勝てるデザインカンパニー「NASU」とリノベーションのパイオニア「アートアンドクラフト」によるオフィスデザイン。株式会社NASUの新オフィスリノベーション完成のお知らせ。
「デザインのパワースポット」をコンセプトとした、作戦会議をするジャングルジム、アイデアが湧いてくるシャワー、脳を刺激する足ツボ剣山などデザインを成長させる要素を付加したオフィスデザインに。
- 「デザインのパワースポット」がコンセプトのオフィス詳細
弊社では、デザイナーが常に成長できることを意識して、働く環境に力をいれています。オフィスデザインは、ただ単にキレイとか、おしゃれであることではなく、インテリアの世界観から備品の選定まで一貫した世界観で保たれた思想を反映したオフィスであることを大事にしております。
なぜなら「自社オフィスをデザインできなければ、クライアントの課題解決なんてできるはずがない」と考えているからです。オフィスの物が変わると、人の行動も変わります。つまりオフィスのデザインは、行動のデザインとも言えるのです。
「デザインのパワースポット」をコンセプトとした、弊社の新事務所をご紹介します。
童心を忘れないための「ジャングルナス」(遊び心アップ)
遊び心の象徴として、ロゴマークの茄子型のジャングルジムを設置しました。社名のNASU(ナス)という屋号は「為せば成る」に由来しており、ダジャレの意味合いもあって茄子型のロゴデザインとなっています。打ち合わせの堅苦しさと緊張感を排除し、子どもの頃に公園で作戦会議をしたように遊び心あるミーティングを実現します。早速全員で集合写真を撮影しました。
デザインしたものを俯瞰するための「天空ネット」(客観視アップ)
執務室付近の天井に張り巡らされているネットは、「天空ネット」と命名しました。オフィス作りに際して、社員からこういう場所が欲しいと提案がありました。デザインは、俯瞰することでよくなります。そこで、この天空の上からデザインを見て俯瞰しやすい場所を設けました。また、気持ちの切り替えをしたいとき、ハンモックに横たわる感覚でくつろぐ場所としても活用できます。弊社には「リセットタイム」という、生産性向上のため1日最大1時間の休憩を取れる制度があります。この天空で仮眠を取るメンバーも多くいます。
デザインを検証する「ホワイトキャンバス」(検証力アップ)
デザイン事務所では、作ったデザインを出力し壁に貼ることが多々あります。モニターだけでなく、実寸で出力してデザイン違いの案を比べ、検証することを大切にしているからです。
加えて、弊社のロゴは格子状のグリッドでできています。ここにマグネットを貼れば、ブロックを組み立てるようにロゴマークを再現することができます。それから、弊社が運営するクリエイターコミュニティ「前田デザイン室」のプロダクト「DOTOWN」も四角いドットで構成されています。マグネットを増やせば、ドット絵を作ることもできるので今からこの壁を活用して多くのデザインが開発されていくのが楽しみです。
脳に刺激を「足ツボ剣山」(脳活性力アップ)
この足ツボゾーンも社員からの提案でした。足ツボを踏むことで健康になることと、脳の活性化に繋がればいいなと考えています。想像以上に尖りが鋭角で、眠気覚ましの効果も見込まれます。足ツボの石の色が可愛らしいので、少し離れてみると水玉のようにも見えますし、その後ろの芝生ゾーンとの相性もよい。また、ジャングルジムや天空ネットと同様、この足ツボも「なんでオフィスにこんなものが」とツッコミどころがあるところが、ユーモアを大事にしている弊社のポイントだと考えています。
もうアイデアに困ることはない。「アイデアシャワー」(アイデア力アップ)
代表の前田は、シャワーを浴びているときに瞼にアイデアのビジョンが浮かぶことが多いとのことから設置しました。社員からは反対されてましたが、前田がどうしてもというので設置されました。後になってわかったことなのですが、シャワーなど日々の雑事をこなしているときの方が、創造的なひらめきを得られやすいというのは、大学でも研究されていて理にかなってることなのだとか。(参照:「斬新なアイデアをシャワー中にひらめくのはなぜか、進む研究」https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/081600372/)
