組織・従業員のウェルビーイングと栄養状態の相関に関してシルタスとWellが共同調査を発表〜ビタミンB1が仕事のコンディションに影響を与える可能性を調査〜
キャッシュレス決済連動型の栄養管理アプリ「SIRU+」を開発、運営するシルタス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小原一樹、以下「当社」)と、エンプロイーサクセスプラットフォーム「Well」を開発、運営する株式会社Boulder(本社:東京都港区、代表取締役:牟田 吉昌、以下「Boulder」)は、組織・従業員のウェルビーイングと栄養状態の相関に関する共同調査を発表いたします。
- 調査の背景
2021年1月14日に1都2府8県に緊急事態宣言が再度発令されたことも受け、今後もテレワークをうまく活用することが求められている中、個人で自身の健康管理をするだけでなく、企業として従業員の健康リスクを低減するための取り組みの重要性が高まっています。
- 調査の概要
・調査方法:「SIRU+」と「Well」両サービスを1ヶ月利用して得られたデータを分析しました
・調査期間:2020年11月2日~12月1日
・調査対象者:シルタス社の職員
・「SIRU+」で得られるデータ:
SIRU+はキャッシュレス決済と連動した栄養管理アプリ。スーパーのポイントカードをアプリに登録すると、普段の買い物における栄養バランスが分かります。21種類の栄養素の過不足ならびに、食品カテゴリーごとの購入数が分かります。
・「Well」で得られるデータ:
Wellは、組織・従業員の状態の共通指標となる、ウェルビーイングスコアを基に、対象となるキーパーソンのネガティブ離職や生産性低下の予兆を見つけ、解決策提案から改善推進まで行うエンプロイーサクセスプラットフォーム。従業員それぞれの、ウェルビーイングスコアならびに、構成要素となる「ポジティブ感情」「エンゲージ」「達成」「良好な人間関係」「意義」5つの指標のスコアが分かります。
- 調査結果
栄養素とポジティブ感情の相関係数 (※6)を求めたところ、下記のような結果となりました。一般的に相関係数0.5以上だと相関があるとみなすことができ、1.0に近いほど相関が高いとされています。
■相関係数が高い栄養素:ビタミンB1、カルシウム、カリウム、亜鉛、マグネシウム
ビタミンB1とポジティブ感情の相関図
カルシウムとポジティブ感情の相関図
カリウムとポジティブ感情の相関図
■ポジティブ感情と相関の高い栄養素について
相関係数の高いビタミンB1は、豚肉、レバー、豆類に多く含まれており、糖質をエネルギーに変える栄養素。不足するとエネルギー不足となり疲れやすくなります。また、亜鉛は牡蠣、豚レバー、チーズ、ゴマに多く含まれており、細胞の代謝に関わる栄養素です。ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類、ウナギやタラコなどの魚介類に多く含まており、抗酸化作用がある栄養素。亜鉛、ビタミンEは不足すると免疫力低下の原因となります。疲れやすさや免疫力の低下は、身体的ならびに精神的な不調につながりやすく、ポジティブ感情にも影響が及んだという仮説が立てられます。
- 今後に関して
- 「SIRU+(シルタス)」の概要
https://sirutasu.com/
買い物データを自動で栄養分析し、栄養バランスが整う食材やレシピを提案するスマホアプリ。繰り返し利用することで、食の好みをアプリが機械学習し、個人の食生活に合わせて最適な買い物を提案します。日常生活の一部である買い物から健康的な食生活を目指す「頑張らないヘルスケアアプリ」です。2020年4月より食材入力機能を追加し、対象スーパー以外で購入した食品なども登録できるようになりました。
【SIRU+のダウンロードはこちら】
(iOS)https://apps.apple.com/jp/app/id1387868458
(Android)https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sirutasu
- 「Well(ウェル)」の概要
業界初のエンプロイーサクセスプラットフォームWellとは、「Well-being score」という最新の学術に基づく共通指標をベースに、組織・従業員(キーパーソン)の状態をリアルタイムで把握でき、ネガティブ離職・生産性低下の予兆を発見し、専門家・オートメーション化された解決方法の提案をします。さらに実際の改善推進を通じて、eLTV(従業員の生涯価値)向上へ繋げることができるクラウドソリューションです。
- 会社概要
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木5丁目9−20 六本木イグノポール 5F
代表取締役:小原 一樹
会社URL:https://corp.sirutasu.com/
事業内容:購買データから栄養バランスを診断するアプリ「SIRU+」のシステム開発と、「SIRU+」を活用したデータマーケティング
設立:2016年11月
資本金:3億2500万円(資本準備金含む)
会社名: 株式会社Boulder
所在地: 〒108-6022 東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階
代表者:牟田 吉昌
会社URL:https://b-boulder.com
事業内容:エンプロイーサクセスプラットフォーム「Well」の開発・運営
設立日: 2019年4月3日
(※1)株式会社リクルートマネジメントソリューションズ『テレワーク緊急実態調査【前編】
https://www.recruit-ms.co.jp/issue/inquiry_report/0000000846/
(※2)一橋大学イノベーション研究センター『新型コロナウィルス感染症への組織対応に関する緊急調査 : 第一報』
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/5f4748ac202c5f1d5086b0a8c85dec2b.pdf
(※3)South Australian Health&Medical Research Institute 『PERMA+』
https://www.wellbeingandresilience.com/sites/swrc5/media/pdf/permaandcentreoverview.pdf
(※4)Lyubomirsky Sonja、King Laura『The Benefits of Frequent Positive Affect:Does Happiness Lead to Success?』2005、https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16351326/
(※5)Lucas Richard Eric 『Pleasant affect and sociability: Towards a comprehensive model of extraverted feelings and behaviors』 2001、https://www.researchgate.net/publication/232515666_Pleasant_affect_and_sociability_Towards_a_comprehensive_model_of_extraverted_feelings_and_behaviors
(※6) 2つの確率変数の間にある線形な関係の強弱を測る
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