10月10日から10days challenge、全国約300の花店で環境アクション推進!「 減らそう 使い捨てラッピング 」

自然も、人も、健やかに。花業界発、サステナブルとウェルビーイングを伝える活動「well-blooming project」 https://homeuse-hana.jp/wellblooming/

一般社団法人花の国日本協議会(東京都港区・理事長 井上英明、以下花の国日本協議会)は、令和7年度農林水産省「持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」の助成支援を受けて、事務局をつとめる「国産花き需要拡大推進協議会」の活動の中で、令和5年度より準備をしてきました「サステナブル」と「ウェルビーイング」の2つを柱とする花業界のSDGs活動を「well-blooming project(ウェルブルーミングプロジェクト)」と総称し、2024年春より活動を開始、現在は花業界全体で「環境アクション」を本格的に推進すべく、花業界の各社と連携し、活動を本格化しています。

花店店頭用POP、環境に配慮した生分解性発泡体(PLA)素材を使用し事後回収する

なかでも「サステナブル」な活動については、具体的な「環境アクション」を各花店・各企業で考え、宣言し、実行していくスタイルで実施しています。スタート当初は60社だった参画企業が、2025年10月現在では118社に増え、活動の輪が着々と広がっています。

環境アクションの機運をより盛り上げていくため、昨年度に続き、本年度も第2回目となる well-blooming 10days challenge 「減らそう 使い捨てラッピング」キャンペーンを実施する運びとなりました。10月10日〜10月19日の10日間、全国約300店舗の花店が参加します。

店頭では、購入客を中心に花店スタッフからお声がけをし、キャンペーンの主旨を説明します。プラスチック素材のラッピング(花束を覆うOPPフィルムや持ち帰り用のビニール製バッグなど)を減らすことにご協力をいただくよう促し、スマートフォンで二次元コードを読み込んでいただきアンケートに回答いただくようご案内します。

アンケートでは、こうした花店の環境アクションへの評価や、エシカルなライフスタイルへの共感度について回答いただき、令和6年度から8年度までの3年間、同時期に本キャンペーンを継続することで、お客様の行動変容や活動の浸透度を可視化する計画です。

本キャンペーンを、花店店頭にてお客様に環境アクションを 「伝える」きっかけに!お客様の手元でごみになってしまう「使い捨てプラスチック」を積極的に減らしていきます

全国の花店から寄せられている「環境アクション宣言」の多くは、花束のラッピングや、配達などの輸送時に使用している透明の「OPPフィルム」を減らしていくことを目標に掲げています。ともすると過剰包装に陥りがちな要素をできるだけ排除し、お客様がご自宅で即廃棄することになる「使い捨てプラスチック」類をできるだけ減らそう、という目的です。

 

well-blooming project への参画を機に(もしくはそれ以前から自主的に)取り組んでいる花店からは、「思いの外スピーディに軽減できている」という声がある一方で、「長年の習慣もあってなかなか取り組みが進まない」「お客様のご理解がすすまない」といった声もあり、「well-blooming 10days challenge」企画をきっかけに、花店からお客様にさらに積極的にコミュニケーションを図る機会を創出し、活動の推進を継続してまいります。

【キャンペーン概要】

◆キャンペーンタイトル:well-blooming 10days challenge 「減らそう 使い捨てラッピング

◆実施期間:2025年10/10(金)〜10/19(日)

◆対象店舗: well-blooming project に参画中の花店約300店舗

※店舗リストは公式サイト内「参加花店・参加企業リスト(小売)」をご参照ください→ https://homeuse-hana.jp/wellblooming/

◆賞品:アンケート回答者のうち、プレゼント希望者から抽選で10名様に切り花栄養剤ボトル「美咲」1本プレゼント

花店店頭でお客様に配布する、well-blooming project ミニパンフレット(中面見開き)
花店店頭でお客様に配布する、well-blooming project ミニパンフレット(左・裏表紙/右・表紙)
花店店頭用POP(2サイズ表面・裏面/吊式タイプ)

