作業療法士の大橋幸子教授が指南 自治体等での活用を考えた認知症における「作業療法リハビリ」啓発リーフレットを発表 ~認知症に悩む家族と本人に「作業療法リハビリ」ができること~
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、2019年9月5日に、国が促進する認知症対策への1つの提言として、作業療法士による「作業療法リハビリ」啓発のため、認知症対策を進める自治体や認知症に悩む家族と本人に向けて発信するリーフレット「私がわたしのままで過ごすために」を発表します。
世界アルツハイマーデー(9月21日)にあわせ、9月21日(土)10:00より本学ホームページにてPDF版でのダウンロード提供(無料)を開始します。その他にも9月下旬より、5,000部の冊子をご希望に合わせ配布します。
本学では、2006年より作業療法士の育成を行うとともに、身体障害作業療法や老年期障害作業療法を専門分野とする本学保健医療技術学部作業療法学科の大橋幸子教授が中心となって、埼玉県内の自治体と連携しながら、認知症における作業療法士による作業療法リハビリテーションを実践しています。作業療法士は、さまざまな認知症の症状があっても日々を穏やかに過ごせるようサポートすることができる国家資格ですが、認知症においての役割や有用性が全国的に知られていない現状があります。
そこで本学では、認知症患者700万人時代に向けて、上記大綱の基本的な考え方である「共生」と「予防」を推進する一つの施策として、認知症における「作業療法リハビリ」に着目し、認知症に悩む家族と本人、または、認知症について対策を行っている自治体を対象に、「作業療法リハビリ」ができることをわかりやすく説明したリーフレット「私がわたしのままで過ごすために」を発表します。
本リーフレットは、大橋教授が総監修し、大橋研究室の学生たちが、実習先の病院や、ふじみ野市市役所、三芳町役場、地域包括支援センター等で、作業療法士や社会福祉士など認知症ケア現場で活躍している方々からヒアリングを実施し、埼玉県作業療法士会、公益社団法人 認知症の人と家族の会が監修をしています。
【公益社団法人 認知症の人と家族の会 鈴木森夫代表理事からのメッセージ】
認知症になると日常生活や社会活動で上手くできないことが増えるため、本人は自信を失い、家族は対応に悩む日々の連続です。そんな時、作業療法士は、しなやかに寄り添い、「できない」ことをできないで終わらせず、「どうしてできないか」を一緒に考えてくれる、認知症とともに生きるためのパートナーです。
◆配 布 先 :埼玉県内オレンジカフェ他、ご希望にあわせ発送可。
◆入手方法:文京学院大学HPからのダウンロードか電話での問い合わせ
問い合わせ電話番号:03-3814-1661(代表)
◆ダウンロード方法:文京学院大学「私がわたしのままで過ごすために」 で検索
第1弾として、2016年3月に、地震の経験や知識がない外国人でも地震発生時に適切な初動対応ができるよう、「地震 防災マニュアル(文京区版)」(2017年グッドデザイン賞受賞)を発表。2016年10月には、改正障害者雇用促進法施行にあわせ、職場で障害のある人への「合理的配慮」を実践できるリーフレット「WiTH」を、2017年11月には、誰にでもおこりうる「産後うつ」に対して、予防啓発するためのリーフレット「ママから笑顔がきえるとき」を発表しています。今回発表する「私がわたしのままで過ごすために」は、第4弾の発表となります。第3弾となった「ママから笑顔がきえるとき」は、配布から1年以上が経ちますが、全国からの問い合わせを現在も多くいただいており、すでに約17,000部の配布と医療関係各所や自治体などへのデータ提供によるオリジナル版配布での展開を図っています。本リーフレットに関しても、多くの方に「作業療法リハビリ」を知ってもらい、国の「認知症施策推進大綱」にある「共生」と「予防」の一つの施策になるよう、活動を進めてまいります。
世界アルツハイマーデー(9月21日)にあわせ、9月21日(土)10:00より本学ホームページにてPDF版でのダウンロード提供(無料)を開始します。その他にも9月下旬より、5,000部の冊子をご希望に合わせ配布します。
