サンペレグリノ ヤングシェフアカデミー国際料理コンクール アジア地区大会 2024−25

若く、才能ある10名のシェフが香港で開催される「サンペレグリノ ヤングシェフアカデミー国際料理コンクール2024-25」 の地区大会に選出されました。日本からは一之瀬 愛衣さんが地区大会へ進出!

Sanpellegrino S.p.A.

(香港、2024年9月12日)世界中から30歳以下の才能ある若手シェフを発掘し、指導することを目的としたグローバルイニシアチブ、サンペレグリノ ヤングシェフアカデミー国際料理コンクール 2024-25 の第6回大会のエリア別地区大会が2024年10月28日に香港で開催。アジアの最もエキサイティングな若手料理人10名が集結します。

世界中から集まった数千人の応募者の中から選ばれたアジアの10名の精鋭は、イタリア料理の教育の最高峰であるALMAの料理専門家によって選出されました。彼らは、卓越した技術力、本物の創造性、そしてガストロノミーの力と重要性に対して強い信念を示すという三つの評価基準をクリア。若手シェフたちは未来のガストロノミーに対する自身の想いをシグネチャーディッシュに落とし込み、7人の著名な審査員によってさらに採点されます。

本地区大会で最高得点を獲得したシェフはアジア地域のS.Pellegrino Young Chef賞を受賞し、他の14地域の優勝者と共に、来年10月にミラノで開催されるグローバルの決勝大会に出場します。そこで、2024-25年のS.Pellegrino Young Chef Awardの最高峰となる栄誉あるタイトルを勝ち取るために競います。

この大会のアジアにおける重要性と影響について最もよく知っているのは、シンガポール〈Seroj〉のマレーシア人シェフ、ケビン・ウォン氏です。彼は2021年のグランドファイナルでトップ3に入賞し、2024年の「アジアの50ベストレストラン」で31位に初登場、2024年のハイエスト・ニューエントリー賞、そして3年後にはミシュランガイドで星を獲得するなど、多くの賞を受けています。彼は次のように語っています。

「これは、若いシェフたちが自分の内なる声を見つけ、料理界とつながるための素晴らしいプラットフォームです。数多くの機会とつながりを得ることができます。競技会ではありますが、我々の地域における多様な文化のシェフたちとの友情は本当に素晴らしいです。エディション毎に才能の質も向上しており、お互いに学ぶ絶好の機会となっています。」

S.Pellegrino Young Chef Academy賞の初代世界優勝者であるアイルランドのシェフ、マーク・モリアーティ氏は次のように述べています。

「このコンペティションでの優勝は、私のキャリアを想像もできなかったほど発展させました。世界中のシェフやキャリアの機会をつなぐネットワークが広がり、それ以来、様々な形で活用しています。世界中のイベントに参加したり、世界最高のレストランで食事をしたり、最高のシェフたちと出会ったりできたのは、このコンペティションのおかげです。今の私があるのは、このコンペティションがあったからです。」

また2018年の優勝者であり、middleのオーナーシェフを務める藤尾康浩シェフは「大会を通じて、日本代表として決勝に進むにあたり自分が日本人であること、また日本人として見られることを強く再確認しました。優勝後はサンペレグリノのおかげで沢山の国で料理することができ、それぞれの国の食材や人々に出会うことで自分の中の基準(日本人としての)が明確になりました。世界中のシェフ達とのかけがえのない交流の機会がここにはあります。」と述べています。

今回日本からアジア地区大会へ進出する一之瀬愛衣氏は「若手シェフの世界ナンバーワンを決める国際的な大会で、日本代表として選んでいただいたことを大変嬉しく光栄に思っております。 6年間、星付きレストランで培ってきたフレンチの技法をベースに、自身が生まれ育ってきた日本の文化や伝統を融合し、和の旨みや風景を表現することで国際的な舞台で力一杯勝負していきたいと思います。 次世代のシェフとして、料理を通じて、この地球の未来に貢献できる新しい価値を生み出していきたいと考えています。」と意気込みを述べました。

競技は香港の薄扶林(ポクフーラム)にある国際料理学院で開催されます。ホテル観光学院(HTI)、中国料理学院(CCI)、国際料理学院(ICI)の学長であり、職業訓練局(VTC)のホスピタリティ分野の学術ディレクターであるジェームズ・HP・ヤップ氏は次のように述べています。

「香港の国際料理学院(ICI)は、優れた人材を育成し、料理芸術の革新と卓越性を促進することを目指しており、香港のホスピタリティ業界の持続可能な成長を支援し、『アジアのワインとダインの首都』としての都市の評価を強固にします。私たちは、優れた若手シェフのスキルを披露し、業界でのキャリア成功を後押しするS.Pellegrino Young Chef Academyの競技会を主催できることを誇りに思います。

