35回目を迎えた研究助成事業 2024年度は51名の小児医学研究者に交付決定
小児医学・医療・保健の発展のため、小児医学研究者への研究助成や小児医学を志す医学生への奨学金給付などを行う公益財団法人川野小児医学奨学財団(所在地:埼玉県川越市、理事長:川野幸夫/株式会社ヤオコー代表取締役会長)は、2024年度研究助成として、51名の小児医学研究者に総額7,444万円を交付することを5月21日に決定いたしました。研究助成事業は今年度で35回目となり、2023年度までで受給者は合計700人以上、助成総額は10億円を超えました。今後も小児医療の発展のために支援を続けてまいります。
<研究助成事業について> https://kawanozaidan.or.jp/research_support/
当財団では、小児疾患の原因究明・治療・予防などに関する研究の発展を支援するため、1990年から小児医学研究者に対して助成金の交付を行っています。2007年には、若手研究者の活躍を後押しするために40歳以下の研究者を対象とする若手枠も設けました。交付金額は一般枠1人300万円、若手枠1人100万円を上限としています。
●2024年度研究助成受給者
<一般枠 25名>
<若手枠 26名>
●交付実績
小児医学・医療に関する研究の幅が広がり続けているとともに、年々研究費の獲得が難しくなっていることもあり、事業開始から現在に至るまで、応募者数、受給者数は増え続けています。2023年度までで、交付した人数はのべ700件以上、総額は10億円を超えました。
●過去受給者からの声
少子化が社会問題として取り上げられる時代になりましたが、安心して子どもを育成できる環境作りをしていくうえでも小児科に求められることは多いと思います。小児研究への厚いサポートがあることは、小児科の魅力を高める上でも重要だと考えています。長年にわたる支援に感謝いたします。(2023年度研究助成受給者)
小児科の研究分野は細分化されておりますが、他科との競合もあるなか研究費の獲得は容易ではありません。貴財団のような小児に特化した研究助成は大変貴重であり、今後も継続いただけることを切に望みます。この度は誠に有難うございました。(2022年度研究助成受給者)
●助成研究成果発表会について
研究者同士のつながりや、今後の研究に役立つアイディアを生み出す機会をつくるため、毎年3月に一般枠の助成金受給者による研究成果発表会を開催しています。各研究者の研究の目的や意義、成果の発表が行われるほか、発表会後には懇親会が行われ、毎回多くの方が出席されます。
2024年度は2025年3月1日(土)にアルカディア市ヶ谷で実施予定です。
<財団概要>
財団名:公益財団法人川野小児医学奨学財団(〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-10-1)
理事長:川野 幸夫(株式会社ヤオコー 代表取締役会長)
設立:1989年12月25日(行政庁 内閣府)
URL:https://kawanozaidan.or.jp/
TEL:049-247-1717
Mail:info@kawanozaidan.or.jp
事業内容:研究助成/奨学金給付/小児医学川野賞/医学会助成/小児医療施設支援/ドクターによる出前セミナー
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