脱炭素をテーマに社会実装へ本気で取り組む共創型ビジネスコンテスト 第4回「デカボチャレンジ2024 Spring」表彰式を開催!
株式会社ローソン、福岡市、サッポロホールディングス株式会社/三井不動産株式会社、日本航空株式会社など参画
開催を受けて、最終日にあたる20日(月)には、決勝に勝ち進んだ複数の学生チームによる最終プレゼンテーションならびに表彰式が行われ、コンビニの「トイレ」と「レシート」を通じた脱炭素ソリューションの提案を行った「ローソンチーム」が最優秀賞を、福岡市におけるZ世代をターゲットとした脱炭素アクションを提案した「福岡市/公益財団法人福岡アジア都市研究所チーム」が特別賞を受賞しました。
本プログラムは、株式会社ローソン、福岡市、サッポロホールディングス株式会社/三井不動産株式会社、日本航空株式会社など、日本を代表する10の企業・自治体とZ世代の参加者たちが、「脱炭素(=”Decarbonization” デカボ)をテーマに、脱炭素社会の実現に繋がる新規事業の創出を目指す社会課題型ビジネスコンテストです。今年で4回目を迎える本プログラムは、これまでにのべ30社以上の各業界企業、約360名の学生の皆さまにご参加いただき、また今年は昨年のご盛況を受けて過去最多数のご参加申し込みをいただきました。
「Earth hacks デカボチャレンジ 2024 Spring」について
本プログラムの独自性は、単なる学生参加型のビジネスコンテストに留まらず、Z世代と各企業・自治体の現場社員がともに議論しながら、最終的にはアイデアの社会実装化を目指すという点にあります。日常生活を送っていると、なかなか関わりを持つきっかっけのない「脱炭素」という社会課題に対して、Z世代ならではの視点を活かしたアイデアを起点に、参画する日本を代表する企業・自治体社員とのコミュニケーションを通して、実現性の高い提案へのサポートを行っています。
最優秀賞を受賞した「ローソンチーム」、コンビニのトイレとレシートを活用した脱炭素ソリューションを提案!
栄えある最優秀賞を受賞した「ローソンチーム」は、全国のコンビニにある「トイレ」と「レシート」に着目し、利用者が脱炭素に自然と取り組める展開施策のプレゼンテーションを行いました。コンビニの「トイレ」と「レシート」を通じて利用者が視覚的に脱炭素への取り組みを理解し、環境への効果実感を得られる点や、レシートの大規模回収による再生紙の活用等が、サーキュラーエコノミーの観点からも評価されました。
最優秀賞を受賞した「ローソンチーム」の学生からは、「私たちにとって身近なトイレとレシートというアイデアから優勝に至るとは思ってもいなかったので、本当にうれしいです」とよろこびの声があがりました。
特別賞は「福岡市/公益財団法人福岡アジア都市研究所チーム」。脱炭素に繋がる”ささやかな”意識改革を起こす仕掛けを提案!
特別賞を受賞した「福岡市/公益財団法人福岡アジア都市研究所チーム」は、脱炭素に繋がる”ささやかな”意識改革を起こす仕掛けとして、都心部で展開するシェアモビリティを活用するアイデアを発表しました。コンパクトシティという福岡市の特徴を活かしながらシェアモビリティという身近なサービスを通じてZ世代にリーチし、小さな意識変容から大きな態度変容を目指した提案内容が評価されました。
有識者審査員による審査コメント 清水氏「デカボチャレンジへの参加を通じてアイデアを考えることの面白さを実感してもらえたら」
本プログラムでは、生澤 一哲氏(三井物産株式会社 エネルギーソリューション本部 Sustainability Impact事業部 新事業開発室 室長)、戎 光璃氏(株式会社Seamint CEO)、金井 大樹氏(環境省 地球環境局 脱炭素ライフスタイル推進室長補佐)、清水 佑介氏(Earth hacks株式会社 CCO)、そして内藤 庸介氏(日本テレビホールディングス株式会社 経営戦略局R&Dラボ (兼) サステナビリティ推進事務局)の5名が審査員を務め、各チームの提案における「インパクト」「フィジビリティ」「顧客観点ユニークネス」などの観点から厳正な審査を行いました。
総評のコメントとしてEarth hacks株式会社CCO 清水氏は「皆さんが脱炭素というテーマ、そして各参加企業からの出題テーマに対して、どうすれば人々が思い描いたように行動してくれるのかを真剣に考え、取り組んだことが感じられました。デカボチャレンジに挑んだことで、アイデアを考えることは面白いなとか、皆さんからも審査員をうならせる斬新なアイデアが出せるということを実感していただけたら嬉しいです」とコメントした。
■「デカボチャレンジ2024 Spring」 詳細情報
<概要>
・タイトル:デカボチャレンジ 2024 Spring
・対象:全国の大学生/大学院生
・開催期間:2024年5月 11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、20日(月)
・共催:Earth hacks株式会社、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」(株式会社ビズリーチ)
