データで危険運転を減らし稼働率を高める新システム「フォークセーフモニター」発売
フォークリフトのドライバー別運転傾向&稼働率をリアルタイムで可視化。安全対策と効率化を支援。
RFID/バーコード/画像認識など自動認識システムの企画・開発・製造・販売を行う株式会社マーストーケンソリューション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小平 尚、以下MTS)は、物流倉庫や工場内で使用されるフォークリフトの安全運転管理と稼働効率の向上を目的とした新製品「安全運転傾向管理システムフォークセーフモニター」を発売します。
■ポイント
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急ブレーキ・急加速・急旋回など危険挙動を即時ログ化し、ダッシュボードで安全&稼働を可視化
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顔認証による運転者特定機能は今後アップデートで搭載予定(車載端末連動機能)
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走行時間を運転者、車両ごとに実績データとして集計できます。
製品URL: https://www.mars-tohken.co.jp/barcode/products/forklift/forksafemonitor/
■開発背景
フォークリフト事故は国内で年間約 2,000件にのぼり、その大半が急操作や注意不足に起因します。MTSはこれまで UHFフォークシステムや車載端末で物流DXを支援してきましたが、「安全運転のデータ化」という未解決の課題に対応するためフォークセーフモニターを開発しました。
フォークセーフモニターにより、現場の安全管理を属人的な勘と経験に頼る段階から、客観的データに基づくPDCAサイクルを回す次の段階へと引き上げることが可能になります。
■製品の特徴

センサーで危険挙動を検知・記録

フォーク端末と連動した管理機能

ダッシュボードで運転傾向を一元管理
本システムはフォークリフトに取り付けた走行検知センサーとフォークリフト端末と管理用システムで構成されます。
センサーが取得した危険運転実績データと運転者認証データはリアルタイムにサーバーに送信され、管理者はパソコン上のダッシュボード画面で車両やドライバーごとの運転傾向や稼働状況を把握できます。

■主要機能
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リアルタイム安全監視:危険操作をその場で検知し、警告灯と連動してアラート発報
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個別運転データの可視化:車両・運転者ごとの急操作件数や安全スコアをダッシュボードに表示し、ランキングやヒートマップで傾向を把握
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稼働効率の可視化:走行台数・走行時間・稼働率を一画面で表示し、車両配置やシフト計画に活用
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CSV出力:期間・車両・運転者単位でログを抽出し、Excel 集計や社内報告に活用
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顔認証(近日搭載):運転者を自動で特定し、個人別安全スコアを生成


■機器構成

【車載端末 TCP-05Fork-win10】
独自開発の安定化電源ユニットを内蔵した専用マウントフレーム(FRAME-05Fork-A)により振動・衝撃や電源トラブルから端末を保護し、過酷な現場環境でも安心して運用できます。無線LANやBluetoothにも対応し、取得データをリアルタイムでサーバー送信する通信機能も備えています。車両への後付けも容易なコンパクト設計で、既存フォークリフトへの導入もスムーズに行えます。
■今後の展開
MTSでは、将来的に蓄積した運転データのさらなる分析やAIを活用した危険予兆検知など、フォークリフト安全運転管理システムの進化を継続的に検討してまいります。
■価格
:オープン価格(センサーボックス単体とアプリケーション)
株式会社マーストーケンソリューションとは
私たちマーストーケンソリューションは、人、暮らし、産業、社会の“動き”を読み解くRFID技術やバーコードシステムに関するハードとソフトをお客様のビジネスの現場に合わせてソリューションとして提供する自動認識システムのプロダクト&ソリューションベンダーです。
当社は、RFIDを活用した数々の開発実績の中で培った技術力を活かし、ハードからソフトまでRFID導入に関するすべてをワンストップで提供いたします。
会社名: 株式会社マーストーケンソリューション
代表者 : 代表取締役社長 小平 尚
所在地: 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-8-5 新宿御苑室町ビル
URL : https://www.mars-tohken.co.jp
事業内容 : RFID、バーコード、2次元コード、画像処理、各種自動認識システムおよびX線検査装置の企画・開発・製造・販売。会員管理事業。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社マーストーケンソリューション
担当者:販売促進グループ 小方/水野
Tel:03-3352-8560
E-mail:info@mars-tohken.co.jp
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