私たちの「未来の暮らしを考える」!~URひと・まち・くらしシンポジウム(UR技術・研究報告会)を開催~ 大阪会場:10/16阪急うめだホール(梅田)
独立行政法人都市再生機構(UR)は、「未来の暮らしを考える―次の時代の暮らしとまちづくり―」をテーマとしたシンポジウムを、10月16日(火)に阪急うめだホールにて開催いたします。
URでは、「URひと・まち・くらしシンポジウム(UR技術・研究報告会)」を毎年開催しています。有識者をお招きした講演や、URが取組む事業・技術研究の報告等を通じて、社会的課題を踏まえたこれからの時代のまちづくりや、新たな暮らし方などを考えます。
今年度は、技術革新やライフスタイルの多様化による暮らし方の変化に着目し、これからの暮らしやまちづくりがどのように変化していくのか「未来の暮らしを考える」をテーマに開催いたします。
<シンポジウム(大阪会場)開催概要>
1 日時:平成30年10月16日(火) 13:00~18:15(開場12:30)
2 会場:阪急うめだホール(大阪府大阪市北区角田町8-7(阪急百貨店うめだ本店)、定員408名)
3 テーマ:「未来の暮らしを考える ―次の時代の暮らしとまちづくり―」
4 開催プログラム:「プログラム詳細」をご参照ください。
5 申込方法:ホームページより事前にお申し込みください。※入場料無料
10月12日(金)事前参加申し込み〆切
6 ホームページ:https://www.ur-net.go.jp/rd/houkokukai/
7 CPD認定:本シンポジウムは都市計画CPD認定を受けております。
※認定可能団体や申請方法等につきましては、本シンポジウムのホームページ及び
建設系CPD協議会のホームページ等でご確認ください。
8 その他:国土交通省の住生活月間(10月)の取組みの一環として開催するものです。
なお、東京でも、10月23日(火)に日経ホールにてシンポジウムを開催いたします。
(詳細は、「【参考】東京会場の開催概要」をご参照ください)
■プログラム詳細
(1)特別プログラム(13:10~14:30)
「コミュニティとテクノロジーが織りなす『なつかしい未来』―「自立」と「共生」の両立とは―」
様々なアプローチによって「暮らしの場」づくりに取組まれる甲斐氏に、「コミュニティ」と「テクノロジー」、それぞれを相反させず両立させることで生まれる可能性に焦点を当て、未来の暮らしについてご講演いただきます。
◎登壇者 甲斐 徹郎氏(株式会社チームネット 代表取締役/建築・まちづくりプロデューサー)
(2)UR事業報告・研究報告(14:35~16:50)
URが取組む事業及び研究の全7課題について、UR職員よりご報告いたします。
・課題1 住まいの再建、くらしの再建 ―東日本大震災災害公営住宅におけるコミュニティ形成に向けてー
・課題2 虎ノ門周辺の未来を創る ―国際競争力強化に向けた都心部のまちづくり―
・課題3 SNSアプリと連携した団地・街を元気にする仕組みづくり
―千葉県八千代エリアにおけるコミュニティ形成の取組み―
・課題4 日本の都市開発ノウハウを世界へ ―日本企業による都市開発・不動産開発の海外展開を支援する―
・課題5 環境配慮に関する取組み ―環境にやさしいまちと住まいづくり―
・課題6 グリーンインフラを活用したまちづくり -暮らしを豊かにする自然の力-
・課題7 UR賃貸住宅における耐震化に向けた取組み ―過去の地震被害と来たるべき大地震に備えて―
(3)パネルディスカッション(17:05~18:05)
「これまでの10年間とこれからの未来(団地の暮らし・コミュニティ)
―フォト&スケッチ展 応募作品を用いた動画から見るUR団地―」
10年目を迎えるフォト&スケッチ展とのコラボプログラムとして、大学生が作成した動画を上映しながら、団地や未来についてパネルディスカッションを行います。人々が団地のどこに着目しているか、団地でどんな暮らしが営まれてきたかを紐解きながら、様々な有識者の方々と大学生により、これまでの団地の魅力と、今後求められる姿をお話しいただきます。
◎コーディネーター:池邊 このみ氏(千葉大学大学院教授、ランドスケーププランナー)
◎パネリスト:
大西 みつぐ氏(写真家、大阪芸術大学客員教授)
杉本 容子氏(株式会社ワイキューブ・ラボ代表、都市魅力プランナー)
