【アフターコロナにおける働き方実態調査】9割が「テレワーク継続予定」の一方で経験者の6割が“テレワーク疲れ“などの不満あり。働き方が多様化するも、勤怠管理は6割が「タイムカード・紙」などの旧来型
〜コロナ下で業績向上が2割、うち8割が勤怠管理を徹底〜
調査の結果、現在テレワークを実施している人は3割で、そのうち9割が今後も「テレワークを継続予定」であることがわかりました。また、テレワーク経験者は約46%で、そのうち6割がテレワークに不満があると回答し、とくに20代〜30代が強く不満を持っている結果となりました。テレワークにおける課題は「仕事の評価に関する不安感」「やりがいの低下・孤独」など精神的なものが上位を占めています。
さらに、コロナ下での勤務先の業績を聞くと、業績向上したのは2割で、そのうち8割は勤務先が「勤怠管理を徹底している」とも回答しています。いまだに6割が旧来型の「タイムカードや紙」で勤怠管理をしている中、ITツールを活用して勤怠管理を徹底することが業績向上の鍵であることが考えられます。
【主な調査結果】 ① テレワークを「実施している」と回答した9割(90.1%)が今後もテレワーク継続予定 理由トップは「業務に支障がなかった(59.1%)」次いで「社員から好評(33.8%)」「生産性が向上した(29.2%)」 ② テレワーク経験者の約6割(59%)が「テレワークに不満がある」と回答。 理由は「オン/オフの切り替えが難しい」「Web会議のやりづらさ」の他、「社内評価制度が未整備」「孤独を感じる」「やりがいを感じづらい」など精神的な“テレワーク疲れ”が見られた。 ③ テレワークの課題、世代別最多は20代「ツール整備(55.6%)」50代「やりがいが感じづらい(25.0%)」60代「孤独を感じる(17.9%)」と世代間で大きく異なる。 若手世代向けには業務ツールや評価体制・社内制度の整備。ベテラン世代向けにはオンライン上でのコミュニケーションの慣れがテレワーク成功への鍵。 ④ 勤怠管理は6割(60.7%)がタイムカード、エクセル入力、メール報告と旧来的な方法が占める テレワーク実施企業の最多は「クラウドツール(34.5%)」、未実施企業の最多は「タイムカード管理(48.5%)」となった。 ⑤ コロナ下で業績向上は2割、うち7割(72.0%)が勤怠管理を徹底 業績安定の鍵は勤怠管理にあることが考えらる。 |
【調査結果の詳細】
① テレワークを「実施している」と回答した9割(90.1%)が今後もテレワーク継続予定
・現在、テレワークを行なっているかを聞くと32%が「テレワークしている」と回答。
さらに継続予定を聞くと、90.1%が「テレワークを継続する、または継続予定」と回答。
・テレワーク継続の理由を聞くと「業務に支障がなかった(59.1%)」が最多で、次いで「社員から好評だった(33.8%)」「生産性が上がった(29.2%)」「残業が減った(26.6%)」と続いた。
② テレワーク経験者の約6割が「テレワークに不満がある」と回答
・「現在テレワークをしている」「以前はテレワークしていたが今はしていない」と回答したテレワーク経験者に、テレワークへの不満を聞くと約6割が「不満がある」と回答。
・年代別では、20代30代ともに「かなり不満がある」が最多で、若い世代の方がテレワークへの不満が強いことがわかった。
・テレワーク経験者にテレワークの課題を聞くと、最多は「オン/オフの切り替えが難しい(35.5%)」次いで「オンライン会議がやりづらい(28.4%)」「生産性が下がった(24.1%)」「社内評価制度が未整備(19.9%)」「孤独を感じる(19.9%)」「やりがいを感じづらい(19.9%)」
・テレワークへの不満の要因を、“環境的なもの”と“精神的なもの”に分けてみると“精神的なもの”が上位に多く、不安や孤独などメンタル面での“テレワーク疲れ”を強く感じていると考えられる。
③ テレワークの課題は20〜60代の世代間で大きく異なる
