストレスがなくラクな反面、外の刺激があってこそ楽しかった日々も懐かしく、やはり誰かに会いたいと思ってくる。家族以外の人からの刺激が必要だと最後には感じている』
これは、神奈川県在住の70歳女性の自由記述。長期戦となっているコロナ禍の時々で変わる気持ちをストレートに表現しています。他にも、コミュニケーション不足に対する不安や人に会える希望・期待など、紹介しきれないほど、人とつながることへの大切さに関するコメントが多くみられました。
「全国の65歳以上の1回目のワクチン接種が5割超」というNewsを聞いてからは、長かった夜がいよいよ明けて、少し薄日が射した感覚があります。この夜が明ける感覚を反映しているかのように、60~85歳女性の6割が「ワクチンを接種したら、友達と気兼ねなくおしゃべりしたい」と答えています。人とのつながることへの渇望が増しているわけです。コロナが収まり、夜が明ければ、この世代のつながり消費は活気づくに違いありません。
■女性誌部数No.1! 50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「ハルメク」
1996年に50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「いきいき」として創刊。20周年を迎えた2016年5月号から、誌名を「ハルメク」にリニューアルしました。
50代からの女性が前向きに明るく生きるための価値ある情報をお届けしています。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど、幅広い情報が満載です。
2018年には公式WEBサイト「ハルメクWEB」もオープン。健康で美しく、アクティブなセカンドライフを応援するコンテンツを毎日発信しています。
ハルメク7月号(6月10日発売)は、「心も暮らしもラクになる『気にしない』新習慣」の特集です。その他にも、「住まい、洗濯物、体臭・・・夏のニオイ対策 新常識」や「脳卒中、心筋梗塞にならない「血流力」を高める最新ケア」などもご紹介しています。
■シニア女性の64.5%がワクチン接種に不安を感じている。一方で82.0%が期待、92.1%が接種に積極的
⇒ワクチンに不安を感じている人は64.5%。その一方、ワクチンによる感染収束に期待する人は82.0%にのぼる。
⇒「既に接種した」「なるべく早く接種したい」「様子を見てから・効果や副反応が検証できてから接種したい」の合計は92.1%となり、9割以上が接種に積極的。
⇒不安の根源は、「副反応」と「効果の持続性」。
■長期化するコロナ禍の中でも、人とのつながりを希求
⇒現在心がけていることは、「人と会わないようにする」が昨年比で11.5ポイント上昇。「友達・同僚との連絡を電話やネットで行う」が23.5ポイント上昇。
⇒人と会うことの大切さを再認識する、新しいつながりを築くなど人間関係を見直す姿も見られる。
■ワクチンを接種したら、「気兼ねなくおしゃべりしたい」「離れている家族と会いたい」「遠出をしたい」
「外で美味しい食事をしたい」
⇒ワクチン接種したらしたいことでは、「友だちと気兼ねなくおしゃべりしたい」が59.4%でトップ。上記の項目はいずれも40%を超え、「マスクを外したい」の37.2%を上回る。
⇒さらに、コロナ収束後に再開したいのは、「旅行」、「友だちとのおしゃべり」。いずれも昨年よりも意向が高まっており、長期化する制約生活でニーズが増している。
⇒一方で、コロナが収束しても、「うがい・手洗い」「消毒・除菌」「免疫力を高める食材をとる」など、身についた生活習慣は続けようという意識も高い。
【調査背景】
女性誌部数No.1の「ハルメク」は、シニアのインサイトについて調査・分析を行っています。日本での新型コロナウイルス累計感染者数は79.7万となりました(6/30時点)。日本の総人口の0.6%が罹患したということになります。65歳以上の高齢者へのワクチン接種が日本各地で広がり、「1回目の接種を終えた人の割合」は56%を超えました(6月30日時点)。高齢者以外の企業や大学などでの職域接種も始まりました。長引くコロナ禍での生活。シニア女性のココロとカラダはこの1年でどう変化したのでしょうか。どのように向き合って暮らしているのでしょうか。これらを把握すべく、「新型コロナウイルス ワクチン接種に関する意識調査」を実施しました。
※調査主体の「(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所」所長への取材、コメント提供も可能です。
【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート
調査の対象:50~85歳の女性
有効回答数:471名
調査実施日:2021年6月4日~6月7日 ※一部の地域で緊急事態宣言下中に実施
調査主体 :(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」と明記をお願いいたします。
シニア女性の64.5%がワクチン接種に不安を感じている一方で82.0%が期待、92.1%が接種に積極的
・ワクチンに不安を感じている人は64.5%。その一方、ワクチンによる感染収束に期待する人は82.0%にのぼり、不安と期待が入り混じる。
・既に接種した人は14.9%(6月7日時点)。「なるべく早く接種したい」が52.2%、「様子を見てから・効果や副反応が検証できてから接種したい」が25.1%となり、9割以上が接種に積極的。
