【教員向け研修】地域を旅するさとのば大学が教員対象とした越境体験プログラムを清澄白河で初開催決定
ローカル体験を通して得られる「越境体験の価値」を体感し、教員同士の交流を図る半日プログラム
地域を旅する大学 さとのば大学(運営:株式会社アスノオト 代表取締役:信岡良亮、所在地:東京都千代田区、以下当社)は、新しい学びのかたち作りに取り組む全国24の高校と高大連携協定を結び、学校の枠を超えてつながる教員や生徒のコミュニティ作り、学校での出張授業や講演などを行ってきました。この度、「旅」を起点にした学びづくりに積極的に取り組む高校と連携し、教員対象とした研修事業として、半日の越境体験プログラムを初開催いたします。
■学校現場でも注目される越境学習の価値
これからの私たちが生きる「VUCA」の時代は、答えのない不確実な世の中です。その中で、どうしたら持続可能な社会を創れるのか、一人ひとりが考え、それぞれの方法で「正解」にたどり着かなければいけません。
さとのば大学では、自分なりの「正解」の見つけ方を学び、仲間と共にほしい未来を創っていける未来共創人材の育成を目指し、日本全国の地域をキャンパスにしたプログラムを展開しています。知らない地域に飛び込んで暮らし・活動するなど、今までの日常とは異なる環境に身を置き活動する越境学習を通して、自分の価値観や軸を見つけ、不確実な世の中でも自分らしく生き抜く力を身につけていくことができます。
また、その体験版プログラムとして、毎年春・夏休み期間を中心とした学びの旅「Learning Journey」を開催してきました。
近年、このような「越境学習」が人材育成の手法としても注目を集めており、教育現場においてもこの価値に着目し、「旅」や「地域との交流」など越境学習プログラムを積極的に取り入れる学校が出てきています。
■開催の背景
一方で、「旅」や「越境学習」を積極的に取り入れる学校同士の交流機会は限られているのが現状で、さとのば大学が運営する高大連携コミュニティにおいても、教員同士のつながりや学び合いの場のニーズが高まっています。今回は、さとのば大学が高大連携協定を結ぶ高校を中心に、「越境学習や旅から得る学び」を大切にしている学校や教員同士をつなぎ、互いに学び合う機会として本研修を実施いたします。地域を体感するプログラムの体験のみならず、他校の教員との交流の時間を設け、越境学習設計のヒントを得られる機会とします。
■プログラム内容
本研修では、実際にまちあるきをするなど、教員という肩書きを一旦外し、一人の大人として旅から得られる学び、価値を体感します。また、実際に「越境学習」を実践する学校の教員によるトークセッションや対話型プログラムによって教員同士の交流も図ります。
【前半】
・ラーニングジャーニーで実践している事前学習のエッセンスを使って、地域に入る準備をします
・地域に入る視点を持ったら、いよいよ清澄白河エリアへ!
・まずは地域コーディネーターの伊藤薫さんから、清澄白河の人、文化、課題についてお話をききます
・実際に街を歩いて、地域のプレーヤーに会いに行きます
・会場に戻って、ジャーナリング。全員で気づきを共有します
【後半】
・旅する学校トークセッション
・オープンスペーステクノロジーという対話手法を使って、越境学習や学校での取り組みなどを対話していきます
■開催概要
開催日時 |
8月31日(土) 13:30-18:00 ※イベント終了後、任意参加の懇親会を予定 |
申込締切 |
8月26日(月) |
集合場所 |
NAGAYA 清澄白河駅前 (越前屋ビル 2F, 1丁目-8-3 三好 江東区 東京都 135-0022) |
参加費 |
2,500円(一般) |
定員 |
20名 (最少催行人数6名) |
対象者 |
教員、教育関係者 |
主宰 |
さとのば大学 |
■清澄白河について
東京駅から東へ約3km、地下鉄で8分。隅田川を越えると、緑の木々と水路が巡らされた深川・清澄白河に辿り着きます。都心にほど近い立地だけど、ローカルを感じる場所。ここにはまちを愛する人たちの豊かなライフスタイルがあります。
住宅地のなかに昔ながらの佇まいの商店街、古い寺院や小さな工場が入り混じり、アートギャラリーやブルーボトルコーヒーなどのコーヒー焙煎所、クラフト工房、ワイナリーなど個性豊かな専門店が点在しています。
