日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2024」まもなく開催!

「Reframing 〜転換のはじまり〜」のテーマのもと、新たな視点で切り拓くジャンルレスな作品が集結。過去最大規模となる96会場、117の多彩なプレゼンテーションが東京の街を彩ります

株式会社デザイナート

©DESIGNART TOKYO 2024 KEY VISUAL

世界屈指のミックスカルチャー都市、東京を舞台にデザイン、アート、インテリア、ファッションなどが多彩なプレゼンテーションを開催する日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」。インターネットの普及により、わたしたちは瞬時に膨大な情報を手に入れられるようになりました。しかしその一方で、手軽な情報収集は既視感のあるアイデアを生む、コモディティ化の原因にもなっています。タイムラインから流れてくるニュースやふと目にした映像。それが当たり前になった今、いつの間にか周りのノイズに振り回されている自分に、違和感を覚えたことはないでしょうか。DESIGNART TOKYO 2024のメインテーマは、「Reframing 〜転換のはじまり〜」。従来の枠組みにとらわれず、別の視点から見つめ直すことで、新たな価値を提示するクリエイターたちの営みに注目しました。

オフィシャルエキシビション「Reframing」展 

4人のキュレーターの視点がクロスオーバーする 

会場:ワールド北青山ビル 東京都港区北青山3-5-10

オフィシャルエキシビション「Reframing展」展示作品の一部 左上から時計回りに Jiabao Li(TransVision)、José Zanine Caldas(Sofa com rede)、Human Awesome Error(Super Cell / 不良息子像)、中村弘峰(この矢はづさせ給ふな)

世の中に新しい価値観を問う

オフィシャルエキシビションは、アート、デザイン、クラフト、テクノロジーといった、異なる分野の第一線で活躍する4人がキュレーションした、18組のクリエイターによる“Reframing”を体感できる画期的な展覧会です。独自の美を追求してきたキュレーターと、自らの信念を作品として結晶化するクリエイター。それぞれのジャンルは文脈を語るうえで尊重すべきですが、その境界線をはっきり分けることはもはや無意味とも言えるでしょう。硬直化した思考や思い込みは、可能性を狭めてしまうだけ。これらの作品は、そんな常識に縛られ、無意識に制限をかけている世の中に問いかけます。いま見えている世界は、誰かのフィルターに妨げられていないか。それは本質的なことなのか。Reframingの先に、ワクワクするような未来につながる、新しい発見やヒントが見つかるかもしれません。

Curators

「ART」金澤 韻(こだま)・現代美術キュレーター /株式会社コダマシーン アーティスティック・ディレクター、「DESIGN」川合将人・インテリアスタイリスト/スペースデザイナー BUNDLESTUDIO Inc.代表、「CRAFT」立川裕大・伝統技術ディレクター、「TECHNOLOGY」青木竜太・芸術監督 / 社会彫刻家 

Spatial design by「 HYBE Design Team」

HYBE Design Teamは、各キュレーターから「Reframing」をどんな想いでとらえ、キュレーションしようと考えているのかをヒアリングをし、その上で“ 現代を見直しながら未来を考察していく試み”と捉えつつ、できるだけシンプルな空間で、訪れた方々それぞれが思考を巡らせたり、気づきにつなげてもらえる場をイメージしました。再生素材を無垢な状態で用いるというアイデアで、新たなスタンダートを生み出すチャレンジをした空間は必見です。また、東京ミッドタウンのイセタンサローネでは、HYBE Design Teamとしてのプレゼンテーションも実施します。(10.2(wed)〜10.29(tue))

「Reframing」展 主催:DESIGNART TOKYO実行委員会(株式会社デザイナート)助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

作品との出会いや感動をつなぐ注⽬の集合展

AXIS Gallery JOINT EXHIBITION:Woodwork

参加クリエイター:CONSENTABLE / Takusei Kajitani 、iwakagu、MARUHON INC.、ODS / Oniki Design Studio、SHINYA YAMAMOTO、TGDA+639 、tossanaigh