・若手世代向けには業務ツールや評価体制・社内制度の整備、ベテラン世代向けにはオンライン上での社内交流やコミュニケーション活性がテレワーク成功の鍵と考えられる。
20代
1位「会社から指定されているツールがテレワークに対応できていない(55.6%)」
2位「テレワークで使用するITツールが使いこなせない(46.7%)」
3位「仕事が覚えづらい(40%)」
・コロナ下で入社した新卒社員や若手社員が研修や業務で使用したツールに不満を感じたことが考られる。
30代
1位「残業が増えた(35.3%)」
2位「社内の評価制度が整っていない(32.1%)」
3位「サボっていると思われそうで不安(26.9%)」
・昇進やキャリアの分岐点を迎えることが多い世代のため正当な評価を求めていることが考えられる。
40代
1位「通信環境が不安定で仕事がしづらい(44.4%)」
2位「自宅に仕事をする場所がない(29.2%)」
3位「セキュリティ面での不安がある(29.2%)」
・テレワークの環境整備に関する話題が上位を占め、テレワーク勤務への戸惑いを感じられる。
50代
1位「仕事にやりがいを感じづらい(25%)」
2位「残業が増えた(23.5%)」
3位「オンオフの切り替えが難しい(20%)」
・オフィス勤務への慣れからか、40代同様にテレワーク勤務への戸惑いを感じられる。
60代
1位「社内の評価制度が整っていない(17.9%)」
1位「孤独を感じる(17.9%)」(同率)
3位「オンライン会議がやりづらい(15%)」
・世代的に人事権を持つ人が多いこともあり、評価制度への課題を強く持っていると考えられる。
④勤怠管理方法の6割(60.7%)がタイムカード、エクセル入力、メール報告と属人的な方法が占める
・勤怠管理の方法を聞くと最多は「タイムカード(26.4%)」次いで「クラウドツール(20.9%)」「パソコンの起動時間(14.8%)」
・「タイムカード(26.4%)」「紙・申告用紙(12.7%)」「Excel記入(12.1%)」「メール報告(9.6%)」といった旧来的な方法が約6割(60.7%)
・クラウドツールや自社開発ツール※などで効率的に勤怠管理を行なっている回答も一定数ある一方、属人的な方法が6割に上ることや「勤怠の記録はしていない(12.1%)」と回答もあり、企業の勤怠管理の徹底と最適化が望まれる。
・テレワーク実施別に勤怠管理方法を見ると、テレワーク実施中であると回答した人の最多は「クラウドツール(34.5%)」、現在テレワークを行なっていない人の最多は「タイムカード管理(48.5%)」
・「テレワークをしている」と回答した人の勤怠管理方法トップ3
1位「クラウドツール(34.5%)」2位「自社開発ツール※(22.8%)」3位「パソコンの起動時刻(24.6%)」
・「以前テレワークをしていたが今はしていない」「テレワークしたことがない」と回答した人の勤怠管理方法トップ3
1位「タイムカード(48.5%)」2位「クラウドツール(38.9%)」3位「パソコンの起動時刻(26.9%)」
・クラウドツールや自社開発ツールなどオンライン上で手間なく完結できる勤怠管理方法をとることが、テレワーク導入の第一歩であると考えらえる。
※自社開発ツールとは、自社で保有しサーバーやソフトウェアなどの情報システムを運用するオンプレミスを指します。
⑤コロナ下でも、業績が向上したうちの8割(82%)が勤怠管理を徹底
・コロナ下での勤務先の業績を聞くと、「業績が上がった(6.3%)」「業績がやや上がった(14.0%)」と回答した人は2割(20.0%)、「業績は変わらなかった(37.8%)」まで含めると58%となった。
・業績向上したうちの8割(82%)が勤怠管理を徹底していると回答。業績が下がったと回答した人に比べて、勤怠管理の徹底率が高い。業績安定の鍵は勤怠管理にあることが考えられる。
■調査概要
調査名:「アフターコロナにおける企業の働き方」
対象条件:20代〜60代の会社員
