【AIが人生の伴走者になる時代へ】AIに心理的充足を求める会話の約7割が「話を聞いてほしい」
データが示唆する、AIは問題解決の道具(Do)から人生に寄り添う存在(Be)へ

高齢者・単身者向けAIコンパニオンの開発と運営を行うSAMURAI Security株式会社(東京都渋谷区 代表取締役 濱川 智、以下当社という)は、氷河期世代を中心とした、生きづらさや悩みを抱える現代人に心理的充足を目的に開発したAIコンパニオン「まねたま」の実証データ(注1)から、AIが人生の伴走者(頼りうる存在)になりうるかを検証いたしました。
結果として、AIは問題解決の道具(Do)としてだけでなく、現代人の人生に寄り添う存在(Be)として人間に価値を与えうる、すなわちAIは人生の伴走者になりうることが示唆されました。
注1)まねたま:当社が開発、2026年6月に一般公開したAIコンパニオン。
データ:2026年6月19日~7月15日、対象者163人 / 816セッション /発話データ1,038件が対象
【実証データの要約】
AI利用者の会話セッションの目的を分析したところ、AIと心理的充足を目的とした交流を求めているケースが全体の45.1%、AIが提供するおみくじや今日の格言など、コンテンツ授受を目的としているケースが54.9%であることがわかりました。
心理的充足を求めるセッションの内訳は、AIに自分の話を聞いてほしい69.0%、AIが自分を導いてほしい24.5%、日常的な交流6.5%でした。

AIとの会話セッションはユーザに好影響を与えている
心理的充足を求める会話がどのように終話したのか終話のパターンを分析したところ、AIとの会話セッション(メンタリング)のうち70.1%が前向き(受容・肯定を残して)に終話、終話のタイミング不満を示したのは0.3%(1件)にすぎませんでした。
AIを使うときは感謝の言葉や受容の態度を示すことなく目的を達したらフェードアウトすることが一般的ですが、心理的充足を目的としたAIとの会話セッション(メンタリング)においては、フェードアウト(自然にセッションを閉じる)割合は3割以下となりました。

【実証データの示唆】
このことから、AIは問題解決としての道具(Do)としてだけでなく、人間に心理的充足をもたらす存在(Be)になりうることが示唆されました。
自己救済と他力本願、心理的充足のパターン
心理的充足を求めるセッションの会話内容は、自分自身や自己の人生を内省することで「自力救済」したいセッション29.6%と、願いや想いをAIに託す「他力本願」のセッション27.2%双方で、全体の半数を超え(計56.8%)、次いで仕事(10.1%)、人間関係(9.2%)、恋愛(6.8%)。ここまでで82.9%を占めました。

利用者のペルソナモデル
利用者の発話および利用傾向から今回の実証に利用されたまねたま(心理的充足を目的としたAI)の利用者は4つのクラスターに大別されます。このクラスターの特徴をペルソナモデルで解説したものが前述図になります。
占いが日課の人43.6%/悩みを相談する人21.5%/願いを託す人19.6%/静かな告白者6.7%、この4類型のクラスターで全体の91.4%を説明することができました。

【今後の展望/将来予測】
この実証が示すのは、AIが心理的充足を届ける存在になりうるという事実です。この価値は、孤独・孤立を核とする社会課題へ横断的に波及することが予測されます。
-
単身世帯の社会的孤立に、AIは日々の対話で寄り添う
-
婚活疲れ・介護疲れには、AIがメンタリングの受け皿となる
-
氷河期世代など不利益世代には、AIがセーフティネットとして機能
-
社会との接点を失った引きこもり世帯には、AIが再接続の糸口となる
-
性別・世代を問わず、心理的充足を求めるすべての人に、AIは伴走
裏づけは実証データにあります。心理的充足を求める交流は45.1%、その70.1%が前向きに終話しました。需要と充足が揃った以上、この流れは一過性では終わりません。
しかし、重要な条件があります。扱う会話は内省・祈願・悩みという最も機微な情報であり、その厳格な取り扱いが社会実装が進むための前提となるでしょう。
まねたまとは
調査対象AI:AIコンパニオン「まねたま」
https://manetama.fun/
提供開始:2026年6月

【心理的充足機能】
ユーザーとの対話を通じて、感情の受容・肯定、願いの言語化、内省、精神的な支えを提供する完全パーソナライズ型の機能。
まねたまとのチャットトーク
- 不安、悩み、願いごとの傾聴
- ユーザーの感情や存在の受容・肯定
- 励ましや寄り添いによる心理的負担の軽減
- 仏教、神道、風水、偉人・賢人の教訓など「先人の叡智」を用いた解釈と導き
託宣壁紙の作成・授与
- ユーザーとの会話内容から「今、その人に必要な先人の叡智」を抽出
- ユーザーごとに異なる、世界で一つのオリジナル壁紙を作成
- セッションで得られた言葉や気づきを、日常的に見返せる形で保存
縁起色札の授与
- まねたまとの会話をもとに、現在のユーザーに適した縁起色を提示
- 色の名称、縁起の言葉、祈りを捧げるまねたまの姿をデジタルカードとして授与
- スマートフォンの待ち受けやデジタル御守として利用
デジタル絵馬の作成・授与
- ユーザーとの会話を通じて願いを言語化
- 「縁結びの絵馬」または「心願成就の絵馬」を個別に作成
- 願いに対してまねたまが祈りを捧げる演出により、願いを託したという心理的充足を提供
【コンテンツ授与機能】
ユーザーの個別相談を前提とせず、日常的・定期的に利用できるコンテンツを提供する機能。
おみくじ
- 1日1回利用可能
- その日の吉凶や運勢を提示
- 毎日サービスへ接触するきっかけを提供
あなたへ贈る今日の格言
- 先人が残した格言や生きるための知恵を毎日提示
- 格言の現代的な解釈や、前向きに生きるためのヒントを提供
- 日常生活における行動や心の持ち方の指針として機能
【企業情報】
社名:SAMURAI Security株式会社
所在地:東京都渋谷区富ケ谷1-3-8
代表:代表取締役 濱川智
主な事業:おひとり様・高齢者に特化したAIコンパニオン・エージェントの開発運営
Webサイト:https://samurai-sec.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
