【育児出向制度】初の取得者が無事に出産

10月10日は「赤ちゃんの日」:「休業」ではなく「出向」として送り出す、ユニークな福利厚生制度

株式会社WithMidwife

※撮影場所:プリマ助産院(大阪府池田市)※撮影場所:プリマ助産院(大阪府池田市)

健康と子育ての従業員支援プログラム「The CARE」を運営する株式会社With Midwife(本社:大阪市、代表取締役 岸畑聖月)では、社内の福利厚生「育児出向制度」を利用した一人目の社員が、2023年9月22日に無事出産を迎えました。


◾️なぜ「育児休業」ではなく「育児出向」か

株式会社With Midwifeでは、社員が出産や育児を経験することは、サービス開発および人材マネジメントにおいて社員のスキルアップの機会だと考え、2019年11月の会社設立当初より出産を控えた社員に対する保証やサポートを行ってきました。

「働く人の健康や子育て支援」を牽引する企業の立場として、会社への負担を想起させる「育児休業」という言葉を、もっとポジティブな言葉にできないかと見直しました。「休業」ではなく、組織及び社員自身にメリットの多い「出向」に近いという考えのもと、2023年5月より「育児休業」制度を廃止し、「育児出向」と制度の名前を変更して運用しています。

名称の変更により、対象者のスキルアップの機会であるということがより明確になり、サポート側の捉え方もよりポジティブに変化しています。


◾️株式会社With Midwife「育児出向制度」における手厚いサポート

①昇給の確約

子育てのプロセスにおいて、安全管理能力や突然のトラブルに対しての対応力などが養われます。総合的なマネジメント能力に加えて、株式会社With Midwifeの事業に欠かせない出産、育児に関する知見や経験値の向上が想定されるため、無条件で復職後の昇級を確約し、育児出向に送り出します。

②陣痛中のサポート

株式会社With Midwifeは社員の7割が助産師資格を有しています。チームメンバーが陣痛中から出産までのサポートを行います。

③訪問ケア(産後ケア)

提供中の従業員支援プログラム「The CARE」のメニューである「訪問ケア」(産後ケア)を提供。食事作り、寝かしつけ、初めてのお出かけ等をサポートします。

④出向中の情報共有

出向社員が希望する場合は、チームとしての疎外感を感じないよう、出向中も情報を共有したり、雑談をする機会をセッティング。また、バーチャル上でオンラインオフィスに自由に訪問できます。


⑤子育て面/メンタル面/体調面のフォローアップ

「The CARE」での知見を活かし、出向解除後に安心して働けるようフォローアップを行うなど、キャリアと子育ての両立を実現できるための制度や風土作りを行っています。


〈フォローアップ体制(一部)〉

  • フルフレックス制度の導入

  • テレワーク勤務の推奨(通勤にかかる時間の削減/休憩時間の有効活用)

  • 病児保育、病後児保育のサポート

  • 「The CARE」のサービスを利用した、助産師による全方位的な相談体制など。


◾️株式会社With Midwife代表・岸畑聖月コメント

この度、「育児出向制度」を利用した社員が、無事に出産を迎えられたことを大変嬉しく思います。

社員が出産・育児により一時的に職場を離れることは、寂しさもありますが、企業・組織にとっては絶好のチャンスでもあります。企業負担はなく(※1)、人材のスキルアップが想定できるうえ、必要に応じて業務の棚卸しを行い、改善する良い機会となるからです。またこれまで属人化してしまっていた業務を可視化できることも、組織にとってはメリットが大きいと考えます。

ただこの制度をうまく運用していくにはチームの協力が不可欠だとも感じています。育児を通して自己も成長しようとする社員自身のモチベーションはもちろん、いつでも「お互い様」と全体でサポートし合えるようなチームの雰囲気があってこそ成り立っています。

男女ともに育児休業の取得が推奨される今、私たちは当事者自身の支援とともに関わる企業のカルチャー作りをサポートし、世の中における出産・育児のイメージをよりポジティブなものに変えてまいります。


※1:産前産後休業中や育児休業等の期間は事業主が年金事務所や健康保険組合に申し出ることによって被保険者と事業主双方の保険料が免除となります。また被保険者は、事業主が加入している健康保険から「出産育児一時金制度」や「出産手当金」を、国から「育児休業給付金」を受け取ることができます。ただし事業主は、速やかに各種手続きを行う必要があります。


◾️「The CARE」について

株式会社With Midwifeが提供する、健康と子育てのEAPサービス(従業員支援プログラム)。現在までに35社が導入しています。


THE CARE公式サイト https://thecare-biz.jp/


<The CAREの3つの特徴>

  1. 幅広い専門性をもつスタッフによる手厚いサポート

    看護師・助産師・(保健師)国家資格を併有するスタッフが3名以上専属でつき、メンタルヘルス、妊活、子育て、介護など公私における様々なお悩みに専門知識を持って寄り添います。特に妊活や出産・育児などのステージにおいては、オンライン相談以外に個別サポートや訪問ケアも行っています。

  2. 気軽さ・手軽さ

    LINEで24時間365日相談を受け、企業専属のスタッフが24時間以内に回答します。

  3. 匿名の安心感

    匿名で利用可能な社外相談窓口なので、心を解放できる3rd placeとしてご活用いただけます。


◾️企業概要

企業名:株式会社With Midwife

設立日:令和元年11月1日

資本金:300万円

代 表:岸畑 聖月

所在地:大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82 QUINTBRIDGE303

理 念:「生れることのできなかった、たったひとつの命でさえも 取り残されない未来」の実現

目の前のいのちだけでなく、流産や死産など、目に見えないいのちも私たちは日常的に目にしています。

そんないのちも、決して取り残されない社会を、私たちは助産師の「寄り添う(care)」チカラで実現します。

公式HP:https://withmidwife.jp/


【お問い合わせ先】

株式会社 With Midwife

担当:松本 明弥香

メールアドレス:info@withmidwife.jp

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会社概要

株式会社WithMidwife

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URL
https://withmidwife.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82 QUINTBRIDGE303
電話番号
070-8400-4723
代表者名
岸畑 聖月
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2019年11月