おうち時間は贅沢に!?プレミアムアイス、ビールの売り上げが伸長
~食品スーパーマーケット、ドラッグストア2021年4月の伸長カテゴリを発表~
ビッグデータマーケティングの株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之) は、当社の統計データをもとに、食品スーパーマーケット、ドラッグストアにおける2021年4月の消費動向を発表します。1店舗あたりの購買金額はコロナ直後で売り上げを伸ばした前年同月と比べ、食品スーパーマーケットは9.5%減少、ドラッグストアは6.1%減少でした。食品スーパーマーケットでは、前年と比べ「プレミアムアイス」、「ビール」が大きく売り上げを伸ばしました。コロナ禍で増えたおうち時間を、ちょっと贅沢なデザートやお酒で楽しんでいる様子がうかがえます。ドラッグストアでは「ブロー・スタイリング剤」、「ヘアトリートメント・パック」が売り上げを伸ばしました。マスク生活でも楽しめる髪のおしゃれへの関心が高まっているのかもしれません。
■食品スーパーマーケット
・全国食品スーパーマーケットにおける2021年4月の1店舗あたりの購買金額は、前年同月比9.5%減少しました。前年(2020年4月)は19年比14.5%増と大きく売り上げを伸ばしていたため、当年は減少となりました。
・客数をあらわす1店舗あたりのレシート枚数が前年同月比0.9%減少しました。
・1レシートあたりの購買金額は前年同月比8.7%減少しました。1度目の緊急事態宣言が発出された前年(2020年4月)が2019年比18.6%増と大きく伸ばしていたため、前年比マイナスとなりました。
〈カテゴリ別伸び率ランキング〉
・当月もっとも売り上げを伸ばしたのは、「プレミアムアイス」で前年同月比26.3%増、次いで「ビール」17.8%増でした。コロナ禍で外食の回数が減り、お家で過ごす時間を楽しんでいると考えられます。
・「歯ブラシ」が15.3%増、「歯磨き」が11.4%増と、お口のケアに関する商品が売り上げを伸ばしました。
・伸び率ランキングTOP10に日用品が4商品ランクインしました。スーパーマーケットで食品以外も購入するワンストップショッピングの傾向が継続しています。
〈参考情報〉 「プレミアムアイス」「ビール」の月次売上推移(食品スーパーマーケット)
当社の購買データ分析ツール「ドルフィンアイ」で月ごとの売上推移を調査しました。「プレミアムアイス」は2021年2月以降3か月連続、「ビール」は2020年10月以降7か月連続、それぞれ前年より売り上げを伸ばしています。
■ドラッグストア
・全国ドラッグストアにおける2021年4月の1店舗あたりの購買金額は前年同月比6.1%減少しました。
・客数をあらわす1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比14.3%減少しました。
・1レシートあたりの購買金額は前年同月比9.5%増加しました。客数(レシート枚数)は減少しているものの、1レシートあたりの購買金額の増加は続いています。
〈カテゴリ別伸び率ランキング〉
・「マスク」の売り上げは前年同月比83.6.%増でした。前年は「マスク」の品薄が話題になっていましたが、本年は供給体制が整ったため前年比が大きくプラスとなりました。
・前年4月、コロナ直後の外出自粛の影響で売り上げを落としていた「UVケア・サンタン」が、本年は前年同月比72.1%増、「制汗防臭剤」が19.3%増と売り上げを伸ばしました。
・髪型を整える「ブロー・スタイリング剤」が前年同月比18.5%増、「ヘアトリートメント・パック」が12.1%増とヘアケア商品が売り上げを伸ばしました。マスク生活の中でヘアスタイル・ケアへの関心が高まっているのかもしれません。
〈参考情報〉 「ブロー・スタイリング剤」「ヘアトリートメント・パック」の月次売上推移(ドラッグストア)
当社の購買データ分析ツール「ドルフィンアイ」で月ごとの売上推移を調査しました。「ブロー・スタイリング剤」、「ヘアトリートメント・パック」の売上金額(買物指数)は2020年10月以降、前年を上回っています。
〈2021年4月の集計データについて〉
・数値…小数点以下第二位を四捨五入
・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・データ抽出日…2021年5月17日
〈カテゴリ売上月次推移データについて〉
・数値…買物指数(レジ通過100万人あたりの購買金額)/月次
・データ抽出日…2021年5月18日
・「ドルフィンアイ」…True Dataが提供する購買データ可視化ツール。延べ6,000万人規模の購買をもとにした
ID-POSデータを搭載
https://www.truedata.co.jp/dolphineye
※全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません
■ 「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」について
日用消費財メーカー企業を対象に、新型コロナウイルスの流行による消費の変化について、ドラッグストア・スーパーマーケットの購買金額、カテゴリ別などのデータをまとめた月次レポート「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」を提供しています。
本レポートの抜粋版(ドラッグストア版)はこちらからダウンロードいただけます。
https://www.truedata.co.jp/combat_covid19_report/
【会社概要】
社 名 : 株式会社True Data (トゥルーデータ)
代表者 : 代表取締役社長 米倉 裕之
所在地 : 〒105-0012 東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル 4階
設 立 : 2000年10月10日
資本金 : 11億6051万円
U R L : https://www.truedata.co.jp/
~事業内容~
国内最大規模の購買情報を扱うビッグデータプラットフォーム。POS/ID-POSをはじめとしたデータ分析のほか、小売業、消費財メーカー向け購買行動分析ソリューションなどの自社開発・提供、データマーケティング支援。
※当社のデータについて
株式会社True Dataが設計、運用する、全国のドラッグストア、スーパーマーケットなどの消費者購買情報を統計化した標準データベース。全国延べ6,000万人規模の購買情報から構成され、性別、年代情報をカバーしています。
お問合わせ
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