・参加企業:サッポロホールディングス株式会社/三井不動産株式会社、日本航空株式会社、株式会社博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、Visional(株式会社ビズリーチ)、福岡市/公益財団法人福岡アジア都市研究所、三井物産株式会社、森ビル株式会社、株式会社ローソン
<表彰式>
日時: 5月20日(月)17:30~18:00
会場: 虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区虎ノ門1丁目23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー5F)
<審査員(五十音順)>
生澤 一哲/三井物産株式会社 エネルギーソリューション本部 Sustainability Impact事業部 新事業開発室 室長
戎 光璃/株式会社Seamint CEO
金井 大樹/環境省 地球環境局 脱炭素ライフスタイル推進室長補佐
清水 佑介/Earth hacks株式会社 CCO
内藤 庸介/日本テレビホールディングス株式会社 経営戦略局R&Dラボ (兼) サステナビリティ推進事務局
■参加企業・自治体(五十音順)および共創テーマ(五十音順)
サッポロホールディングス株式会社/三井不動産株式会社:
Z世代が「うちれぴ」を使いたくなるキャンペーンの提案
日本航空株式会社:
Z世代が日常生活の中でさりげなくマイルをためたいサービス・ためたマイルを使いたいプライスレスなワクワクする特別な特典の提案
株式会社博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ:
普段の身の回りのモノやコトをWell-Sustainabeingに変えるアイデアの提案
Visional(株式会社ビズリーチ):
転職サイト「ビズリーチ」の公開データを活用し、社会課題の解決に取り組む人材を増やすための仕掛けの提案
福岡市/公益財団法人福岡アジア都市研究所:
福岡市において、日常生活の中で脱炭素につながる行動を自主的に選択する若者が増えるよう、主にZ世代をターゲットとした広報啓発の手法や仕掛け(情報発信のツール、コンテンツ、キャンペーン等)の提案
三井物産株式会社:
<三井物産100%出資グループ会社エームサービスの“Oishii-Mirai”創造に向けた提案>
Z世代目線で考えるプラントベースドフードのPR戦略の提案
森ビル株式会社:
年代・国籍を問わない多様なワーカーがわざわざ意識しなくても日常的に働くだけで脱炭素になり、それを通じて社会に貢献する仕組み・仕掛けの提案
株式会社ローソン:
思わず取り入れたくなる、店舗内で“脱炭素”アクションが誘発される仕掛けと、その情報発信アイデアの提案
Earth hacks株式会社:
大学生・大学・企業がWin-Win-Winとなり、みなさまが利用したいと思える大学生向けテストマーケティング事業の立案
<代表取締役社長 CEO 関根澄人のプロフィール>
Earth hacks株式会社 代表取締役社長 CEO 関根澄人
2009年東京工業大学院生体システム専攻修了。
環境問題を生活者に伝えていくことを仕事にしたいと思い、博報堂に入社。
様々な企業のブランディングや商品マーケティング業務を担当。
2018年に博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、2020年4月から三井物産に3年間出向。
2022年にEarth hacksを博報堂と三井物産の共同ビジネスとして立ち上げ、
2023年にEarth hacks株式会社を設立。同年5月より現職。
国連気候変動枠組み条約COP28、きさらぎ会、経団連をはじめ、
国内外にて生活者×脱炭素をテーマに多数講演を行うほか、
書籍「答えのない時代の教科書」や日本経済新聞「私見卓見」などでの執筆も行う。
経済産業省 『産業競争力強化及び排出削減の実現に向けた 需要創出に資するGX製品市場に関する研究会』の委員として企業や生活者の環境努力をわかりやすく伝えていくルール作りにも参加。
またJ-WAVE「offの日、どっちっち」では、MCとして日々の無理なく楽しい脱炭素情報を届けている。
<共創型プラットフォーム「Earth hacks」について>
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。CO2e*を従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。
*1 CO2e とは、CO2 相当量に換算した値のこと
□ウェブサイト:https://co.earth-hacks.jp/
□Instagramアカウント:https://www.instagram.com/earthhacks
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