キャピタランド・インベストメントが運営するセルフストレージプラットフォームExtra Space Asiaシンガポール・東京にて新規物件取得へ アジアにてセルフストレージ施設を100軒超へ成長を加速
シンガポール/東京、2025年10月16日 – 世界有数のリアルアセット (不動産およびインフラ等) マネジャーであるキャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI) は、当社の運営するセルフストレージプラットフォームであるエクストラ・スペース・アジア (ESA)が、シンガポールにおいて初の注文開発型フラッグシップ施設開発、ならびに東京における3軒のセルフストレージ施設の取得に向け、約115億円(S$1億)を投資することを発表いたします。
ESAは、シンガポールのカキブキッ・アベニュー5に土地を取得し、約17,000平米を超えるセルフストレージ施設を開発します。この施設は、シンガポール建設庁(BCA)によるGreen Mark Super Low Energy Building認証を取得する初のセルフストレージ施設となる予定です。また、当用地取得は、シンガポールにおけるセルフストレージ開発向けにジュロン・タウン公社(JTC)が初めて認可した政府工業用地の売却案件となります。このフラッグシップ施設完成時には、ESAのシンガポールにおけるポートフォリオは島内全域で13の高品質物件に拡大し、総延床面積は、約139,000平米を超える見込みです。
ESAが東京23区内に所在する3軒の稼働中セルフストレージ施設を取得したことで、同社の日本におけるポートフォリオは17施設に拡大し、総延床面積は、約5,500平米を超えます。
CLIの東南アジア投資部門のCEOであり、兼 物流・セルフストレージ部門ヘッド、ならびにStorage Ventures Asia Pte. Ltd. 取締役を務めるParticia Gohは次のように述べています： 「セルフストレージは、CLIの私募ファンド成長における主要なテーマ別投資戦略であり、ESAはアジアに焦点を当てた取り組みにおいて中核的な役割を担っています。2022年にAPGアセット・マネジメントとの合弁事業を通じてESAを買収して以来、当社は約575億円(S$5億)以上の資本を投入し、ESAのポートフォリオを約70物件から100物件、総延床面積約279,000平米以上に拡大し、これによりESAはアジアを代表するセルフストレージ事業者の１社としての地位を確固たるものにしました。 CLIは今後も、当社のファンド運用能力、案件発掘の専門知識、グローバルな顧客ネットワークを活用し、ESAの事業拡大とアジア太平洋地域主要マーケットにおける成長機会の獲得を引き続き推進してまいります。」
エクストラ・スペース・アジア、マネージングディレクター兼 ヘッドであるTim Alpeは次のように述べました： 「都市化の拡大、加速するeコマース消費、人口密集都市におけるスペース制約の増加による強い需要を背景に、2028年までにESAのポートフォリオを約2,300億円(S$20億)規模に拡大することを目指しています。ESAは現在、シンガポール、日本、韓国、台湾、マレーシア、オーストラリアで事業拡大を続けるアジア最大級のセルフストレージ事業者の1社です。主要マーケットにおける大手事業者として、ESAのポートフォリオは90％を超える高い平均稼働率を維持しています。シンガポールにおけるフラッグシップセルフストレージ施設建設のためカキブキッ用地を確保したことは、当社の開発能力を示す重要な節目となります。業界の拡大を支える好ましい市場動向のもと、当社は機会を捉えマーケットでの主導的地位をさらに強化してまいります。」
ESA、シンガポールに初の注文開発型フラッグシップ施設を開発へ
2028年までに完成予定の本施設は、シンガポール東部クラスターにおけるESAのプレゼンスを強化し、タンピネス・ウエスト地区における人口増加と、2030年以降のパヤ・レバ空軍基地移転に伴う新都市開発を見据えた戦略的拠点となります。
この施設は常温保管とワイン保管のオプションを備え、ESAが最新IoT機能を運用に組み込むためのテストセンターとして機能させます。また、運用効率を高めるための仮想分析セキュリティシステムも導入予定です。
今回の用地取得は、ESAが2024年2月にタイセンとコモンウェルスに立地する2つの産業用施設を約約115億円(S$1億)で購入したことに続くもので、これらの２施設は、その後セルフストレージ施設に転換されています。
ESA、東京で3軒の新規取得により日本での成長を加速
東京23区内の高品質なセルフストレージ施設3軒を取得したことで、ESAは東京における保有物件を合計13物件に拡大しました。
