【8時間作業がたった10分に】企業のデータ活用を変革する「BIリテラシー研修」を提供開始

〜AIが答えを出す時代だからこそ、データを正しく活用できる人材育成を〜

ユースフル株式会社

ユースフル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:大垣 凛太郎)は、多くの企業が保有するデータを「意思決定」に活かしきれていないという課題を解決するため、Microsoft Power BIを活用した「初学者向けBI研修」の提供を2025年10月より開始します。AIに指示を出す「人間」のスキル不足がDX推進のボトルネックとなる中、本研修はAI時代の必須教養である「データを正しく見る力(BIリテラシー)」の土台を築き、組織の意思決定力を高めることを目的としています。

背景:DX推進者・人事担当者を悩ませる「スキル断絶」というジレ ンマ

多くの企業がDX推進の一環として生成AI(Copilot等)の導入を急ぐ一方で、現場では「データはあるが、意思決定にどう活かせばいいか分からない」という問題が起きています。この「AI」と「データ活用」のギャップこそが、DX推進者や人事担当者を悩ませる「スキル断絶」の正体です。

客観的データが示す「人材の量・質」というボトルネック 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が本年公開した最新の「DX動向調査2025」では、DXを推進する人材の「量・質」両面での不足が日本企業の大きな課題であることが明記されています。 特に「質」の面では、国内企業の86.1%が「不足している」(「大幅に不足」58.9%、「やや不足」27.2%)と回答しており、AIという先端技術(ツール)を導入しても、それを使いこなし、ビジネス価値に転換できる従業員のスキル(土台)が決定的に追いついていない実態が浮き彫りになりました。

なぜ今、「BIリテラシー」を学ばせるべきなのか?AIが答えを出す時代だからこそ、最終的な意思決定を行うのは「人間」です。AIの出力を鵜呑みにせず、データに基づいた正しい意思決定を行うためには、全社員が「データを正しく見る力(=BIリテラシー)」を持つ必要があります。

多くの現場では、未だにExcelファイルがメールやチャットで飛び交い、手作業で集計されています。これでは「担当者によって数字が違う」「最新のデータがどれか分からない」という問題が頻発し、経営層や管理職はデータに基づいた迅速な意思決定ができません。

Power BIをはじめとするBIツールの学習は、この「スキル断絶」を解消する最も合理的な一手です。BIを学ぶことで、社内の情報が一元管理され、従業員はリアルタイムで最新のデータを多角的に分析・可視化する能力を習得できます。これにより、AIが出した答えを検証・活用するための「データを正しく見る力」を養うことができます。本研修は、このAI時代に不可欠な土台を築くために設計されています。

研修の概要:実務の9割をカバーする「土台」の作り方

本研修は、Power BI未経験者を対象に、あえて機能を網羅せず、実務で最も多用される「型」に特化することで、短時間での土台習得を実現します。

<研修の主な特徴>

  1. 実務の「型」に特化: データ活用の実務で多くを占める「集計・可視化」の基本パターンに絞り込み、BIツール活用の本質的な思考法を学びます。

  2. 最重要概念「スタースキーマ」の習得: Power BIを使いこなす上で最重要となるデータモデリングの基本概念「スタースキーマ」を学び、単なるツール操作で終わらない土台を築きます。

  3. 「Excelでは不可能」を体験: Excelでは難しかった「動的な分析ダッシュボード」の作成をハンズオンで体験。データの取り込みから伝わるグラフ設計までを完結させます。

最重要概念「スタースキーマ」の仕組み

研修効果:なぜ「データを正しく見る力」が身につくのか

本研修の最大の目的は、AI時代に不可欠な「データを正しく見る力(=BIリテラシー)」の土台を築くことです。

多くの現場では、Excel上で場当たり的にデータをつなぎ合わせ、その場限りの集計表を作っているため、「担当者によって数字が違う」「集計の前提条件が不明瞭」といった問題が頻発します。これでは「データを正しく見る」ことはできません。

本研修では、Power BIの最重要概念である「スタースキーマ(データモデリング)」という“データの正しい整理術”を学びます。この「型」を習得することで、データが一元管理され、全社共通の「信頼できる唯一のデータ」が構築されます。この強固な土台があるからこそ、初めて「データを正しく見る」ことが可能になり、AIの分析結果も正しく検証できるようになります。

そして、この「正しいデータの流れ」を構築した副次的な効果として、作業時間の劇的な短縮が実現します。これまで手作業のExcel集計(データ収集・整形・集計・グラフ化)にかけていた月8時間の作業が、ボタン1つで「10分」の自動更新に短縮されます。 これは単なる時短ではなく、従業員が「過去のデータをまとめる作業」から解放され、本来の目的である「未来の意思決定のためにデータを分析・活用する時間」を生み出す、本質的な業務変革です。

例)全5拠点の「売上実績」と「予算」をカテゴリ別に集計し、月次予実管理レポートを作成するケース

研修の意義:「BIツールの導入効果」を最大化する

多くのDX推進者・人事担当者が、BIツール導入に関して二つのジレンマを抱えています。一つは「最上位ライセンス(Microsoft 365 E5)を導入したが、社員のスキル不足で活用されていない」という“宝の持ち腐れ”の問題。もう一つは「導入を検討しているが、社員が使いこなせるか不安で投資対効果が見えない」という導入前の壁です。 公的調査が示すような「人材の質」の不足が、まさにこの両方の状況を生んでいます。本研修は、BIツールを「導入済み」の企業には“活用開始の第一歩”として、「これから導入」する企業には“導入効果を最大化する準備”として、全社的なデータリテラシーの底上げを実現します。

今後の展望:「創る人」を社会へ

私たちのミッションは、単なるツールの使い方を教えることではなく、「創る人をつくる」ことです。本研修は、BIリテラシーという土台の習得に留まらず、学習者が自らのアイデアを形にし、新たな価値を生み出すためのステップです。 今後は、初級編で得た土台をもとに、より高度なデータ活用を実践できる研修シリーズを展開予定です。ツールとAIを自在に組み合わせて未来を「創る」ことができるビジネスパーソンを一人でも多く育成し、変化の時代を生き抜くすべての個人のキャリア形成、ひいては日本全体の生産性向上に貢献してまいります。

【関連情報】

デジタル人材育成術 総合カタログ

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会社情報

◆ミッション:創る人をつくる

◆事業内容:Microsoft365×生成AIの法人研修を提供

代表取締役:大垣 凛太郎

所在地:東京都千代田区九段南一丁目6番5号

設立:2018年8月

公式サイト:https://business.youseful.jp/

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会社概要

ユースフル株式会社

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URL
https://business.youseful.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス1階
電話番号
-
代表者名
大垣 凛太郎
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年08月