震災後初、福島県最大の復興支援イベント「KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2023」南相馬市の伝統と魅力を発信し、7万人以上を魅了

~西村康稔 経済産業大臣・小泉進次郎氏も来場〜

マテリアルグループ株式会社

※本ニュースレターは、マテリアルグループの取り組みに関する情報を発信するニュースレターです。

マーケティングコミュニケーションを総合的に支援するマテリアルグループ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役CEO:青﨑 曹 以下「マテリアルグループ」)傘下である株式会社マテリアル(本社:東京都港区 代表取締役社長:青﨑曹 以下「マテリアル」)は、2023年9⽉16 ⽇(⼟)から9⽉18 ⽇(⽉)の3 ⽇間において、2023 サーフパラダイス実⾏委員会を主体として、復興庁・スポーツ庁・経済産業省・南相⾺市教育委員会・⼀般社団法⼈相⾺野⾺追とともに、サーフィンイベント「KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2023 福島復興⽀援ビーチイベント@南相⾺」を開催いたしました。本ニュースレターでは、「KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2023」の3日間の様子をダイジェストレポートいたします。


本イベントでは、国内から男子32名/女子32名によるトーナメントが行われ、北泉海岸の波を背景にトップアスリートたちによる競技が繰り広げられました。当日の開会式では、晴天のなかブルーインパルスによる幕開けにはじまり、南相馬市の伝統武芸である相馬野馬追の演舞や、甲冑を着た侍サーファーによるサーフィンの披露など、初日からイベントが盛りだくさんとなりました。


■開催の背景

東⽇本⼤震災から約12 年が経過し、福島県内の海岸エリアではサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ⽅々も増えてきた⼀⽅、震災以前に開催されていたような⼤型イベントなどは実施されてきませんでした。マテリアルは、復興⽀援を⽬的としつつも、「海やビーチのライフスタイルの素晴らしさやカルチャーを伝えて、⼦供たちに⼤切なビーチを残していきたい」という思いのもと企画された本イベントに賛同し、南相⾺市との共催に至りました。

 

■大会結果

男子優勝:川俣海徳 選手 女子優勝:松野杏莉 選手

優勝者には実行委員長である室原氏よりそれぞれ賞金100万円が贈られました。


■西村経済産業大臣およびイベントアンバサダー小泉進次郎氏の登壇

イベント2日目には西村経済産業大臣が視察に訪れ、南相馬市長や実行委員代表である室原氏との対談をおこないました。写真右で西村経済産業大臣が食しているきゅうりは、南相馬市の旧避難地域で復興のために作られた園芸団地で栽培されたもの。南相馬市では、震災以前より気候的にもきゅうりの収穫量が多く、この機会にぜひ召し上がってほしいと市長自らが持参されました。

 

〈南相馬市広報のコメント〉

このイベントとサーフィンは、海の資源を活用した観光・交流・促進のつながりの要であり起爆剤だと思っています。これからも南相馬市の波の良さを発信してより多くの人に訪れていただきたいと思います。


また同日には、イベントアンバサダーである小泉氏も北泉海岸に訪れ、ライブ配信出演や、一般参加者とともにビーチのクリーンアップ活動を実施。小泉氏の参加は、サーフィンへの熱い想いを示すものでした。小泉氏へのインタビュー内容をご紹介いたします。


―処理水放出後にもサーフィンに来られていて、南相馬の盛り上がりを感じているかと思いますが、この度のイベントを通していかがでしょうか。

 

実際に来てくださっている方々にお話を聞くと、県外も含めて多くの方が訪れていて、海に入ったり常磐ものを食べたりと、これまでにない機会を提供できたことが本当によかったと思っています。また、私たちも子供たちと海に入りましたが、こうして子供たちが当たり前に福島の海でサーフィンをしている、遊んでいる、魚を食べている、という姿を国内にも国際的にも発信する機会があります。このイベントには、フランスおよびオーストラリアから世界のトップサーファーであるおふたりが来てくれています。処理水放出後、福島県内でのこうした国際的な取り組みは、初の試みだと思います。このような機会を通して、参加してくれたサーファーが、世界に対して北泉の魅力を発信してくれることは非常に価値ある出来事です。

 

また本日は、これから受けるであろう福島に対する非科学的なさまざまな攻撃も含めて、チーム一丸となって跳ね返していく、乗り越えていく、という想いも確認できた貴重な機会でした。漁師の方が目の前の海で獲ったヒラメを持ってきてくださり、地元農家の方が栽培されたきゅうりもいただくことができました。こうした面も含めて、あらゆる形で応援を続けていきたいと思います。

 

〈朝日健太郎氏/自民党サーフィン議連〉

「非常に盛り上がっているサーフィン大会だなという印象を持ちました。特に、福島南相馬以外の方々が多くいらっしゃっていると思いますし、サーフィンというスポーツを通じて日本中の仲間がこの大会の応援に来てくれていると感じました。我々もその情熱を受け取りましたので、しっかりとこれからの活動に活かしていきたいと思います。」と真剣な眼差しで語られました。

 

〈勝俣孝明氏/自民党サーフィン議連〉

「実行委員長である室原さんを中心に皆さまが盛り上がっているなと、実際に来て実感しています。本当に熱い想いをもって取り組んでいると思います。そして、“常磐もの”も非常においしかったです!」と朗らかにお話されました。

 

■マルシェについて

イベント内に設置されたマルシェでは、福島県の特産品や地元の有名店が出店。普段は福島市内でお店を営業されている「笑夢カレー」の店主である芳賀さんにお話を伺いました。

 

―このサーフフェスティバルに出店されてみていかがですか?