日本工業大学建築学部建築学科 学生2名(制作グループ代表者)
(4)企画展
「フォト&スケッチ展の10年間の歩みから、これからの暮らしを考える」
阪急うめだホールホワイエにて、URが開催してきたフォト&スケッチ展の過去の受賞作品や子供達からの応募作品、応募作品を用いて大学生が作成した動画の上映等の企画展を行います。
<UR事業・研究各報告の概要>
課題1 住まいの再建、くらしの再建
―東日本大震災災害公営住宅におけるコミュニティ形成に向けてー
東日本大震災発災から8年目を迎え、自力再建が困難な被災者のために整備された災害公営住宅の多くで生活が始まっている。入居者は、入居までに多大な環境変化に晒されており、新たなコミュニティ形成がスムーズに行えない場合がある。本報告ではそのような問題の原因と、URが支援を行った対策の事例等について紹介する。
課題2 虎ノ門周辺の未来を創る ―国際競争力強化に向けた都心部のまちづくり―
生活環境を備えた国際的なビジネス・交流拠点の形成を目指し、大街区化と国際水準の新たな都市機能の導入、そのために必要となる都市基盤の整備が一体的に進められている虎ノ門周辺地区。本報告では、東京都心部の国際競争力強化に向けた虎ノ門周辺のまちづくりにおける、URの取組み概要を紹介する。
課題3 SNSアプリと連携した団地・街を元気にする仕組みづくり
―千葉県八千代エリアにおけるコミュニティ形成の取組み―
全国的に進む少子高齢化に対し、現在URは、団地の“地域医療福祉拠点化”に取組んでおり、必要な住宅・施設・サービスの整備を推進し、「多様な世代が生き生きと暮らし続ける住まい・まち(ミクストコミュニティ)」の実現を目指している。本報告では、千葉県八千代エリアでの自治体、企業、URの三者連携による、地域密着コミュニティアプリを活用した、若者・子育て世帯などを含む次世代コミュニティ形成の取組み事例を紹介する。
課題4 日本の都市開発ノウハウを世界へ ―日本企業による都市開発・不動産開発の海外展開を支援する―
独立行政法人等に海外での業務を行わせることを盛り込んだ「海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律」(通称 海外インフラ展開法)が施行された。本報告では、海外における都市開発を取り巻く環境や新法の概要、今後のURの海外展開支援業務の取組み方針について報告する。
課題5 環境配慮に関する取組み ―環境にやさしいまちと住まいづくり―
近年、地球温暖化への世界的な対応の強化が急務となっており、URは、「まち・住まいづくり」を担う公的機関として、まちや住まいの省エネルギー化、自然環境の保全・再生、資源の有効利用や廃棄物の削減など、環境への配慮に積極的に取組んできた。本報告では、URによる環境に配慮したまちと住まいづくりの取組みについて紹介する。
課題6 グリーンインフラを活用したまちづくり -暮らしを豊かにする自然の力-
近年注目を集めている、まちづくりの新しい概念である『グリーンインフラ』。URはこれまで半世紀以上にわたり、自然を活かしたまちづくりを実施している。本報告では、URのまちづくりをグリーンインフラの視点で整理するとともに、グリーンインフラを活用した団地の温熱環境の改善に関する取組み事例を紹介する。
課題7 UR賃貸住宅における耐震化に向けた取組み―過去の地震被害と来たるべき大地震に備えて―
内閣府中央防災会議等において、近い将来での発生可能性が指摘されている大地震。中でも首都直下地震、南海トラフ地震は、被害想定区域に多くのUR賃貸住宅があり、地震対策は喫緊の課題となっている。本報告では、過去の主な地震におけるUR賃貸住宅の構造躯体の被害の特徴や課題を振り返りながら、今後の大地震に備えたUR賃貸住宅の耐震化に向けた取組みを紹介する。
【参考】東京会場の開催概要
1、日時:平成30年10月23日(火) 13:00~18:35(開場12:30)
2、会場:日経ホール
(東京都千代田区大手町1-3-7(日経ビル、定員610名)※要事前申し込み
3、テーマ:「未来の暮らしを考える ―次の時代の暮らしとまちづくり―」
4、開催プログラム:下記の通りとなります。
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