本日発売!『多職種の思考でとらえる臨床実践集』のご案内
多職種連携による医療の本を作ったら、今のあらゆる看護・医療の問題が集約されました!
本書の特長と見方
■本書は、看護師をはじめとした多職種連携にかかわるすべての医療職に向けて、実践のための思考・行動の具体的なヒントをお届けします。
■各論1「事例でわかる 多職種の思考でとらえる臨床実践」(p.25~266)では、ER、ICU、病棟、在宅の各分野からチームアプローチが必要な事例を取り上げ、その事例ごとに課題に対して、各職種の臨床家がチームアプローチの視点に立った見解を示します(下図)。
■各論2「職種別・わたしが考える多職種連携による医療とは」(p.267~295)では、各分野・各職種の最前線で活躍する臨床家約20名が、これまでの豊富な経験をふまえ、「多職種連携で大切にしていること」など、その“極意”を伝授します。
目次
「総論」
多職種連携による医療とはどういうことか~名ばかりではない真の連携を目指して~ 道又元裕
各論1:事例でわかる多職種の思考でとらえる臨床実践
ERにおける多職種連携
1-1 限られた人員の中で、救命のために協力体制を検討した事例
1-2 大量服薬した精神疾患患者が入院治療を拒否している
1-3 精神疾患・精神遅滞を抱えた患者の帰宅支援に難渋した事例
1-4 脳出血で救急搬送された患者が治療を拒否している
1-5 深夜に救急車で来院し、入院適応はないが帰宅後の生活が困難と考えられた事例
1-6 病院前診療から携わった心肺停止患者の事前意思が残されていた
1-7 父親からの暴力による虐待を疑った事例
[押さえておきたい基礎知識]臨床倫理の4分割法とは?
ICUにおける多職種連携
2-1 来院時CPAで気管挿管となったが、その後のSBTがスムーズにいかない
2-2 大黒柱が人工呼吸器管理に!家族が今後の生活を心配している
2-3 患者が家族に伝えずに事前意思を残していた
2-4 急性大動脈解離で短腸症候群となり栄養管理に苦慮した事例
2-5 患者と主治医の意見が対立した事例
2-6 ICU入院後20日以上で、離床が難航している事例
2-7 リビングウィルの意思と違う結果となり、生きる意欲を失くした事例
2-8 VA-ECMO依存で終末期となった意識のある患者に気管チューブ抜去を検討した事例
2-9 摂食障害から心肺停止となりECMO導入目的に転院搬送した女児
病棟における多職種連携
3-1 血液透析を嫌がる患者の意思が確認できない状況で治療方針を検討する事例
3-2 「これ以上苦しむ姿を見たくない」自宅療養を望む患者と、それを拒む家族
3-3 患者と家族の医療不信が強く、人工呼吸管理下の退院支援に難渋している
3-4 重度知的障害患者の人工呼吸期間が長期化し、離脱困難になった事例
3-5 終末期にある間質性肺炎患者の自宅退院に向けた多職種連携
3-6 患者が認知機能低下によりリハビリを拒否している
3-7 脊髄損傷がある小児に対するアトピー性皮膚炎の自己管理に向けた介入
3-8 家族の介護力が不足している状態で在宅療養へ移行となる人工呼吸器装着患者
3-9 創傷管理に難渋する難病疾患患者の退院支援
3-10 在宅療養を希望する患者の意向を叶えるのが難しいと思っていた医療チーム
3-11 頸椎腫瘍(転移)による機能障害を生じた患者と家族への退院支援
3-12 原因が特定できない苦痛症状によって治療方針が定まらない
在宅における多職種連携
4-1 食道がん術後反回神経麻痺で経口摂取不可と診断された事例
4-2 脳梗塞後の全失語、胃瘻栄養で在宅復帰困難と判断された事例
4-3 確定診断がつかない末期がん患者が在宅療養へ移行した事例
4-4 自尿がなくカテーテル抜去不可と診断された心不全の事例
4-5 患者の意思とは反した家族の選択への介入
4-6 DVを受けている強迫性障害を持つ患者と家族とのかかわり方
4-7 介護サービス中の骨折もあり、患者が治療方針と予後・現状に納得できずにいる
4-8 家族の介護力が低く、褥瘡感染を繰り返す事例への介入
各論2:職種別・わたしが考える多職種連携による医療とは
「看護師編」
●多職種連携における看護の専門性とは・・・・・・・・・・・・・・宇都宮明美
●「連携」もチーム員としての自分もチームの中にあって育つ・・・・濱本実也
●「手伝おう」の意識から生まれる多職種連携・・・・・・・・・・・戎初代
●個人へ依存せず、個のもつ知識をシステムに落とし込む・・・・・・櫻本秀明
●身近なことから、構えずに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・露木菜緒