芳賀:まずは天気にも恵まれて嬉しいですね。福島県内の浜通り・中通りも一緒になって楽しむことのできる魅力あるイベントですし、美しい北泉海岸と福島の飲食店とを融合させてよりブラッシュアップしていってほしいなと思います。来年もこうしたイベントを開催してもらえるなら、ぜひ出店したいですね。

 

―芳賀さんが思う福島の魅力についてぜひお聞かせください。

芳賀:福島は、太平洋に面したこの浜通りと四季折々の果物が魅力の中通りと山々など豊かな自然の会津があり、海も山もアクティビティが満載です。お米はもちろん、海鮮物や果物も美味しくて思いやりのある人が多い地だと思っています。震災を経て、”協力”という形ではなく、県民の皆さんでより密に主体性をもって魅力発信に取り組んでいきたいと思っています!


■海外選手からのコメント

本イベントでは、海外より元ワールドロングボード世界チャンピオンのハーレー・イングレビーさんと、東京オリンピックにもフランス代表として出場経験のあるジェレミー・フローレスさんをゲスト選手として招待。おふたりのエキシビションでは、独自の技巧が披露され、3日間を通じてサーファーと観客たちを魅了しました。本イベントに国際的な色彩をくれたおふたりが当日寄せてくれたコメントをご紹介いたします。

 

〈ハーレー・イングレビー〉

今回はじめて福島に招待されて来ましたが、とてもキレイなビーチで、サーフィンも非常に楽しかったです。私の地元のビーチに岩場の形が似ていたので、思わず地元を思い出しました。福島はのどかで素敵な地ですね。また、今回の招待をきっかけに震災当時の写真や映像を見ましたが、ここまで復興しているとは思っていなかったです。私たちが来日したことによって、これからの近い将来、少しでも皆さまに多くのパワーを与え、多くのサーファーがこの北泉海岸に戻ってきてくださることを願っています。

 

〈ジェレミー・フローレス〉

今回の来日は地元・福島の方々と、サーフィンファンの皆さまへのメッセージを込めています。今回の来日が皆さまの力になることを心から願っています。また、先ほどキッズサーフィンスクールを見に行きましたが、それぞれの子たちがすごく頑張っていて笑顔で楽しんでいたので、これからも多くの望みを捨てずに復興を続けてほしいと思います。私が来ただけでは力不足かもしれませんが、皆さまの些細な力になれるといいなと願っています。


■南相馬市市長/門馬和夫氏のコメント

こうして北泉の地で「KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2023」を盛大に開催できましたことを関係者の皆様にお慶び申し上げます。この北泉は、震災前から国際大会も開かれるようなサーフィンの非常に盛んな土地でした。しかし、東日本大震災で地形が変わったり、さまざまな問題があったりと、しばらく開催できなかったなかで、震災後はじめて多くの皆様をお迎えしての国際的な大会を開催できたことは本当に感無量であります。また大会では、子供たちのサーフィン教室の開催や、相馬野馬追の関係の登壇、甲冑の着付け体験、乗馬など、非常に多くのイベントを盛りだくさんに企画していただいたことにあらためて深く御礼申し上げます。あらためて今回を機にこうした国際的な大会が今後も継続されるよう努力してまいります。


■2023サーフパラダイス実行委員代表・室原真二氏のコメント

関係各位の皆さま、本当にありがとうございました。僕たち福島県サーフィン協会は、この12年間いろいろな取り組みをしてきましたが、なかなか前に出られない機会も多くありました。今回、このフェスティバルが非常にプラスになったと思っています。2日目には、西村経済産業大臣や自民党サーフィン議連の方々にもお越しいただいて、このサーフィンフェスティバルの実態を見ていただきました。そして、今回のライブ配信では3日間で7万件以上のアクセスがありました。このフェスティバルをここまで形にすることができたのは心から宝だと思っています。来年以降も継続していきたいので、今後ともよろしくお願いいたします!


■会社概要

〈株式会社マテリアル〉

名称

株式会社マテリアル

URL

https://materialpr.jp/

設立

2005年02月02日

代表者

代表取締役社長 青﨑 曹

所在地

東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル35階

事業内容

PR事業を主軸としたマーケティングコミュニケーション業務全般


〈マテリアルグループ株式会社〉

名称

マテリアルグループ株式会社

URL

https://materialgroup.jp/

設立

2014年08月18日

代表者

代表取締役CEO 青﨑 曹

所在地

東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル35階

事業内容

グループ事業の経営方針策定および経営管理          

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会社概要

URL
http://materialgroup.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル35階
電話番号
03-6869-1100
代表者名
青﨑 曹
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年08月