コンペティションの後、夕方にはザ・マレーホテルで表彰式が行われます。香港のザ・マレーのゼネラルマネージャーであるディーン・ディミトリウ氏は次のように述べています。『S.Pellegrino Young Chef Academyの受賞者と参加者の功績を称える表彰式を開催できることを嬉しく思います。このイベントには香港のホスピタリティ業界のメンバーや他ジャンルの多くの方々を招待し、華々しい祝賀の場となるでしょう。我々の業界と料理の革新の未来は新たな才能にかかっています。私たちは、その旅路をいかなる形でも支援できることを光栄に思います。』

「サンペレグリノ ヤングシェフアカデミー国際料理コンクール2024-25」アジア地区大会のファイナリストは以下の10人です。

・モルディブの「フォーシーズンズ リゾート ランダ ギラーヴァル」からアスウィン・クマール・カラナット・スブラマニアン

料理名『Shells Break The Shell』

・タイ・バンコクの「Luna By Clara」からシモーネ・スカルパロ

料理名『Hidden In The Beeswax』

・インドネシア・バリの「SyrcoBASÈ」からステファン・デ・グラーフ

料理名『Where The Flavors Of Heritage Meet The Spices Of The Present』

・香港の「Belon」からアーディ・ファーガソン

料理名『Archipelago Celebration』

・タイ・バンコクの「Elements, inspired by Ciel Bleu」からヌシタ・ウッティデッチ

料理名『Thai Heritage』

・インドネシア・バリの「マヤ・サヌール リゾート」からヴァリアンド・ワヒュ

料理名『Go Local Or Go Home』

・シンガポールの「Province」レストランからジャイジュン・ロー

料理名『Long Island Duck with Jambu, Bue Ta Na rice Donabe With Braised Duck Legs, Garden Pickles and Duck Broth』

・シンガポールの「Labyrinth」からウィリアム・イー

料理名『Childhood Flavours of "Da Pai Dang (Malaysian Food Street)"』

・韓国・ソウルのアンダーズ江南の「Meat & Co. ステーキハウス」からジェ・ホ・キム

料理名『Grandmother’s Pheasant』

・レストラン「SoLuna」を運営している一之瀬 愛衣

料理名『Hopes For the Future of Food』

詳しい情報はこちらをご覧ください

https://www.sanpellegrinoyoungchefacademy.com/

【審査員に選ばれた6人のスターシェフたち】 

今年のアジア地区大会では、この地域で最も有名で称賛を集めるシェフたちが審査員として選ばれました。彼らは異なる料理やバックグラウンドを持ち、2024年の「アジアのベストレストラン50」で第5位にランクインした香港「Wing」のヴィッキー・チェンも名を連ねています。審査員たちも候補者たちの料理を見るのを待ちきれないと語っています。「私たち審査員は、同じ料理界のコミュニティとして、この地域で最もエキサイティングで進歩的、そして才能あふれる若いシェフたちがどのように食の風景を再定義していくか発見するのを楽しみにしています。間違いなく非常にプレッシャーの高い環境ですが、ここで成功すればどこでも成功できるはずです。」

他の6名の審査員には、バンコクの「Baan Tepa Culinary Space」のオーナー兼ヘッドシェフであるChudaree 'Tam' Debhakamがいます。このレストランは地元の食材、持続可能性、料理の創造性に焦点を当てたファインダイニングで、ミシュラン二つ星を持っています。シェフ・タムは次のように述べています。「タイのファインダイニングの環境が発展する中、このようなコンペティションは地元の才能の限界を押し広げるために非常に重要です。若いシェフたちが自分の創造性と料理を業界の未来のリーダーとして示す素晴らしい機会です。」

アレッサンドロ・グアルディアーニは、日本の京都にあるミシュラン一つ星の「MUNI Alain Ducasse」のエグゼクティブシェフであり、ロンドン、パリ、モナコのアラン・デュカスのレストランでの10年以上の経験を活かし、フランス料理に洗練されたアプローチを提供しています。

デイビッド・ライは、アリス・ウォーターズやアラン・デュカスなどの著名シェフのもとで働いた後、香港で自身のレストランを開業し、現在では「アジアのベストレストラン50」で第16位にランクインしている「Neighborhood」などを運営しています。

ヴィッキー・ラウはアジアを代表するシェフの一人であり、香港にあるTate Dining Roomでミシュラン二つ星を獲得し、大豆ベースのレストランMORAではミシュラン一つ星とミシュラングリーンスターを受賞しています。

香港出身のリッチー・リンは、2014年に台北で「Mume」を設立し、国際的な視点でミニマルな北欧風の盛り付け、台湾産の食材への情熱を融合させた料理を提供し、2024年の「アジアのベストレストラン50」で第34位にランクインしています。彼は次のように語っています。『台湾にとって、このコンペティションは自国の世界的な影響力を広め、私達独自の食文化における創造性、革新、文化の融合を反映しています。このコンペティションは台湾のユニークな文化と歴史にスポットライトを当て、国際的な食のコミュニティにおけるハブとしての地位を確立しています。」