さまざまなデザインを発信する“場”として、1981年デザイン発信拠点「AXIS」のオープンとともに誕生した「AXIS GALLERY」では、家具やインテリアの素材として欠かさせない『木』をベースにした作品が一堂に集まります。建築家・デザイナー鬼木 孝一郎によるODS / Oniki Design Studioは、日本の組子技術を発展させ、立体的に組み付けた 「Forêt(フォレ)」の新作コンソールテーブル、ローテーブルを展示、また、梶谷拓生のCONSENTABLE(コンセンタブル)は“Deep dive into what I want.” というテーマで世の中にないモノをデザインした10年間の活動を紹介します。静岡のオーダーメイド家具工房 iwakaguは「木」にもう一度焦点を当て、住まいと木工の関係を見つめ直した木製家具を発表します。MARUHONはナラ枯れ材を活用した無垢フローリングと、木・鉄・石の素材の魅力を活かしたカスタムメイドが可能な家具による上質な空間を提案。SHINYA YAMAMOTOは「やぼったいけど、愛おしい。」をテーマに、素朴だけどキャッチーなフォルムと素材・質感から醸し出す雰囲気をプロダクトとオブジェの中間的な表現で家具に落とし込みました。TGDA+639(髙須学(TGDA)+百瀬

Forêt (ODS / Oniki Design Studio)photo Masayuki Hayashi
Di+Re Products( TGDA+639)

聡文(挽物所639))は、「分解と再構築」をコンセプトに制作工程のどこかに意図的なわずかなズレや傾き、回転・反転などの変化・分解を加え再構築し、計算されたジオメトリーな美しさを追求したプロダクトを、デザインユニットtossanaigh(トッサネ)は、使い道が決まらないまま眠っている林地残材を活用したサスティナブルなダイニングテーブルを展示します。進化する技術とデザインにより新たな木の魅力を改めて感じる集合展です。

美しいデザインのコラボレーション

KEF 音と光に浸る空間の祭典  会場:KEF Music Gallery Tokyo 東京都港区南青山5-5-6

1961年に英国で誕生したオーディオブランド「KEF」は、著名なデザイナーであるマイケル・ヤングと、青山の「KEFミュージックギャラリー」を設計した、クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)とのコラボレーションによる展示を行います。会場となるKEFミュージックギャラリーには、ヤングが1990年代にデザインした革新的な作品「スティックライト」の鮮やかなマルチカラーのディスプレイと、彼がデザインしたKEFの「LS60ワイヤレススピーカー」も展示され、3者のクリエーションが融合した作品展示となります。

実験的なアイデアと新たな視点による作品

&T × 大竹寛子 Flow and Movement

会場:スパイラル エスプラナード(スパイラルM2F)東京都港区南青山5-6-23

今年4月に、工業用刺繍機メーカーTAJIMAがローンチしたばかりの刺繍アートブランド“&T (アンドティ―)”は、現代日本画家 大竹寛子氏との空間インスタレーションとコラボレーション作品を展示します。本作品を通して、素材への挑戦、漁網からアップサイクルされた生地、糸を扱う事により素材そのものへのリスペクトとコンセプトを深め、技術の発達の先にある理想と問題点などを改めて社会に対して問い直します。今回はインスタレーションアートとして、⼿で触れることによって刺繍が連鎖的に発光する作品を制作。同時に、刺繍で作られた立体の蝶たちが作品の前で羽ばたき、空間を演出します。⼦どもから⼤⼈まで、五感で体感して楽しんでいただきたい展示です。

Takramのプロダクトデザインとその裏側 会場: SAS 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-56-3 B1F

さまざまな分野のチェンジメーカーとプロジェクトを共にしてきたデザイン・イノベーション・ファームTakramは、数あるプロジェクトの中からプロダクトのデザインに焦点を当て、実際の製品とともにそのデザインの裏側を公開します。クライアントと共に新たな価値を創出するためのデザインプロセスとはどのようなものだったのか。プロジェクト当時の資料やプロトタイプ、高いクオリティを実現する手法などを通じて解き明かします。展示期間中にはTakramのデザイナーとクライアント担当者とのトークイベントも開催予定です。

photo by Shinya Sato (Shinya Sato Photography office)

インテリアブランドによる新作や特別展

Cassina ixc. リニューアルした青山本店展示およびライブオフィスガイデッドツアーを開催

会場:東京都港区南青山2-12-14 ユニマット青山ビル 1F-3F(ショップ) 4F(オフィス)