well-blooming 10days challenge 環境アクションが先行する大手チェーン店の取り組みご紹介

花業界の中でも、環境アクションが先行する大手企業では、「減らそう使い捨てラッピング」キャンペーンと同時並行で各社オリジナルの企画を展開します。

株式会社日比谷花壇

同社が目指すサステナブルな花屋を形にしたポップアップショップ「サステナチャレンジショップ」第4弾を9/19~25に開催(終了)。

10/10~10/19には、全国の店舗で well-blooming コーナーを設置
●100%紙素材ラッピングのそのまま置いて飾れる花束 『シュシュフルール』 新色を販売
●「フラワーマイバッグ」推奨。持ち運びにも便利な撥水加工のフラワーバッグを販売

さらに、都内3店舗で 「サステナチャレンジショップ petite」を展開し、自社の自主基準である環境配慮型生産5基準の生産者の生花を販売。
(Hibiya-Kadan Style アトレ恵比寿店、アトレ目黒店、渋谷ヒカリエ ShinQs店)

株式会社リベルテ

花を選ぶ楽しさとサステナブル体験を!

レ ミルフォイユ ドゥ リベルテでは、環境にやさしい花体験イベント「Eco Bloom Buffet」を全店で開催。

“Fun to Choose, Kind to the Planet.” (選ぶのは楽しく、地球にはやさしく)をキャッチコピーに、お客様が自由に花を選び、プラスチックフリーのラッピングで持ち帰ることができる、楽しさとエコを両立した企画。

プラスチックを使わない紙のラッピングと、持ち帰り袋の削減という、2つの環境に配慮した取り組みを実感いただけます。

株式会社パーク・コーポレーション(青山フラワーマーケット)

使い捨てとなるプラスチック資材をほぼ使用していない同社では、同キャンペーン期間に環境に配慮され生産されている「MPS認証の花」の産地フェアを全国の8店舗で開催。

※減プラスチックがテーマではないため、キャンペーン全体の開催店舗数に同社は含まれていません

●南青山本店:ダリアフェア 【産地】 JA山形おきたま 小形義美(ダリア)、土っ子田島farm 湯田浩仁(草花)、折原園芸(草花)

●横浜ポルタ店:ダリアフェア 【産地】 JA山形おきたま 小形義美(ダリア)、折原園芸(草花)

●渋谷スクランブル店:アジサイフェア 【産地】 青木園芸(アジサイ)、折原園芸(草花)

●ルミネ大宮店:アジサイフェア 【産地】 青木園芸(アジサイ)、折原園芸(草花)

●二子玉川ライズ店:バラフェア・ アジサイフェア 【産地】 熊谷園芸(バラ)、青木園芸(アジサイ)、折原園芸(草花)

●エキュート品川店:ダリアフェア 【産地】 土っ子田島farm 湯田浩仁(ダリア、草花)、折原園芸(草花)

●アルデ新大阪店:マムフェア 【産地】 ジャパンフラワードリーム(マム)、折原園芸(草花)

●博多阪急店:ユリフェア 【産地】 エフエフヒライデ(ユリ)、折原園芸(草花)

【ご参照】2024年10月の同キャンペーンで実施した消費者アンケート結果より〜花自家需要売上の8割を占める「花のヘビーユーザー」※の環境意識の高さに注目!

昨秋の第1回目のキャンペーンにて、花店の環境アクションに特化した消費者アンケートを初めて実施、ご回答くださった493名のお客様より、自由回答の設問に驚くべき数のコメントをお寄せいただきました。回答してくださった方の多くは、月に1回以上花を購入している花のヘビーユーザーであり、花や植物に関心が高い、「花のある暮らし」を実践している人ほど、環境への意識が高いことが浮き彫りとなりました。

自然の一部である花を扱う花店や企業が、お客様の身近なところで率先して環境アクションに取り組んでいくことで、自然環境保全に役立ち、かつ、well-blooming project 活動の二本柱であるサステナブルとウェルビーイングの両面から、人々の幸福に寄与する存在であり続けることを目指していきます。