フィリピンのダグパン生まれ、現在はシンガポールを拠点に「Lolla」のシェフ兼オーナーであるヨハンヌ・シーは、アジア風の現代ヨーロッパ料理にフィリピンの伝統を取り入れ、2024年の「アジアのベストレストラン50」で第43位に導きました。ヨハンヌは次のように述べています。『今年のサンペレグリノ ヤングシェフアカデミー国際料理コンクールの一員になれることを大変うれしく思います。これは世界的に最も権威のある料理コンペティションの一つであるだけでなく、次世代のトップシェフを発掘し育成することに焦点を当てているため、最も意義のあるものです。私たち料理の世界は、これらの有望な若い才能のおかげでさらに活気に満ち、豊かでエキサイティングなものになるでしょう!』

【SNSで当日のハイライトをレポート!】 

世界で最もエキサイティングでダイナミックな料理シーンとして知られる香港で10月末に開催される「サンペレグリノ ヤングシェフ アカデミー アジア地区大会」。香港特別行政区がこのアワードを開催するのは2015年に開始されて以来、初めてのことです。

Instagramで人気のグルメアカウント「Forklore(@forklore.asia)」のインタビュアーとして知られるサイモン・ウィルソン(@simonwileathk)が、このセッションをホストし、当日のハイライトをForkloreのアカウントで実況中継!

10人のシェフたちが競い合った後、10月28日の夜、ザ・マレー香港での特別なガラセレモニーで次の4つのアワードが発表されます。

S.Pellegrino Young Chef Academy賞

各地区大会の審査員が、3つのゴールデンルールに基づいて料理を評価し、技術的なスキルが最も強く、真の創造性を持ち、ガストロノミーに対する卓越した信念を持つ若手シェフを各地域決勝で選出します。

S.Pellegrino Social Responsibility賞

この賞は、最大のフードサービスサステナビリティプログラムであり、ホスピタリティーの持続可能性を推進するためのグローバルコミュニティーである「Food Made Good」を運営する「Sustainable Restaurant Association(サステナブル・レストラン協会)」によって選出されます。この賞を受賞する料理には、食品が最良の品質を維持できるのは、調達方法、社会的、環境的要因を含む社会的責任を果たした結果であることが表現されている必要があります。

Acqua Panna Connection in Gastronomy賞

この賞はメンターから選出され、シェフの郷土料理の資産を代表する料理を作り出した料理に与えられます。 また、料理は伝統的な調理法と個人の現代的ビジョンに注目し、過去と未来の間のつながりを表現している必要があります。

Fine Dining Lovers Food for Thought賞

この賞は、オンライン「Fine Dining Lovers」コミュニティーによって選出され、そのシグネチャーディッシュの中で自身の信念を最もよく表現している若手シェフに与えられます。

より詳しい情報や写真素材についてはこちら 

S.Pellegrino Young Chef Academy(サンペレグリノヤングシェフアカデミー)について 

美食は社会を変え、より包括的で持続可能な未来を形作る可能性を秘めています。しかし、そのためには才能が必要です。S.Pellegrino(サンペレグリノ)は、次世代の料理の才能を引き付け、結びつけ、育成するためのプラットフォームであるサンペレグリノヤングシェフアカデミーを設立しました。教育、指導、経験の機会、そして有名なグローバルコンテストを通じて、未来の人材に力を与える環境を提供します。

このアカデミーは、70カ国以上のメンバーに門戸を開いており、才能が地理的、民族的、性別的に制限されないことを保証しています。情熱的な若いシェフたちが、世界中の美食界で最も影響力のある人物たちと交流し、共に刺激的な料理コミュニティーを育む場所です。

詳しくはwww.sanpellegrinoyoungchefacademy.comをご覧ください。

S.Pellegrino(サンペレグリノ)とAcqua Panna(アクアパンナ)について 

S.Pellegrino、Acqua PannaおよびSanpellegrino Italian Sparkling Drinksは、イタリア、ミラノに本拠を置くSanpellegrino S.p.A.の国際的な登録商標です。5大陸すべての支社と流通業者を通じて世界150カ国以上で販売されているこれらの製品は、その起源により品質と卓越性を象徴し、喜び、健康、幸福の統合としてイタリアンスタイルを世界中に申し分なく伝えています。1899年に設立されたSanpellegrino S.p.A.は、イタリアの飲料部門におけるリーディングカンパニーであり、ミネラルウオーター、ノンアルコール・アペリティフ、飲料を展開しています。

Sanpellegrinoは、地球にとってこの最高の善を強化することに常に尽力し、この資源の安全な未来が約束されるよう、責任と情熱を持って取り組んでいます。

【オフィシャルサイト】
https://www.sanpellegrino.com/jp/

【オフィシャルSNS】

Instagram @sanpellegrino_jp   https://www.instagram.com/sanpellegrino_jp/

【Amazonショップ】

https://www.amazon.co.jp/stores/page/A22834CA-8F35-4505-B0BF-3642110D5A81

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会社概要

Sanpellegrino S.p.A.

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URL
https://www.sanpellegrino.com/jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
Via del Mulino, 6 - Assago
電話番号
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代表者名
Federico Sarzi Braga
上場
海外市場
資本金
75億2605万円
設立
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