サカイ引越センター×近畿大学文芸学部全国を走るトラックのラッピングデザインを共同研究

産学連携の共同研究活動として、全国を走るサカイ引越センターのトラックのラッピングデザインを行い、近畿大学東大阪キャンパスでお披露目会を開催

株式会社サカイ引越センター

2025年4月24日 10時00分

株式会社サカイ引越センター（大阪府堺市：代表取締役社長田島哲康）は、近畿大学文芸学部（大阪府東大阪市）芸術学科造形芸術専攻教授　安起瑩ゼミでグラフィックアートを学ぶ学生と、産学連携の共同研究活動として、全国を走るサカイ引越センターのトラックのラッピングデザインを行い、4月17日、近畿大学東大阪キャンパスでお披露目会を開催しました。

2023年12月から学生とワークショップを開始し、サカイ引越センターのイメージや課題感についてディスカッションを行ってきました。サカイ引越センターの本社・研修ハウスに学生を招待し、引越の技術を実際に体験し、企業研究を深めラッピングデザインを考えていただきました。このラッピングデザインは、３台のトラックに施され、全国を走ります。

サカイ引越センターは学生との共同研究から、新しいビジネスモデルの構築に取り組んでいくとともに、学生のビジネススキルの向上にも寄与して参ります。

近畿大学文芸学部生のスピーチ（一部抜粋）

●廣垣星さん(デザインを作成)

昨年の5月にサカイ引越センターの本社にトラックを見に行き、仕事内容などを知ることができました。実際に”まごころ”がこもった姿にとても感動しました。そしてそんなサカイ引越センターを利用する人たちとつなぐことができるようなデザインにしたいと思い、このデザインを考えました。このトラックを見た人たちが少しでも明るい気持ちや楽しい気持ちになってもらえるように願っています。

●中川陽太さん（プレゼン・ＳＮＳキャンペーンの起案）

廣垣さんのデザインをプレゼンさせていただいた中で、SNSを活用し、拡散することでサカイ引越センターのイメージを新しく持ってもらうということを提案しました。実際にトラックの写真をSNSにポストすることでクーポンがもらえるキャンペーンをサカイ引越センターに行っていただけたので、本当に嬉しく思っています。

●勝又麗奈さん（共同研究に参加）

学生のうちに企業の方と一緒に連携して、一つのものを作り上げるのは、なかなか大学生では当たり前にできることではないと感じました。サカイ引越センターの学生に対する姿勢や、プロジェクトに対して協力してくださる姿があり、自分たちももっと妥協せずに頑張ろうと思いました。こういった経験はすごく自分にとってとても良い経験だと思いました。

株式会社サカイ引越センター大庭康広執行役員の挨拶（一部抜粋）

完成したラッピングトラックを拝見し、すごく感動しました。単なる課題製作ではなく、近畿大学が掲げる実学教育（実際に社会に役立つ教育）の集大成になったのではないでしょうか。

　このプロジェクトは約１年半前に、「デザインの力でサカイ引越センターのイメージを変えて欲しい」と、安教授に依頼したことからスタートしました。ワークショップで当社の企業理念や、ビジョンに触れていただき、昨年の５月には本社訪問での企業研究や引越体験を通じて、企業のリアルを体感し、そこに“デザインの力”をどう活かせるのか、ゼミや授業の枠を超えて考え抜いてくれました。

　デザイン発表会では、毎回、皆さんのアイデアに驚かされました。ただ可愛いだけではない、社会とのつながりや、見る人に与えるインパクトを意識した提案。特に“パンダと近大マグロの融合”なんて、もう近大生にしか思いつかない、遊び心と挑戦心がつまったデザインですね。そして、社内投票ではなんと1,100票以上の中から選ばれ、ついに今日、実際のトラックとして街を走りました。全力で取り組んでくれた学生の皆さん、本当にありがとうございました。