会期:10.17(thu)〜10.28(mon) 水曜定休

BRIDGE sofa & table / ixc. EDITION

今年7月に3Fフロアをリニューアルした青山本店で、オリジナル&セレクトブランドであるixc.(イクスシー)が取り扱う、ixc. EDITON(イクスシー・エディション)、CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)などのスタイルを“カーサ(家)”で表現し、自分らしいスタイルのインテリアへと導く新たな体験を提供します。また、パトリシア・ウルキオラが手掛けたカッシーナ・イクスシー本社オフィスのガイデッドツアーを開催します。機能性と美しさの両立を目指し、より生き生きとした居心地の良い環境を育むためにワークスペースのリデザインを行ったオフィス空間を、参加者のみに特別にお披露目します。

※10.19(Sat)/20(Sun)開催の2日間限定オフィスガイデッドツアーは事前予約制

Molteni&C MOLTENI MONDO. AN ITALIAN DESIGN STORY.ローンチイベント

会場:東京都港区南青山6-4-6 Almost Blue A棟/B棟

会期:10.17(thu)〜2024.12.1(sun) 水曜・祝日定休

Photo by Jeff Burton

1934年にイタリアで創業したインテリアブランド「モルテーニ」は、創業90周年記念写真集「MOLTENI MONDO. AN ITALIAN DESIGN STORY.」ローンチイベントを開催します。イタリア モルテーニ社を舞台に、アメリカの著名写真家ジェフ・バートンが撮り下ろした映画のメイキングを思わせる芸術的な一冊です。期間中は会場にて特別インスタレーションを公開します。

Paola Lenti「Hana-arashi花嵐」by nendo

会場: Paola Lenti Tokyo東京都港区麻布台3-5-5

HANA ARASHI 右_Armchair 左_Pouf

Paola Lentiが2022年に発表した「Mottainai」プロジェクトの第2章として、自社開発「Maris」ファブリックを使った最新コレクション「花嵐 Hana-arashi」を展示します。このプロジェクトため、国際的に有名なデザインスタジオであるnendoが招聘され、日本の「もったいない」という美徳ある生産哲学により、廃棄処分されるはずの生産残材に機能と美的価値を回復させ、新たな命を吹き込み「花嵐」シリーズのファニチャーが完成しました。「花嵐」とは桜の花びらが風に舞う「第二の美」を意味し、軽やかさ、動き、色彩、そして驚きを生み出す自然の力を感じさせます。新たな資源の消費を最小限に抑え、最大限に再利用するというPaola Lentiの哲学を反映したコレクションです。

アート/テクノロジー

現代アート作家 MARINO. × NOI STUDIO

「自然という時を描く」— 原画と未来のAIアートの融合

会場:東京都渋谷区宇田川町21-1 西武渋谷店A館 1Fショーウィンドウ 

会期:10.15(tue)〜11.25(mon)

自然界からのインスピレーションを源に、見えない存在とともに「時」を描き出す現代アート作家MARINO.。その繊細な原画は、自然の雄大さや時の移ろいを表現し、観る者に深い共感を与えます。今回は、建築デザイン分野でデジタルイノベーションを牽引するNOI STUDIO(高木秀太事務所)とのコラボレーションにより、MARINO.の原画にデジタル技術を用いた新たな視点が加え、アートがファッションや空間デザインといった異なる領域にまで拡張される表現が模索しました。テクノロジーとアートの融合によって、未来のアートのあり方や可能性を探求し、自然とデジタルの新しい対話を提示します。

今年も東京エリアに多彩な展示が集結

コンランの過去と今を巡る3つの展示を開催

テレンス・コンラン 

モダン・ブリテンをデザインする

イギリスの生活文化に変革をもたらしたテレンス・コンランの人物像に迫る展覧会

会場:東京ステーションギャラリー 東京都千代田区丸の内1-9-1 

会期:10.12(sat)〜 2025.1.5(Sun)

「Plain, Simple, Useful」なデザインを掲げ、イギリスの生活文化に変革をもたらしたサー・テレンス・コンラン(1931-2020)。‘70年代から展開した「ザ・コンランショップ」をはじめ、デザインブームの火付け役にもなったコンランの大規模展覧会です。創業者、デザイナー、多岐にわたる事業で功績を上げたテレンス・コンランの人物像に、300点以上の作品や資料で迫ります。