※「自宅用に年3回以上花を購入する人(全体の17%)が自宅用売上の8割強を占める」(国産花き生産流通強化推進協議会2023年調べ)より

2024年度 well-blooming 10days challenge「減らそう 使い捨てラッピング」キャンペーン実施時のアンケート結果まとめ〜「花エコ資材カタログvol.2」(2025年6月発刊)より抜粋

◇ well-blooming projectとは

「サステナブル」と「ウェルビーイング」の2つを柱とする花業界のSDGs活動を、「well-blooming project(ウェルブルーミングプロジェクト)」と総称し、花業界全体で「環境アクション」を推進していく、および、花や植物が⼈間の「ウェルビーイング」に与える好影響を「#ビタミンF」(flowerのF)という⾔葉とともに、社会に広めていくことを⽬指します。

「well-blooming project(ウェルブルーミングプロジェクト)」とは、世界中で時代のキーワードとされる「Well-being」(ウェルビーイング=心身が健康で社会的にも満たされた幸福な状態)と「blooming」(ブルーミング=花が咲く、咲き誇る)を掛け合わせた言葉。自然の恵みを享受している花業界だからこそ、環境問題にもまっすぐ向き合いながら、持続可能、かつ人々の幸せに貢献する存在であり続けたい、という願いをこめて命名しました。

花業界向け環境啓発冊子

業界内における互いの垣根を越えて、花業界全体、ひいては地球のために皆で学び、共に考えながらチャレンジしていこう!という本プロジェクトは、資材メーカーや運送業などを含むフラワービジネスにまつわるあらゆる業種の⽅々、さらには花店のお客様⼀⼈⼀⼈にもご理解・ご協⼒いただきながら、共に育てていく活動になります。

いずれは本プロジェクトが当たり前のこととして定着し、10年後20年後の次世代に誇れる花業界でいられるよう、仲間を増やしながら推進してまいります。

参加花店・参加企業用のステッカー

公式サイト:https://homeuse-hana.jp/wellblooming/

公式note(環境アクション):https://note.com/wellblooming_eco

公式note(#ビタミンF):https://note.com/wellblooming_pj

◇一般社団法人花の国日本協議会とは

花き業界の有志により編成され、2010年に発足した「フラワーバレンタイン推進委員会」が、2014年10月に一般社団法人花の国日本協議会に発展。2011年にスタートした花贈りを啓発するプロモーション「フラワーバレンタイン」をはじめ、花き業界および異業種との連携によって、花や緑が身近にある日本人のライフスタイルを実現させるプロモーションを実施。2015年秋より、ホームユースの消費拡大を推進する「WEEKEND FLOWER」企画他、花初心者向け「#花のABCワークショップ」、ジェンダー平等を考える「国際女性デー」などを全国で本格展開。

現在は、農林⽔産省「令和7年度持続的⽣産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」の全国事業の⼀環で「国産花き需要拡大推進協議会」の事務局を担いながら、「well-blooming project」など花業界のSDGs課題も積極的に取り組み中。

名称:  一般社団法人 花の国日本協議会 Flowering Japan Council

理事長: 井上 英明 (株式会社パーク・コーポレーション 代表取締役)

事務局: 東京都港区南麻布1-6-30 5F

花の国日本協議会公式サイト:https://hananokuni.jp/

国産花き需要拡大推進協議会公式サイト:https://homeuse-hana.jp/

フラワーバレンタイン公式サイト:https://www.flower-valentine.com/

国際女性デー公式サイト:https://happywoman-flower.com/

WEEKEND FLOWER公式サイト:https://weekendflower.jp/

花初心者向けサイト『はじめて花屋』:https://hajimetehanaya.jp/

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会社概要

URL
https://hananokuni.jp/
業種
水産・農林業
本社所在地
東京都港区南麻布1-6-30 5F
電話番号
03-6555-3839
代表者名
井上英明
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年10月