見過ごされる地球の声をアートで可視化！　リサイクルプラスチックで描く持続可能なデザインで、環境への視野を広げるアート展開催

株式会社REMAREが展開する「Structure Survive」、環境への無関心を問いかける企画展示「Tunnel Vision（トンネルビジョン）」を開催

株式会社REMARE（本社：三重県鳥羽市、代表取締役：間瀬 雅介、以下REMARE）が展開する「Structure Survive」は、2024年12月14日（木）から12月18日（月）の5日間、愛知県名古屋市・24PILLARSにて、企画展示「Tunnel Vision（トンネルビジョン）」を開催いたします。

この展示は、私たちが日常生活に追われる中で、見落としがちな環境問題に光を当て、来場者が環境への意識を自然に広げていくことを目的としています。

「Tunnel Vision」という言葉には、「トンネルの中にいるように視野が狭くなり、特定のことにしか集中できなくなる状態」という意味があります。今回の展示では、地球規模の環境課題が視野の外に追いやられがちな現代社会に問いかけ、私たちが立ち止まって考えるきっかけを提供します。

イベントコンセプト

現代の社会では、私たちの日常は仕事に追われ、楽しいコンテンツで消費され、地球が発する「SOS」に耳を傾ける余裕を失いつつあります。情報が氾濫する時代だからこそ、私たちは、見えているようで見えていない「未来の地球」について立ち止まり、考える時間が必要です。

「Tunnel Vision」で提供する体験

「Tunnel Vision」は、私たちが日々見過ごしている環境課題に対し、デザインとアートを通じて新たな視点を提供する場です。企業由来の複合プラスチックを活用した家具や雑貨、インスタレーション作品を通して、日常生活の中で環境に配慮した選択を考えるきっかけを提供します。

コンテンツ詳細

◾️Structure Surviveのストーリーパネル展示
〜環境に配慮した素材とその背景を知る〜

企業活動から排出される複合プラスチックをどのように再利用し、木材や石材に代わる新しい素材として生まれ変わらせるのか、そのプロセスをパネルと空間演出を通じて紹介します。

◾️HOME ECONOMICS EXPERIMENTとのコラボレーション
〜リサイクル素材が生み出す新しいデザインと価値〜

アートユニット「HOME ECONOMICS EXPERIMENT」との特別コラボレーションでは、Structure Surviveの素材を活用した家具シリーズを展示・販売します。

HOME ECONOMICS EXPERIMENTは、「一つの要素を多角的に分析し、視覚化する手法で新しい価値を生み出す」というコンセプトでアート活動を行っています。

今回のコラボレーションでは、リサイクルプラスチックの素材そのものの魅力と、アートとしての新たな価値を体感していただけます。

展示／販売作品：椅子、スツール、テーブルなどの家具類

◾️Good Day Mateとのコラボスピーカー展示
〜サスティナビリティと音楽が融合する新しい体験〜

Good Day Mateとのコラボレーションで制作されたスピーカーも展示されます。
リサイクルプラスチックが持つ独特な質感と、そうした要素がもたらすユニークな音楽体験が融合した、新進気鋭のインテリアアイテムが、空間を彩ります。

◾️未来の記録媒体としての「石盤」：Rethoglyph展示

古代文明が石板に記録を刻んだように、Structure Surviveは、未来の情報を刻む新たな「石盤」型媒体を制作しました。

廃棄プラスチックから生まれるこの石板は、記録としての役割に加え、アート作品やインテリアアイテムとしても機能します。
古代の「Lithoglyph（リトグリフ）」に倣い、持続可能な未来に向けた「Rethoglyph（未来の石盤）」として、新たな価値を創出します。

Structure Surviveについて

「STRUCTURE SURVIVE」は、プラスチック再生材メーカー、REMAREの事業から派生したプロジェクトです。

REMAREは、廃材となった海洋プラスチック・複合プラスチックを素材に、マテリアルリサイクルを行って板材を作り、建材や内装材を中心としたプロダクトを製造しています。

REMAREで用いる複合プラスチック素材は、主に企業由来の廃材です。自社内で、素材の回収・洗浄・粉砕・成形・加工・商品製造までを一貫して行うことにより、scope3におけるGHGの削減にも貢献しています。

しかし、そうしたサステナビリティを謳うREMAREの事業の中でも、製品製造の過程で、端材が生まれます。

「STRUCTURE SURVIVE」は、REMAREのそうした端材をさらに活用し、美しいインテリアアイテムに昇華させることを目的として立ち上げられました。

デザイナーや造作家具職人と連携して、通常であれば廃棄されるはずの素材に新たな命を吹き込み、現代のライフスタイルに合った美しいデザインアイテムを提供しています。
（※今回は、さらにファッションアイテムとしてのスウェットなどの展示販売も行います。）

会場提供：DaLa mokkoが創り出す「24PILLARS」という場

今回の「Tunnel Vision」の舞台となるのは、名古屋市に位置するクリエイティブスペース「24PILLARS」。この空間を提供しているのが、DaLa mokko（ダラモツコ）です。

職人技とオーダーメイドの精神を紡ぐ DaLa mokko

名古屋に拠点を置くDaLa mokkoは、一点物のオーダーメイド家具や什器の製作を得意とする木工所です。店舗什器や住宅の造作家具など、複雑で独自性の高い製品を手掛ける一方、曲線形状や変形家具といった“ややこしいもの”に挑戦することを楽しむ職人たちが集まっています。

DaLa mokkoは、すべてを人力で仕上げることにこだわり、依頼者の要望に応じた完全カスタムの製品を一から設計・製作します。打合せから設置・検査までを一貫して対応し、量産品にはない丁寧な仕上がりと、職人ならではの精度を実現しています。

DaLa mokkoが運営する24PILLARSは、ものづくりに携わるアーティストやデザイナーが集う、新たなアイデアと価値を生み出す場として活用されています。

今回の展示空間を提供するDaLa mokkoと、展示を主催するStructure Survive、それぞれのクリエイティブな挑戦と、持続可能な未来への提案の体現として、「Tunnel Vision」は開催されます。

職人技とサステナビリティが融合する空間で、環境課題に向き合いながら、新たな価値観と未来への可能性を提示する企画展示「Tunnel Vision」。

この場に集い、場を作り上げるそれぞれのクリエイターたちの情熱と叡智の結晶としての、環境問題が謳われて久しい地球における「これからの生活の在り方」への提案に、ぜひ耳、目、そして体全体を傾けにいらしてください。

イベント概要

■ Tunnel Vision － 無関心の向こう側を見つめて

• 開催期間：2024年12月14日（木）～12月18日（月）

• 会場：24PILLARS（愛知県名古屋市中区金山3-4-16）

• 開催時間：11:00 ～ 18:00
  ※初日14日は18:00からオープニングレセプションを開催（23:00終了予定）
  初日は、オープニングレセプションを開催いたします。名古屋を拠点とするDJ陣による音楽と共に、展示空間をラウンジ形式で楽しんでいただくことができます。

• 入場料：無料（14日のみワンドリンク制）

お問い合わせ先

STRUCTURE SURVIVE

公式サイト
https://structuresurvive.myshopify.com/

公式Instagram
https://www.instagram.com/structure_survive/

株式会社REMARE

【会社概要】

代表取締役：間瀬 雅介（ませ ただすけ）
住所: 三重県鳥羽市鳥羽5-2-14
電話番号: 080-4606-1181

webサイト: https://remare.jp
メール: [e-mail]

【お問い合わせフォーム】
URL：https://remare.jp/contact