Hmcomm、異音検知プラットフォーム開発事業がNEDOの「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択
~業界横断型異音検知プラットフォームの構築を目指す~
音から価値の提供を目指すAIベンチャーHmcomm株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:三本 幸司 http://www.hmcom.co.jp、以下 Hmcomm)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」において、業界横断型SaaS型AIシステムの構築・機能実装を開始しました。
本事業では、弊社独自の異音検知AIプラットフォームFAST-D(Flexible Anomaly Sound Training and Detection)の研究・開発実績をベースに、マイクの集音データから正常・異常等を判定するAIモデルの作成や、リアルタイムの異常通知、各事業者が提供するサービスと開発したAIモデルの連携、各社エッジデバイスとの機能連携等の機能を有する業界横断型のSaaS型AIシステム開発を行います。
また、対応業界としては、防犯、畜産、インフラ、モニタリング領域を中心に幅広い業界で活用できるシステムの提供を目指します。
本事業の活用が見込まれる業界では将来の人材不足が懸念されています。
そのため、人材不足を補うためにAIを活用した作業の効率化や異常検知の仕組みを活用することが求められています。具体的には、現状の画像監視の仕組みに本事業の成果を組み合わせることによりさらなる異常検知率の向上や、警備員が駆け付ける必要のある事案の精緻化などに寄与することが可能となります。
また、機械の異常検知の方法の一つとして打音検査が行われるが、この検査においては、高度な知見と豊富な経験をもった人材が必要となる。本事業の成果を活用することにより、専門知識を持たない人でも検査が可能になるといったことが実現できるのです。
当該プラットフォームを活用することにより、多くの業界でAIを活用した音からの異常検知が可能となります。
【採択テーマ】
(1) 事業名
Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業
/業界横断型AIシステムの開発/異音検知AIプラットフォーム開発
(2) 事業期間
2019年度~最長2020年度予定
【NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)とは】
NEDOは、「エネルギー・地球環境問題の解決」や「産業技術力の強化」実現に向けた技術開発の推進を通じて、経済産業行政の一翼を担う、国立研究開発法人です。自ら研究者を雇うのではなく、技術開発マネジメント機関として、産学官が有する技術力、研究力を最適に組み合わせ、リスクが高い革新的な技術開発、実証を推進してイノベーションを社会実装することで、社会課題の解決や市場創出を目指します。
【Connected Industriesとは】
経済産業省が、Society5.0の実現に向けて、多様な人、機械、技術が国境を越えてつながり、新たな付加価値を創出し、社会課題を解決していく産業の在り方として、2017年3月に提唱したコンセプトです。重点5分野(自動走行・モビリティサービス、ものづくり・ロボティクス、バイオ・素材、プラント・インフラ保安、スマートライフ)を中心に、取組の加速化と政策資源の集中投入を図り、横断的な政策の推進と、リアルデータを巡るグローバル競争の中で我が国の勝ち筋を実現するとしています。
【Hmcomm株式会社について】
●会社名 : Hmcomm株式会社
●URL : http://www.hmcom.co.jp
●設立日 : 2012年7月24日
●所在地 : 本社 東京都港区芝大門2-11-1 富士ビル2階
熊本AIラボ 熊本県熊本市中央区水道町7-16 富士水道町ビル2階
●事業内容: 産総研発のベンチャー企業として、産総研独自の音声処理技術を基盤とした要素技
術の研究/開発、 ソリューション/サービスの提供を行っております。
音声処理プラットフォーム「The Voice」と異音検知プラットフォーム「FAST-D」を基盤とし、「音から価値を創出し、革新的サービスを提供することにより社会に貢献する」を理念としています。
【本件に関するお問い合わせ先】
Hmcomm株式会社 担当 : 木谷
TEL:03-6550-9830 FAX:03-6550-9831
E-mail:info@hmcom.co.jp
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