ESAは、日本の主要都市圏において、「収納ピットプラス」ブランド、「privatebox by Extra Space」ブランドのもと、人口密集住宅地に近い高品質なセルフストレージ資産の取得を継続していきます。特に東京23区と大阪都市圏に重点を置いていきます。
ESA、ESGの卓越性への取り組みを強化
ESAは、現在、全ての物件でEDGE1認証を受けており、内90%以上の物件でEDGEアドバンス認証を取得しています。ESAは、2025 GRESBリアルエステイト評価において非上場セルフストレージ企業の中で世界第３位、アジア地域では首位に躍進し、ESAの環境・社会・ガバナンス（ESG）への取り組み強化を裏付ける結果となりました。
アジア全域におけるCLIのセルフストレージ事業拡大
2022年、CLIはオランダ最大の年金基金運用会社であるAPG Asset Management N.V.と提携し、Storage Ventures Asia Pte. Ltd.を通じてESAを共同買収しました。その後、ESAのポートフォリオは拡大を続け、香港、クアラルンプール、大阪、ソウル、シンガポール、台北、東京の7大ゲートウェイ都市にまたがる総延床面積約27万平米を超える100軒以上の資産を保有するに至っています。
注釈1： Excellence in Design for Greater Efficiencies （EDGE）は国際金融公社（International Financial Corporation: IFC）によるグリーンビルディング認証である。
シンガポールドルから日本円の換算レート： 1 S$=￥115にて換算
キャピタランド・インベストメント・リミテッドについて (www.capitalandinvest.com)
シンガポールに本社を置き2021年にシンガポール証券取引所に上場しているキャピタランド・インベストメント・リミテッド (CLI) は、アジアに広範囲な拠点を置く世界的な不動産投資運用会社です。2025年8月13日現在、CLIはFUMベースで約S$1,170億の不動産を運用しています。８本のREIT（上場不動産投資信託およびビジネストラスト）、ならびに人口動態・産業変革・デジタル化をテーマとした戦略に投資する一連のプライベート・リアルアセット・ビークルを通じて、運用不動産のアセットクラスはリテール、オフィス、ロッジング（ホテル、賃貸マンションほか宿泊系施設）、産業用不動産、物流施設、ビジネスパーク、ウェルネス、セルフストレージ、データセンター、不動産関連クレジット投資等多岐にわたっています。
CLIは、ファンド・マネジメント、ロッジング・マネジメント、コマーシャル・マネジメントの各事業をグローバルに拡大し、効果的な資本管理を維持することを目指しています。キャピタランド・グループの投資運用部門として、CLIはキャピタランド・グループの開発部門の開発能力とパイプライン投資機会にアクセスを有しています。2025年、キャピタランド・グループは、不動産分野における強固な実績により25周年を迎え、今後も革新とともに成長していきます。
また、CLIはサステナビリティをその活動の中核に据えており、2050年までにスコープ1および2の二酸化炭素排出量のネット・ゼロを目標に掲げています。 責任ある不動産企業として、長期的な視点に立った経済的価値をステークホルダーに提供するとともに、事業を展開するコミュニティの環境的・社会的福祉に貢献します。
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Extra Space Asia(エクストラ・スペース・アジア)について(https://www.extraspaceasia.com/)
エクストラ・スペース・アジア（ESA）は、アジア最大級のセルフストレージプラットフォームの一つであり、香港、クアラルンプール、大阪、ソウル、シンガポール、台北、東京の7つの主要都市に100以上の施設を展開しています。ESAは、アジアに強固な基盤を持つ世界有数のリアルアセットマネジャーであるキャピタランド・インベストメント（CLI）によって運営されています。
2007年に設立されたESAは、2022年にCLIとオランダ最大の年金基金運用会社APGアセット・マネジメントの合弁事業により買収されました。ESAは、最先端のセキュリティと24時間アクセスを特徴とする、高品質で柔軟なセルフストレージソリューションを提供しています。
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（配信元）
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