まちの成り立ちは江戸時代。浮世絵、俳句、相撲、それに、水かけで知られる深川祭りや男装の麗人が闊歩する辰巳花街など、コミュニティでの交わりから新進気鋭のミックスカルチャーを生み出していくのは、土地のDNAかもしれません。
■コーディネーター
●地域コーディネーター
伊藤 薫
株式会社イールー代表。現在は糸魚川と東京の東京の二拠点生活。コミュニティを旅する体験プログラムTreckTreck、くらしの不思議を探るSTEAM学習体験プログラムTinkeringBase、糸魚川市・駅北広場キターレ運営など。旅・教育・まちづくりに関わる企画を運営。旅人と地域の営みをつなぎ、双方のくらしを豊かにすることを目指す
●プログラムコーディネーター
岡 佑夏
さとのば大学 高大連携ディレクター
島根県出身、在住。公立高校在学時に、ハイテックハイへ交換留学。
ハイテックハイでの経験から、「いつか日本にもこんな学校を創りたい」と教育への興味を抱く。オルタナティブスクール(高校)の立ち上げ・運営を経験。私立公立を問わず、さまざまな学校のカリキュラム作成や教員伴走に携わっている。さとのば大学では、先進的な学校をつなぐ高大連携ディレクターを担当。
■地域を旅する大学「さとのば大学」について<https://satonova.org/>
日本全国4つの地域に1年ずつ暮らしながら、自分で立てたテーマに現地の人々と共に取り組む「プロジェクト学習」と、地域共創領域のトップランナーである講師陣や在校生と学び合う「オンライン学習」を行き来しながら学ぶ、新しいスタイルの大学。自らのプロジェクトを軸に学びを展開する「プロジェクト・センタード・アプローチ」を通して、「自分らしく社会と関わり、仲間と共にほしい未来を自分たちの手で創る」ことができる未来共創人材の育成をめざす。
2019年に社会人向けの市民カレッジとして設立し、2021年からは通信制大学とのダブルスクールで学士の取得を目指せる四年制プログラムもスタート。先進的で特色のある地域づくりを行っている15の地域と連携しながら、多彩な学びの環境づくりを進めている。現在、4年制の「旅する大学コース」の他、10か月の「ギャップイヤーコース」、地域おこし協力隊などを主対象とした「マイフィールドコース」(オンライン講義のみ)を展開。
◎連携地域
北海道名寄市、秋田県五城目町、宮城県女川町、福島県南相馬市、石川県加賀市、石川県七尾市、埼玉県横瀬町、長野県長野市、岐阜県郡上市、京都府内各地、島根県海士町、岡山県西粟倉村、徳島県三好市、宮崎県新富町、鹿児島県枕崎市(2024年7月時点)
◎メディア掲載
・朝日新聞 教育面連載記事(2024/07)
「さとのば大学で旅して学ぶ」
https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=2148&iref=com_matome
・BS-TBS「Style2030賢者が映す未来」(2024/03)
「地域と学生の学び合いで地域活性化を実現させる」
■株式会社アスノオトについて<http://asunooto.co.jp/>
島根県海士町での活動で知られる株式会社風と土と(旧:株式会社巡の環)の共同創業者である信岡良亮が、地域と都市の新しい関係作りのために 2015 年に創業。 都市と地方、経営者と従業員、生産者と消費者といった対立関係を協働関係に変える相互理解支援を、企業研修を通じて行ってきました。現在は地域を巡り仲間と共に学び合う「さとのば大学」を主催、運営しています。
会社名: 株式会社アスノオト(英文社名:asunooto.co.,ltd.)
設 立: 2015年5月22日
資本金: 3,200,000円
代表者: 代表取締役 信岡 良亮
所在地: 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21
事業内容: 人材育成・教育事業ICTを含めたコミュニケーション・コンサルティング都市と地方、経営者と従業員、生産者と消費者といった対立関係を恊働関係に変える相互理解支援
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