・ワクチンへの不安は「副反応が心配」が最も高く、次いで「いつまで効果が続くのか分からない」「将来的な身体への影響が分からない」など長期的な効果や影響を心配している。
長期化するコロナ禍の中でも、人とのつながりを希求
・現在心がけていることは、「情報に踊らされないようにする」、「部屋の換気をする」などの割合が高く、昨年と傾向は変わっていない。しかし、「人と会わないようにする」が昨年比で11.5ポイント上昇、「友達・同僚との連絡を電話やネットで行う」が23.5ポイント上昇、「家族との連絡を電話やネットで行う」が14.0ポイント上昇し、人とのリアルな接触が減少している。
・人との接触が制限されたことで、人と会うことの大切さを再認識したり、人間関係の煩わしさから解放される一方で孤独感を感じたり、新しいつながりを築いたりするなど人間関係を見直す姿も見られる。
注1:2020年調査の対象者は、50~85歳女性520名である。
■コロナ禍でのコミュニケーションの変化(抜粋)
50~85歳の女性(自由記述):471名
ワクチンを接種したら、「気兼ねなくおしゃべりしたい」「離れている家族と会いたい」「遠出をしたい」「外で美味しい食事をしたい」
・ワクチン接種したらしたいことでは、「友だちと気兼ねなくおしゃべりしたい」が59.4%でトップ。「遠出をしたい」「外で美味しい食事をしたい」「離れている家族・孫と会いたい」も40%を超え、「マスクを外したい」の37.2%を上回る。
・コロナ収束後に再開したいのは、「旅行」と「友だちとのおしゃべり」。いずれも昨年よりも意向が高まっており、長期化する制約生活でニーズが増している。「おしゃれ」も昨年度比で4.3ポイント上昇し、単に出かけたいという気持ちだけでなく、前向きな気持ちを高めたいという意識が見られる。
・一方で、コロナが収束しても、「うがい・手洗い」「消毒・除菌」「免疫力を高める食材をとる」「マスクの装着」などは続けたい意向が高い。コロナ禍で身についた生活様式や健康習慣が定着していくことが予想される。
■新型コロナウイルスが収束したら再開したいこと
50~85歳の女性(複数回答):471名
注1:2020年調査の対象者は、50~85歳女性363名である。
注2:2020年調査との差では、2020年から増加した項目を赤色、減少した項目を青色にした。
■新型コロナウイルス終息後も継続したいこと
50~85歳の女性(複数回答):471名
注1:2020年調査の対象者は、50~85歳女性363名である。
注2:2021年調査から取得している項目。
注3:2020年調査との差では、2020年から増加した項目を赤色、減少した項目を青色にした。
【専門家の見解】
ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江(うめづ ゆきえ)
2016年3月から現職。主に年間約900人の50歳以上のシニア女性を対象にインタビューや取材、ワークショップを実施
人とのつながることへの渇望が増している
『友達と会わなくなった分、自宅でゆったりした一人の時間を楽しむようになった。自分が本当に好きなものは何かとじっくりと考えるようになった。人の言葉に惑わされずに、自分がやりたいこと見たいことを優先するようになった。・・人付き合いのストレスがなくラクな反面、外の刺激があってこそ楽しかった日々も懐かしく、やはり誰かに会いたいと思ってくる。家族以外の人からの刺激が必要だと最後には感じている』
これは、神奈川県在住の70歳女性の自由記述。長期戦となっているコロナ禍の時々で変わる気持ちをストレートに表現しています。他にも、コミュニケーション不足に対する不安や人に会える希望・期待など、紹介しきれないほど、人とつながることへの大切さに関するコメントが多くみられました。
「全国の65歳以上の1回目のワクチン接種が5割超」というNewsを聞いてからは、長かった夜がいよいよ明けて、少し薄日が射した感覚があります。この夜が明ける感覚を反映しているかのように、60~85歳女性の6割が「ワクチンを接種したら、友達と気兼ねなくおしゃべりしたい」と答えています。人とのつながることへの渇望が増しているわけです。コロナが収まり、夜が明ければ、この世代のつながり消費は活気づくに違いありません。
■女性誌部数No.1! 50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「ハルメク」
1996年に50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「いきいき」として創刊。20周年を迎えた2016年5月号から、誌名を「ハルメク」にリニューアルしました。
50代からの女性が前向きに明るく生きるための価値ある情報をお届けしています。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど、幅広い情報が満載です。
2018年には公式WEBサイト「ハルメクWEB」もオープン。健康で美しく、アクティブなセカンドライフを応援するコンテンツを毎日発信しています。
誌面情報
ハルメク7月号(6月10日発売)は、「心も暮らしもラクになる『気にしない』新習慣」の特集です。その他にも、「住まい、洗濯物、体臭・・・夏のニオイ対策 新常識」や「脳卒中、心筋梗塞にならない「血流力」を高める最新ケア」などもご紹介しています。
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