2020年台湾半導体生産設備製造業の生産額は11兆7,920億円、過去最高更新見込み<ワイズ機械業界ジャーナル12月第3週号発行>

〜台湾機械業界の動向が分かる〜

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の12月第3週号を発行しました。今週号では、自動車・二輪車業界、半導体生産設備業界、光学設備メーカーの精湛光学科技(Ching Chan Optical Technology)、ファスナー業界について紹介します。

<201217号内容案内>
1 自動車・二輪車業界 2020年第3四半期
台湾自動車・二輪車産業の振り返りと今後の展望
2 半導体生産設備業界 台湾半導体生産設備製造業のメーカー動向
3 光学設備業界 光学設備メーカー
精湛光学科技(Ching Chan Optical Technology)
4 ファスナー業界 2020年第3四半期
台湾ファスナー産業の振り返りと今後の展望

 

●今週号の記事を一部紹介します
<台湾半導体生産設備製造業のメーカー動向>
一、産業動向

 2020年の台湾半導体生産設備製造業の生産額は3兆2,100億台湾元(約11兆7,920億円※)、成長率は前年比20.74%増で19年の同1.74%増と比べて大幅成長し、過去最高となる見込みだ。これは、台湾は新型コロナウイルス感染症の抑え込みに成功し、垂直統合型デバイスメーカー(IDM)大手からの受注が増加したためだ。また、米中両国のハイテク冷戦と貿易摩擦の深刻化を受けて、中国は米国以外のサプライチェーンの開拓に力を入れ、台湾当産業からの調達を拡大した。一方、米国も中国サプライチェーンからの脱却を目指し、台湾当産業との提携を強化した。今後、台湾当産業が米国の産業協会や研究開発同盟に参加できることとなれば、研究開発力やテストサービスの技術力を強化することが可能となる。
 2020年、台湾当産業は生産額が大幅成長し、世界市場におけるシェアは19.7%で2位に上昇した。1位は米国で42.9%、3位以降は順に▽韓国、15.9%▽日本、8.1%▽欧州、7.2%▽中国5.9%▽シンガポール、0.2%▽その他、0.1%となっている。

 
二、関連メーカー動向
漢唐(UIS)

 台湾積体電路製造(TSMC)は台湾投資の拡大を続けており、2020年の投資額は170億米ドルに達した。21年には180~190億米ドルに成長する見通しで、TSMCのサプライチェーンメーカーの業績成長に追い風となるとみられる。また、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)によるファウンドリー投資状況報告では、新型コロナウイルス感染症の流行によって世界製造業のデジタル化が加速していることから、21~22年のファウンドリーの投資額はさらに成長する見通しだ。
 
 TSMCに設備を供給している漢唐集成(ユナイテッド・インテグレーテッド・サービシズ、UIS)は、TSMCの南部科学園区(南科)Fab18拡張工事に加えて、3ナノメートル製造プロセス工場が2021年末に完工する予定であることから、売上高は21年末まで安定して成長する見込みだ。

帆宣(MIC)
 TSMCを含む半導体大手が生産能力を拡張していることに加えて、親会社の鴻海精密工業がスマート技術の応用とスマート工場の導入を拡大させたことから、帆宣系統科技(マーケテック・インターナショナル、MIC)の2020年第3四半期の連結売上高は前期比14.7%増、前年同期比11.8%増の66億3,800万台湾元となった。

 帆宣系統科技によると、受注はすでに2021年末まで満杯で20~21年の売上高の成長は確実だという。また、同社はスマート製造のほか、第5世代移動通信システム(5G)を応用した社内ネットワークの市場開拓に注力している。新型コロナウイルス感染症流行の影響で、日常生活と勤務形態は大きく変化した。情報通信を利用したリモートコミュニケーションの需要が増加したため、関連システムの需要が成長しており、今後の同社の売上高を支える分野の一つとなるだろう。

信紘科(Trusval)
 2020年第1四半期、信紘科技(トラスバル・テクノロジー)は新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、売上高は赤字となった。しかし、半導体産業の景気が回復したことに加えて、自社の供給と受注を最適化したことから、第2四半期の売上高はプラス成長に転じた。第1~第3四半期の純利益は前年同期比170%増の7,700万台湾元となっている。

 信紘科技は2020年、半導体製造用特殊ガス大手の二次サプライヤー(ティア2)の資格を取得して受注を獲得し、半導体ガス機械分野まで業務範囲を広げた。また、化学機械より規模が大きい半導体ガス機械の配管・移設工事の市場を好感し、同社は労働力発展署の桃竹苗(桃園・新竹・苗栗エリア)分署と雲嘉南(雲林・嘉義・南投エリア)分署と共同で教育訓練を実施し、今後の労働力不足に備えている。

 新型コロナウイルス感染症流行の影響で、台湾半導体産業の生産額は成長が続いている。また、半導体市場の好調を受けて、世界の半導体大手各社は工場の新設・拡張を推進している。信紘科技は半導体ガス機械の配管・移設工事の受注成長を楽観視しており、企業全体の売上高成長に好材料となる見通しだ。
(※)2020年12月17日時点のレートで換算

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