株式会社クラウドワークス、予算管理クラウド「Workday Adaptive Planning」の採用を発表 - 業績管理を効率化し、組織の成長を加速
業績予測の精度向上と業務プロセスの最適化を実現
プレスリリースの概要
株式会社クラウドワークスは、Shearwater Japan株式会社が導入支援するWorkday Adaptive Planningを採用し、業績管理プロセスの最適化を図ることを発表します。
このシステムは、事業部レベルでのダッシュボード作成を可能にし、クラウドERPであるOracle NetSuiteとのスムーズな連携を実現します。
※株式会社クラウドワークス(以下、クラウドワークス)
※Shearwater Japan株式会社(以下、Shearwater)
予算管理をデジタル化する目的
クラウドワークスは、これまでスプレッドシートを主体とした業績管理を行っていましたが、エラーの発生やデータ集計構造の複雑化による課題が顕著になっていました。
予算管理クラウドシステムであるWorkday Adaptive Planningの導入により、これらの問題を解消。効率的な業績管理を実現し、迅速かつ正確なビジネスの意思決定を促します。
※Workday Adaptive Planning(提供元、ワークデイ株式会社)
予算管理クラウドの選定基準
①クラウドERPであるOracle NetSuiteとのスムーズな連携
現在使用しているクラウドERPと(API連携などの開発無しに)連携ができ、予算管理システム上に早期に実績が反映できる点が評価したポイントです。
予算と実績が乖離した場合、原因を早期に把握できることで、目標達成に向けた施策を迅速に行い、業績改善のスピード化が図れます。
<Netsuiteへのドリルダウンイメージ>
②事業部でダッシュボードの作成が可能
<ダッシュボードイメージ>
クラウドワークスは現在、主力のフリーランスマッチング事業に加え、法人向けのSaaS事業や新事業の開発など、複数の事業を行っており、今後も事業のさらなる多角化を予定しております。
Wokday Adaptive PlanningのセルフBI(※)機能により、事業部側で独自にダッシュボードを設定・編集を行うことができ、毎月の業績の進捗率の確認や業績予測を本社の経営企画部の作業を待たずに確認できるようになり、事業部内のPDCAサイクルのスピードを上げることができます。
※セルフBI(Business Inteligence):ユーザ自身でBIツールを設定すること
また、業務が本社依存にならなくなることで、経営企画部は財務的な観点による戦略策定や全社へのインパクトの大きい仕事により集中することができます。
③複数システムとの連携機能による、意思決定情報の一元化
ERPであるNetSuiteに加え、salesforceとのデータ連携(※)を通じて、業績予測の関連情報を一元化し、業績予測の根拠となる情報やIR、KPI情報を集約し、見通し精度の向上を図ります。
※salesforceとのデータ連携でも、APIのプログラム記述、開発は行いません
(API:Application Programming Interface)
<データ連携のイメージ>
今後の展望
今後は全社的なKPIから、各事業部のKPIへ連動する仕組みへの段階的な構築を計画しています。
データ集計の効率化、早期化を終わらせた次のステップとして、中長期の経営計画の目標達成に向けた、生産性の高い予実管理を行い、企業ミッションである「個のためのインフラになる」という企業ビジョンの実現へ向けさらなる成長を続けていく予定です。
Workday Adaptive Planningとは
Workday Adaptive PlanningはGoogleやsalesforce、Microsoftといったグローバル企業でも採用されている、6,500社以上の導入実績がある予算管理クラウドシステムです。
予算編成や月次見通しといった、将来の業績予測を管理するツールは以前から存在しています。
ですが、それらは大手のIT企業が開発したツールしかなく、機能を多く有しているものの、財務部や経営企画部といったコーポレート部門だけで運用が簡単に行えるものではありませんでした。
組織変更や帳票編集にプログラミング操作が必要なツールしかなく、運用負荷が高いために、ファイナンス部門が本来やりたいと思っている財務分析や業績シミュレーションに注力できない企業が数多くいることを知り、当時CFO(Chief Financial Officer:最高財務責任者)だったロバート・S・ハルがシリコンバレーで開発したノン-プログラミング製品がWorkday Adaptive Planningです。
2023年にはGartnerから、Financail Planning Software部門において「リーダー製品」と評価されております。
<関連情報>
・2023年に顧客評価でWorkday Adaptive Planningが表彰(PRtimes)
・salesforceの米国本社が予算管理にWorkday Adaptive Planningを採用(ユーザ動画)
https://shearwaterjapan.com/blog/salesforce_cpm
・スプレッドシートを提供するGoogleの米国本社が管理会計にWorkday Adaptive Planningを採用
https://shearwaterjapan.com/blog/google
・エクセルを提供するマイクロソフトの米国本社が管理会計にWorkday Adaptive Planningを採用
https://shearwaterjapan.com/blog/microsoft
Shearwater Japan株式会社について
Shearwater Japanは日本企業の成長をクラウドサービスを通して支援しております。
2023年の活動実績から、shearwaterはworkdayよりアワードを獲得しております。
Shearwater Japanのこれまでのアワード>>
https://shearwaterjapan.com/awards-and-certifications
<参考プロジェクト>
・「niko and …」など、複数ブランドを展開するアダストリア様の海外進出を支援[ダウンロード資料]
https://shearwaterjapan.com/whitepaper/adastria
・Oracle ERPユーザが予算管理ツールとしてWorkday Adaptive Planningを採用(ユーザ解説動画)
https://shearwaterjapan.com/blog/oracle_budget
・SAPと管理会計クラウドシステムを連携した上場事例
https://shearwaterjapan.com/blog/sap_budget
・freeeユーザが予実管理システムにWorkday Adaptive Planningを採用(上場企業)
https://shearwaterjapan.com/blog/freee_budget
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