味の素(株)、パロアルトネットワークスのSASEソリューションでオンプレミスとクラウド双方のセキュリティ高度化へ

~ 利便性が高く費用対効果に優れた「Prisma Access」により、ゼロトラストネットワークの構築を実現 ~

パロアルトネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:アリイ・ヒロシ、以下パロアルトネットワークス)は、この度、味の素株式会社(本社:東京都中央区、取締役 代表執行役社長 最高経営責任者:藤江 太郎、以下 味の素(株))が、オンプレミスとクラウド双方のセキュリティ高度化を目的に、パロアルトネットワークスのクラウドセキュリティプラットフォーム「Prisma®  Access」を導入したことを発表します。Prisma Accessは、場所を問わず全てのユーザーとアプリを保護し、ゼロデイ脅威をリアルタイムに阻止するゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)2.0と卓越したユーザーエクスペリエンスを単一のプラットフォームで提供します。

導入背景

日本の食品業界を牽引する味の素(株)は、社会価値と経済価値を共創する独自の経営基本方針に取り組む中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進による事業変革を進めています。その一環として、グループ全社が安心して業務を遂行できるようセキュアなリモートワーク環境の実現を目指し約5年前から新しいネットワークの整備に着手し始めていました。クラウドの利用が進むと共に、既存のネットワーク環境でのレスポンス及び可用性が低下し、さらに従来の境界防御型セキュリティでは巧妙化するサイバー攻撃のリスクも懸念されたため、ゼロトラストの考え方に基づくセキュリティモデルを採用したネットワークへの刷新が決まりました。


Prisma Accessの選定ポイント

2020年以降の新型コロナウイルスの蔓延により多くの社員がリモートワークを実施するようになると、従来のネットワークでは回線帯域が逼迫し、遅延が発生して業務に支障を来すことが問題化しました。そこで抜本的な対策としてデータセンターにアクセスしなくとも安全にクラウドが利用できるゼロトラストネットワークへの移行が急務になり、選定作業を2021年9月に開始しPoC(概念実証)の実施を経て、セキュリティ機能を十分に満たし費用対効果の観点からパロアルトネットワークスのクラウドセキュリティプラットフォーム「Prisma Access」が選定されました。


導入後の効果と今後について

2022年8月にPrisma Accessの導入が決定された後、導入に向けた開発・設定・テストを同年9月から実施し、2023年3月より段階的に本番運用が開始されました。

味の素(株) DX推進部 グローバルITサービスグループ マネージャー 小宮 洋子氏は、導入メリットについて次のように述べています。

「Prisma Accessを導入したことでネットワークセキュリティを自社資産からクラウド利用に切り替えられたことによるアセットライト効果に加え、『セキュアで利便性が高いリモートアクセス』を実現出来たことでASV経営の進化に貢献出来たと感じています。ユーザーからも『クラウド利用の利便性が高まった』といった声が寄せられるなど、ユーザビリティ観点からもPrisma Accessの導入効果を感じています。また導入から現在まで、大きなトラブルに見舞われることなく利用できているところに関して、非常に満足しています。」


また、導入・運用を担当するNRIシステムテクノ(株) 基盤システム事業部 課長 神崎 昭子氏は以下の通りPrisma Accessの効果を実感されています。

「Prisma Accessを選定して良かったと感じるのは、開発・設定・テストという一連の作業がスムーズに進み、予定通りに導入できたことです。運用開始後も安定して稼働し続けており、味の素グループが目指すゼロトラストネットワークの実現に一歩近づいたと考えています。」


味の素(株)ではPrisma Accessの各種オプション機能とともに、統合管理製品「Panorama」やログ管理サービス「Cortex® Data Lake」も導入し、安定したセキュアで利便性の高いリモートアクセスを実現しています。

味の素(株)とNRIシステムテクノ(株)は現在も引き続きPrisma Accessの導入を継続しており、2023年度内には国内の味の素グループ会社への展開が完了する予定です。また、2024年度までにはタイの関連会社を皮切りに、フィリピンやインドネシアなど東南アジアを中心とした海外グループ会社への展開も計画しています。


味の素(株)をはじめ多くの企業で導入されているパロアルトネットワークスのPrisma Accessは、2023年3月にはISMAPに登録され官民問わず全ての組織のDX化を支援しています。また、「Unit 42 アタックサーフェス(攻撃対象領域)脅威レポート2023」によると、組織におけるセキュリティ侵害の80%はクラウドで発生しています。パロアルトネットワークスは今後も業界最高峰のサイバーセキュリティの提供により組織のDX推進に貢献して参ります。


導入事例の詳細はこちら(https://www.paloaltonetworks.jp/customers/ajinomoto)をご確認ください。

パロアルトネットワークスのゼロトラスト エンタープライズへのアプローチに関する詳細は、こちらhttps://www.paloaltonetworks.jp/zero-trust)にてご覧いただけます。


パロアルトネットワークス株式会社について

パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティのグローバルリーダーです。企業や組織が安心してテクノロジーを活用できるよう、サイバー脅威を克服するための技術革新に努め、世界中のあらゆる業界の何千ものお客様に、次世代サイバーセキュリティを提供しています。最高クラスのサイバーセキュリティプラットフォームとサービスは、業界をリードする脅威インテリジェンスに支えられ、最先端の自動化によって強化されています。ゼロトラストエンタープライズの実現に向けた製品の導入や、セキュリティインシデントの対応、ワールドクラスのパートナーエコシステムを通じたより良いセキュリティ成果の提供などにより、毎日をより安全なものにするための支援に取り組んでいます。それが、パロアルトネットワークスがサイバーセキュリティのパートナーとして選ばれる理由です。


パロアルトネットワークスでは、ミッションの実現に向けて最高の人材を集めることに尽力しており、Newsweek誌の「最も愛される職場」(2021年)、Comparably(職場文化モニタリングプラットフォーム)の「多様性に優れた企業」(2021年)、HRC(ヒューマンライツキャンペーン)の「LGBTQ平等のための最高の場所」(2022年)に選出されています。詳しくは http://www.paloaltonetworks.jpをご覧ください。


Palo Alto Networks、Palo Alto NetworksロゴおよびPrismaは米国およびその他の国・地域におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。また、本書またはその他のプレスリリース公式発表に記述されている未発売のサービス、および機能については、提供開始までご利用いただけません。当初の予定通りに提供開始されない場合や、提供されない場合もあります。パロアルトネットワークスの製品やサービスを購入する際は、既に提供されているサービスや機能をhttp://www.paloaltonetworks.jpよりご確認ください。

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会社概要

URL
https://www.paloaltonetworks.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区内幸町2丁目1番6号 日比谷パークフロント15階
電話番号
-
代表者名
アリイ ヒロシ
上場
海外市場
資本金
-
設立
2009年06月