調査期間:2021年11月10日〜11月17日
調査方法:インターネットによるアンケート
有効回答数:542名
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■勤怠管理・交通費精算クラウド「kincone(キンコン)」概要
スマホ1台ですぐに始められるシンプルな勤怠管理・交通費精算クラウドです。交通系ICカードを、kinconeアプリをインストールしたスマホにタッチするだけで勤怠と同時に交通費の登録が可能です。
さらにカレンダーから訪問先を自動で読み取る連携機能(特許取得)もあり、毎月時間をかけて行っていた申請作業が大幅に削減できます。
サービス名:kincone(キンコン)
提供開始:2014年10月
URL:https://www.kincone.com/
利用料金(税抜):月額200円/1ユーザー(最低契約数:5ユーザー)
主な機能:
・勤怠管理(ICカード/チャット/アプリ/WEBの打刻、位置情報取得、ダッシュボード機能、働き方改革対応通知アラートなど)
・交通費精算(カレンダー連携、ICカード又はモバイルSuicaやPASMOからデータ連携、CSV出力)
・他社サービス連携(kintone、コラボフロー、Slack、Chatwork、LINE WORKS、Googleカレンダー、Microsoft365カレンダー、freee会計など)
■kintone帳票出力プラグイン「RepotoneU(レポトンユー)」シリーズ概要
サイボウズ株式会社が提供するグループウェア「kintone(キントー ン)」に帳票機能を追加するプラグインです。「kintone」で請求データを客先に送付する場合、kintoneの標準機能では画面をそのまま印刷したような体裁になります。「RepotoneU」を利用することで、自社のフォーマットに合わせるなどデザインを変更した出力が可能になります。
コーディングなどの専門知識は不要。画面上でマウスドラッグするだけの簡単な操作で、出力項目の設定やデザイン変更が可能です。
サービス名:RepotoneU(レポトンユー)
提供開始:2015年11月
URL:https://u.repotone.com/
利用料金(税抜):
Pro版 月額15,000円/Excel版 200,000円(買い切り)/PDF版 98,000円(買い切り)
主な機能:
・帳票デザイン(一括/一覧出力、ラベル印刷、自動改ページ、グラフ出力など)
・他社サービス連携機能(CLOUDSIGN、@Tovas、GMOサイン、krewシリーズなど)
■株式会社ソウルウェア会社概要
会社名:株式会社ソウルウェア
代表者:吉田 超夫(よしだ のりお)
設立:2012年12月
本社:東京都豊島区西池袋1-11-1メトロポリタンプラザビル14階
資本金:300万円
事業内容:IT/クラウド事業
URL:https://soulware.jp/
代表取締役 吉田 超夫(よしだ のりお) プロフィール
大阪工業大学を中退後、24歳までバンド活動に明け暮れる。
人生の立て直しをはかるため、単身NYへ。現地の短大でコンピュータサイエンスを学びながら多様な人種、生き方のある街に 大きな影響を受ける。歴史的大事件、9.11も現地で経験。
27歳で帰国し、IT企業へ就職。その後、3社で上場企業を顧客にプロジェクトリーダーとして幅広い案件でチームをまとめる経験後、2012年12月に株式会社ソウルウェアを設立。
自身の会社員時代、家庭や健康を顧みず働き過ぎた経験や米国で目の当たりにした多様なライフスタイルから「幸せな働き方」について考えるようになり、日本の働き方改革のためのHRテックソリューション開発に着手。勤怠管理・交通費精算クラウド「kincone(キンコン)」の開発や、ソウルウェアで社員の自律と自由を尊重した働き方などを実践している。
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