日本電気硝子の超薄板ガラス「Dinorex UTG®」がモトローラの折りたたみスマートフォン「motorola razr 60シリーズ」に採用
日本電気硝子株式会社(本社:滋賀県大津市 社長:岸本暁)が製造する化学強化専用超薄板ガラス「Dinorex UTG®」が、2025年4月24日に発表されたモトローラ・モビリティ(以下、モトローラ)の新型折りたたみスマートフォン「motorola razr 60シリーズ」に採用されました。
「Dinorex UTG®」は、2024年モデルの「motorola razr 50シリーズ」にも採用されており、その品質と信頼性が評価され、2025年モデルでも継続採用されることとなりました。

■「Dinorex UTG®」について
「Dinorex UTG®」は、折りたたみスマートフォンなどのフレキシブルデバイス※向けに開発された、化学強化専用超薄板ガラスです。液晶・有機ELテレビなどのディスプレイ用ガラスで培ってきた成形技術を応用し、以下の特長を実現しています。
※曲げたり折りたたんだりできる柔軟性をもった電子部品やその構成部品の総称
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高い表面平滑性と板厚の均一性
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直径3mm以下(R1.5)でも折り曲げ可能な卓越した曲げ特性
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繰り返しの折りたたみに耐える高い信頼性
これらにより、デバイス本来のフレキシブル性を損なうことなく、高精度な表示品質と傷や衝撃に対する高い耐性を確保。「Dinorex UTG®」は、折りたたみスマートフォンなど、次世代モバイルデバイスに不可欠な高機能材料として、世界中で注目を集めています。

当社は、特殊ガラスのリーディングカンパニーとして、高品質なガラスを生産・供給し、ディスプレイ産業の発展に貢献しています。また、透明導電膜、反射防止膜などの成膜技術を生かした製品開発にも積極的に取り組んでいます。今後も大型、薄型・フレキシブル化、高機能薄膜など、さまざまなニーズに応えるモノづくりを通して、社会に新たな価値を提供してまいります。
■ 「motorola razr 60シリーズ」について
「motorola razr 60シリーズ」は、モトローラが販売する折りたたみスマートフォンです。本体側面には、専用ボタンが設置され、モトローラ独自のAI機能「moto ai」にワンタッチでアクセス可能。画面に表示されている内容に応じて、最適な行動の提案やプレイリストの推薦など、ユーザー体験をよりスマートにサポートします。
また、折りたたみ(ヒンジ)部分には、業界最高レベルの防塵・防水性能を採用。チリやホコリの侵入による故障リスクを抑え、多くのメーカーが苦戦する耐久性の課題をクリアし、安心して長期間使用できる設計となっています。
「motorola razr 60シリーズ」についての詳細 :こちら
[会社概要]
日本電気硝子株式会社は、滋賀県大津市に本社を置く、世界トップクラスの特殊ガラスメーカーです。新たな機能を生み出す特殊ガラスは、板や管、糸、粉末などさまざまな製品に姿を変え、半導体やディスプレイ、自動車、電子機器、医療、エネルギーなど多岐にわたる分野で活躍しています。当社が70年以上の歴史の中で磨き上げてきた技術と実績により開発された特殊ガラスは、暮らしのあたりまえから産業の最先端まで、幅広い分野で高い評価を受けています。
会社名 :日本電気硝子株式会社
本社 :〒520-8639 滋賀県大津市晴嵐二丁目7番1号
代表者 :代表取締役 社長 岸本 暁
創立 :1949年12月
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