サンディスク、CFast 2.0メモリーカードの出荷を8月より開始
サンディスク株式会社(本社:東京都港区)は本日、エクストリームプロ CFast 2.0メモリーカードの出荷を8月より開始することを発表しました。このカードは、プロフェッショナルによる番組制作、映画撮影、および次世代の写真撮影に適しています。
サンディスク エクストリームプロ CFast 2.0メモリーカードは、容量が60GBと120GBで提供され、ワークフローの効率性を最大化する450MB/秒(3000倍速)の読取り最大転送速度と、より高速な記録性能を実現する350MB/秒(2333倍速)の書込み最大転送速度を誇ります。サンディスク エクストリーム プロ CFast2.0の転送速度は業界トップの高速性能を提供し、現時点で最も高速なカードと比べて最大2倍の撮影スピードを実現します。プロフェッショナルユーザーは、この新しいカードを使用することで、大容量のファイルをかつてないほど高速に管理できるようになります。たとえば100GBのファイルをコンパクトフラッシュから転送する場合、転送速度が90MB/秒のカードでは20分近くかかりますが、転送速度が450MB/秒のサンディスク エクストリームプロ CFast 2.0メモリーカードを使用すれば4分程度です。
サンディスクのプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントのディネッシュ・バハールは、「当社はサンディスク エクストリームプロ CFast 2.0を提供することで、プロフェッショナルのカメラマンが次世代のカードフォーマットでハイエンドの映画撮影を行うことを可能にします。このカードによって、高品質の4Kビデオといった新しいデジタルソリューションの採用が可能となります。当社がフラッシュメモリーストレージ分野で技術革新を続け、リーダーシップを発揮している証しです」と述べています。
CFast 2.0は、次世代のプロフェッショナル向けビデオ/写真撮影用カメラに、新たなレベルのパフォーマンスを実現します。現在この仕様に対応しているのは、新しいドキュメンタリースタイルのARRI AMIRA、世界初のユーザーによるアップグレードが可能な4KデジタルフィルムカメラのBlackmagic URSA、ポケットサイズのApple ProResレコーダーのATOMOS Ninja Starで、今後もさらに増える予定です。
Blackmagic DesignのCEOであるグラント・ペティ氏は、こう述べています。「サンディスクのエクストリームプロは素晴らしいパフォーマンスを持ったメモリーカードです。このカードが、私たちのお客様にさまざまなメリットをもたらすことを大変嬉しく思います。URSA はユーザーがセンサーやレンズマウントをアップグレードできるよう設計された、世界初のデジタルシネマカメラです。その設計の重要な部分に、長時間の収録のために搭載されたデュアルCFast 2.0レコーダーがあります。サンディスクの新しいカードによって、お客様は最大350MB/秒という高速でデュアルレコーディングを実現できるのです。」
■サンディスクについて
フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで25年以上にわたって斬新なアイデアと革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。
サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。
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