旭化成、バイオマス由来原料によるANを生産へ
東西石油化学にてアジアのANメーカー初となるISCC PLUS認証を取得
旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅、以下「当社」)は、当社の100%子会社である韓国の東西石油化学株式会社(Tongsuh Petrochemical Corp., Ltd.、以下「東西石油化学」)が生産するアクリロニトリル(以下「AN」)について、昨年10月21日に、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証※1を取得し、本年2月以降、バイオマスプロピレンを用いたANの生産を開始予定であることを、お知らせいたします。
- 背景
また昨今では、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、化石燃料由来の製品チェーン全体のCO2削減の取り組みが活発化しており、ANのお客さまにおいてもCO2排出量が少ないANを使用した製品を製造し、GHG排出量の削減に貢献したいというニーズが高まってきています。
- 取り組みの内容
- 今後の取り組み
※1:ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)とは持続可能性および炭素に関する国際認証であり、ISCC PLUSはEU域外で生産され全世界に販売される主にバイオベースや再生由来等の原料について、サプライチェーン上で管理・担保する認証制度です。
※2:マスバランス方式とは、バイオマス原料等と化石燃料由来の原料を混合供給し製品を製造した際に、投入したバイオマス原料等の割合に応じて、製品(バイオマスAN)の生産量を割り当てるもので、ISCC PLUSシステム文書に定められ、認められた管理手法です。
■旭化成グループのサステナビリティについて
https://www.asahi-kasei.com/jp/sustainability/
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