●絆を深め、互いにレベルアップを図る・・・・・・・・・・・・・・清水孝宏
●看護師特定行為と多職種連携・・・・・・・・・・・・・・・・・・大西翠
●チーム医療における看護のスキルの活用・・・・・・・・・・・・・朝倉之基
●訪問看護師に求められる心構え・・・・・・・・・・・・・・・・・岩本ゆり
「医師編」
●専門性を高め医療者の原点を見つめ直す・・・・・・・・・・・・・大村和也
●多職種連携がさらなる価値を生み出す・・・・・・・・・・・・・・太田啓介
●怖がらずに聴いてみよう!そこから広がる世界があります・・・・・山川宣
●在宅医療における多職種連携~とくに初めて携わる方に向けて~・・天本健司
「薬剤師編」
●一専門職でありながら一医療人である・・・・・・・・・・・・・・安藝敬生
●患者のため、チーム医療のために「個」を磨く・・・・・・・・・・柴田啓智
「理学療法士編」
●リハビリテーション専門職のわたしが考える多職種連携とは・・・・高橋哲也
●急性期病院の理学療法士の立場から・・・・・・・・・・・・・・・神津玲
●ICUリハビリテーションと多職種連携・・・・・・・・・・・・・横山仁志
「臨床工学技士編」
●相互補完機能をもち成果を分かち合う・・・・・・・・・・・・・・相嶋一登
●特性を理解し、お互いを尊重することで醸成されるもの・・・・・・石井宣大
「管理栄養士編」
●栄養分野における多職種協働の課題と進展・・・・・・・・・・・・真壁昇
●多職種連携における管理栄養士の役割と大切なこと・・・・・・・・宮城朋果
略語一覧
索引
書籍概要
『多職種の思考でとらえる臨床実践集』のご案内
【ヴェクソン医療看護出版】
監修: 道又元裕
定価: 3,960円 (税込)
発売:2024年4月15日
判型:B5判/ 304頁
ISBN:978-4-910689-04-3
発行:ヴェクソンインターナショナル株式会社
書籍購入はこちらから
■ヴェクソン医療看護出版:https://www.vexonbooks.jp/products/detail/16
■Amazonでも絶賛発売中
●ヴェクソンインターナショナル株式会社について
ヴェクソンインターナショナル株式会社は医療従事者の皆さまを対象にICT「Information and Communication Technology(情報通信技術)」を駆使した様々な教育コンテンツの企画・運営を行い提供している会社です。
当社は医療の発展とともに、その時代に即した研修・教育を医療従事者の皆さまへ提供することを主な事業としております。その中で当社が特に注力しているのは看護分野であり、看護の入り口である基礎看護から、病院での臨床看護、地域における訪問看護、そして看護管理に至るまでの幅広い看護業務に対応できる教育コンテンツを開発しています。現在では当社のオンラインサービスを利用している病院等の施設は約1200病院にまで拡大いたしました。様々な医療関連団体様と連携し、病院が抱く教育面についての要望に対して良質なコンテンツを提供しております。近年では大学病院看護部長経験者をはじめとした看護の専門家によってコンテンツ作成を内製化して、実際の臨床現場での業務経験に基づいた教育コンテンツを提供することで他社との差別化を図っております。これからも、医療業界に求められるサービスの提供を目指し教育コンテンツの更なる品質向上に絶えず取り組んでまいります。
●会社概要
会社名:ヴェクソンインターナショナル株式会社
代表者:代表取締役 兼久 隆史
設立:2004年(平成16年)4月
資本金:6380万円
所在地:東京都千代田区神田錦町3-15 NTF竹橋ビル8階
事業内容:
・ヘルスケア分野(医療・福祉等)における事業計画・実施及びコンサルタント業務全般
・医療・福祉・保健における教育研修業務
・システムの企画、開発、設計、販売、管理等の業務
・出版業務
連絡先:TEL 03-6272-8408/FAX 03-6272-8409
URL:https://www.vexon-intnl.com/
E-mail:info@vexon-intnl.com
●各種サービスに関するお問い合わせ先
HP内「お問い合わせ」よりご連絡ください
▽各種看護研修▽ S-QUE研究会 https://s-que.net/
▽医療・看護専門のオンライン配信業務▽ トルミル https://torumiru.net/
▽出版業務▽ ヴェクソン医療看護出版 https://www.vexonbooks.jp/
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