- リーフレット作成の背景
本学では、2006年より作業療法士の育成を行うとともに、身体障害作業療法や老年期障害作業療法を専門分野とする本学保健医療技術学部作業療法学科の大橋幸子教授が中心となって、埼玉県内の自治体と連携しながら、認知症における作業療法士による作業療法リハビリテーションを実践しています。作業療法士は、さまざまな認知症の症状があっても日々を穏やかに過ごせるようサポートすることができる国家資格ですが、認知症においての役割や有用性が全国的に知られていない現状があります。
そこで本学では、認知症患者700万人時代に向けて、上記大綱の基本的な考え方である「共生」と「予防」を推進する一つの施策として、認知症における「作業療法リハビリ」に着目し、認知症に悩む家族と本人、または、認知症について対策を行っている自治体を対象に、「作業療法リハビリ」ができることをわかりやすく説明したリーフレット「私がわたしのままで過ごすために」を発表します。
本リーフレットは、大橋教授が総監修し、大橋研究室の学生たちが、実習先の病院や、ふじみ野市市役所、三芳町役場、地域包括支援センター等で、作業療法士や社会福祉士など認知症ケア現場で活躍している方々からヒアリングを実施し、埼玉県作業療法士会、公益社団法人 認知症の人と家族の会が監修をしています。
- 作業療法士とは
【公益社団法人 認知症の人と家族の会 鈴木森夫代表理事からのメッセージ】
認知症になると日常生活や社会活動で上手くできないことが増えるため、本人は自信を失い、家族は対応に悩む日々の連続です。そんな時、作業療法士は、しなやかに寄り添い、「できない」ことをできないで終わらせず、「どうしてできないか」を一緒に考えてくれる、認知症とともに生きるためのパートナーです。
- リーフレット「私がわたしのままで過ごすために」について
今回のリーフレットはA3サイズ(297㎜×420㎜)3つ折りで仕上げています。両面を使い、認知症になった際の当事者と、その家族の方々の気持ちを順を追って解説し、“作業療法士”が家族の気持ちに寄り添ったケア、当事者へのリハビリが出来ることを説いています。また、その人らしさを引き出すための「自分史」を書き留めておくスペースを設け、認知症になる前に自分や家族のことを振り返ることの大切さも啓発していきます。
- リーフレット「私がわたしのままで過ごすために」配布について
◆配 布 先 :埼玉県内オレンジカフェ他、ご希望にあわせ発送可。
◆入手方法:文京学院大学HPからのダウンロードか電話での問い合わせ
問い合わせ電話番号:03-3814-1661(代表)
◆ダウンロード方法:文京学院大学「私がわたしのままで過ごすために」 で検索
- 文京学院大学 インフォグラフィックを活用した社会貢献活動プロジェクト
第1弾として、2016年3月に、地震の経験や知識がない外国人でも地震発生時に適切な初動対応ができるよう、「地震 防災マニュアル(文京区版)」(2017年グッドデザイン賞受賞)を発表。2016年10月には、改正障害者雇用促進法施行にあわせ、職場で障害のある人への「合理的配慮」を実践できるリーフレット「WiTH」を、2017年11月には、誰にでもおこりうる「産後うつ」に対して、予防啓発するためのリーフレット「ママから笑顔がきえるとき」を発表しています。今回発表する「私がわたしのままで過ごすために」は、第4弾の発表となります。第3弾となった「ママから笑顔がきえるとき」は、配布から1年以上が経ちますが、全国からの問い合わせを現在も多くいただいており、すでに約17,000部の配布と医療関係各所や自治体などへのデータ提供によるオリジナル版配布での展開を図っています。本リーフレットに関しても、多くの方に「作業療法リハビリ」を知ってもらい、国の「認知症施策推進大綱」にある「共生」と「予防」の一つの施策になるよう、活動を進めてまいります。
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