腕時計型睡眠計測「アクティグラフセンサ ACCEL ATRIA」の医療機器登録完了
東京大学医学部発のメディカルスリープテックのアクセルスターズ
【医療機器としての製造販売届出の背景】
「アクティグラフセンサ ACCEL ATRIA」は、加速度センサーによって体動を検出する機能を有しており、睡眠障害の評価に用いることができる医療機器です。また、「ACCEL Stars Analytics Platform ベータ版」(通称ASAP)を組み合わせることで、加速度センサーのデータをもとにアルゴリズムによって高精度な睡眠・覚醒リズムを測定することができます。ACCELStarsは、2020年8月の創業後、R&Dを行い、非医療機器として「ACCEL POLARIS」を開発。その後、2023年6月より本件の開発に着手し、本日、届出完了となりました。病院や自宅等あらゆる場所で簡便に測定が可能で、体動の測定データにより睡眠障害の評価にご活用いただけます。
届出日:2024年1月31日
一般的名称:体動センサ
販売名:アクティグラフセンサ ACCEL ATRIA
製造販売届出番号:4082K10040000001
画像は実際の納入予定機器より変更する場合があります。
「ACCEL ATRIA」は商標登録中です。
医療機関等へのご提供の際には、2023年9月13日に当社から発表済の「ACCEL Stars Analytics Platform ベータ版」(通称ASAP)も同時にご案内いたします。
ACCEL ATRIAに対応予定。
ACCELStars代表取締役・宮原よりコメント
「弊社で提供している睡眠測定サービスSLEEP COMPASSは、睡眠時無呼吸症候群・不眠症・うつ病のスクリーニングと受診勧奨が可能ですが、ACCEL ATRIAにより、医療機器での精度の高い睡眠測定ができるようになります。今後も引き続き、企業や自治体の健康施策を推進している方々、保険者の保健事業を推進している方々に貢献していきたいと思っております。」
【株式会社ACCELStars概要】
ACCELStarsは、「睡眠を解明し、新たな医療を創造する」というビジョンのもと、2020年8月に東京大学医学部教授の上田泰己が会社を設立いたしました。精神疾患・神経変性疾患・発達障害は、睡眠障害を併発する疾患であり、これらの疾患の治療サポートサービスの提供をいたします。日本国内のみならず世界的に睡眠への関心が高いにもかかわらず、現在提供されている睡眠測定サービスは、医療へ活用するには睡眠と覚醒の検知精度が低いという課題があります。そこで、弊社創業者兼取締役CTOの上田を中心に開発した睡眠測定技術は簡易であり、でも信頼性の高いものです。アルゴリズムによって、医療業界を中心に提供していきます。具体的な事業としては、健康診断への睡眠測定の導入や、製薬企業と協業した新たな医療の開発を行ってまいります。すでに2022年に国際規格に則った情報セキュリティを構築し、ISMS認証を取得しております。
【会社概要】
株式会社ACCELStars(アクセルスターズ)
代表取締役 宮原 禎
設立日:2020 年 8 月 28日
本社所在地:〒839-0864 福岡県久留米市百年公園1-1
東京オフィス:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1東京大学アントレプレナープラザ205
HP:https://www.accelstars.com/
宮原 禎(代表取締役 CEO)
リクルート(現リクルートホールディングス)でソフトウェア開発・事業開発に従事した後、会社経営を複数社経験。2015年からヘルスデータ・プラットフォーム社の立ち上げを行い、CEOとして現在、日本最大級のPHRサービスをゼロから成長をさせた。JMDCへ事業統合の後はグループの新規事業、マーケティングの責任者として、米国Fitbit社との独占提携を指揮。JMDC在籍当時から、睡眠領域へ興味を持ち、上田との出会いから2021年5月より現職。群馬県高崎市出身。
上田 泰己(創業者 / 取締役 CTO)
2004年、東京大学大学院医学系研究科修了。03年から理化学研究所チームリーダー等を経て13年より東京大学大学院医学系研究科教授。現在、東京大学大学院情報理工学研究科教授等を兼務。専門はシステムズ薬理学・睡眠。福岡県福岡市出身。
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