ザ・コンランショップ 30周年企画

INSPIRATIONS for the NEXT 

会場:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング3F・4F

ザ・コンランショップ 丸の内店では日本上陸30周年を迎え、4名のデザイナー(工藤桃子・熊谷彰博・藤城成貴・柳澤星良)とアジア・日本らしい現代的な家具作りを目指し新たな活動として、新しい商品開発への礎となる「INSPIRATIONS for the NEXT」を紹介します。

THE CONRAN SHOP X N.HOOLYWOOD SPECIAL EDITON SOFA

会場:東京都千代田区丸の内1-3-2 三井住友銀行東館1F アース・ガーデン

三井住友銀行東館アースガーデンでは、ザ・コンランショップとN.HOOLYWOODデザイナー尾花 大輔氏のルーツともいえるミリタリーアイテムに着目したコラボレーションで新しいスタイリングのかたちを提案します。

落合陽一個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」

会場: BAG-Brillia Art Gallery- 東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル 

会期:〜10.27(sun)

江戸時代の宗教的空間を考察し、落合氏が長年追求してきたデジタルネイチャー・計算機自然という哲学体系を基盤に時間と空間の循環的な性質を探求する展覧会です。今回、落合氏は八重洲・日本橋・京橋地域の歴史を深く調査しました。そこから生まれたのが、中心となる二つの彫刻です。仏教的現代要素を神仏習合の一つとして発展させた「一仏五鮎八鰻三角縁仏獣鏡」と、龍神の転生した「鰻ドラゴン」を融合させ、昼夜が切り替わりながらサイクルしていく展示を構想しました。

DESIGNART TOKYO 2024オフィシャルシャンパーニュ「ペリエジュエ」

イタリアのデザインスタジオ“Formafantasma”との画期的なデザインコラボレーションを発表

プレステージ・シャンパーニュメゾン『ペリエ ジュエ』は今年、イタリア人のデザイナーデュオによる革新的なデザインスタジオ“Formafantasma”(フォルマファンタズマ)とコラボレーションし、『ペリエ ジュエ』が掲げる生物多様性への取り組みにインスピレーションを得て、今年9月にシャンパーニュ地方にあるメゾン所有のアンボネイのブドウ畑に建築インスタレーションを構築、発表しました。日本では、フォルマファンタズマがデザインした限定パッケージ「ペリエ ジュエ ベル エポック 2016グラス2脚セット by フォルマファンタズマ」が数量限定で発売されます。

クリエイティブを語り合う場 CREATIVE PUB「GRADATION」が一夜限りの開催

Tokyo Midtown DESIGN TOUCHとDESIGNART TOKYOが共同でCREATIVE PUB「GRADATION」を開催。アート、建築、インテリア、プロダクト、ファッション、グラフィックなど、様々な分野で活躍する27人がコネクターとして参画し、集う人々が交流する時間を作ります。

会場:Le Pain Quetidion(ル・パン・コテイディアン)東京ミッドクウン プラザ 1F

開催時間 :19:00-24:00 ※最終受付 23:00

参加方法:当日受付 ※混雑時は入場制限する場合があります。 

参加費:2,000円(税込)※現金のみ・ドリンク付き

主催・企画:東京ミッドタウン 

企画:DESIGNART TOKYO実行委員会


DESIGNART TOKYO 2024 開催概要

テーマ:「Reframing 〜転換のはじまり〜」

会期:2024年10月18日(金)〜10月27日(日)の10日間
エリア:表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・広尾・銀座・東京駅周辺 

展示数:117 (96会場)

主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会

発起人:青木昭夫(MIRU DESIGN)/川上シュン(artless)/小池博史(NON-GRID)/永田宙郷(TIMELESS)/アストリッド・クライン(Klein Dytham architecture)/マーク・ダイサム(Klein Dytham architecture)

オフィシャルウェブサイト:https://designart.jp/designarttokyo2024/

DESIGNART TOKYO 実行委員会

東京都港区南青山 2 –15 –19 フジハイツ402

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info@designart.jp

2024exhibitors@designart.jp

取材・掲載のお問い合わせ

press@designart.jp

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会社概要

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URL
http://designart.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山2-15-19 フジハイツ402
電話番号
03-6804-3819
代表者名
青木昭夫
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2017年04月