NASUギャラリー(アウトプット意識アップ)
弊社では、今年の3月に「NASUギャラリー」という取り組みを始めました。場所を貸し出しするだけではなく、企画段階からクリエイターの方とコラボレーションする共創型のギャラリーです。それと、弊社では「前田デザイン室」というコミュニティを運営しています。定期的にイベントを開催しているので、イベントスペースとしても活用可能です。
憩いの「コミュニケーションBAR」(チーム力アップ)
弊社では「コミュニケーションラリー」という言葉を大切にしています。それは「卓球のラリーをするようにコミュニケーションのラリーを行い、絶えずアップデートをしよう」という意味合いからです。ですから、コミュニケーションがはかりやすい場所作りも大切にしています。キッチンにはカウンタースペースがあるので、この場所で会話をしながら食事をすることも重要だと考えています。
オフィス作りは、リノベーションの施工をもって完成ではなく、引き渡し後も引き続き続けます。「落ち着きアロマツリー(ミス回避能力アップ)」や「ショーウォール(制作実績の展示ゾーン)」「フェチの隠し会議室(クリエイターの変態性アップ)」「異国に行けるトイレ(世界意識アップ)」など、今後も進化していくのでご注目ください。
- 新オフィスのリノベーションに寄せて
株式会社NASU 代表取締役 前田高志
今回のオフィスデザイン計画は、「1年以内に移転できたらいいなぁ」とゆるく進めていたものでした。ところが、すぐにおもしろい物件にご縁ありました。この物件を内見したぼくの感想は「正直、ここでオフィスのデザインのイメージが全くできない」とネガティブなものでした。他の物件を探そうと思いました。しかし、再度内見したときに、相談にのってもらっていたArts&Crafts上原さんが、「こんな面白い物件はなかなかないです」と言っていて、たしかに、他でみるオフィスはだいたい四角で同じようなオフィスばかり、ここは特殊でした。弊社、NASUのユニークさにも通づるものを感じて契約することにしました。
Arts&Crafts、建築士の川本さんとの打ち合わせがはじまり、最初のプラン3案の図面を見せてもらった瞬間、鳥肌が立ちました。イメージが全くできなかったオフィスが、鮮明に頭の中にイメージが広がったのです。
打ち合わせにおいて、川本さんは「NASUさんは、〇〇だから、こっちのほうがいいです」
答えが明快でありがたかったです。ぼくはNASUでの仕事はクリエイティブディレクター。それと同じように、川本さんに無理難題の要望とコンセプトを投げかけると、それを見事に打ち返してくれました。
本当に難しかったと思います。オフィスのシンボルは、当初「空き地の土管」を作ろうとしていましたから。「童心ジャングルジム」「天空ネット」「足ツボ剣山」「落ち着きアロマツリーのベンチ」「フェチの隠し会議室」など、どれも一度も作ったことない未知の領域だったはずです。Arts&Craftsさんと一緒に組むことができて、Arts&Craftsさんに依頼して本当に良かったです。
ギャラリー部分に文字を入れてくださいと川本さんから言われました。ぼくは「Spread the Design!(広がれデザイン)」と願いを込めました。
弊社には、“デザイン文化を日本のお茶の間に広げる”というミッションがあります。このオフィスのコンセプトを「デザインのパワースポット」にしたのはそういう理由です。オフィスへの投資としては、弊社の規模感では破格の投資額となりました。しかし、弊社の商品は「良いデザイン」です。「良いデザイン」を生むためには、デザイナーにとって良い環境を作るのが経営者の役目ですし、デザインは苦しいものではなく、楽しいものだということを伝えたい!という想いもあります。
そして、まだまだ、このオフィスは完全体ではありません。これから、社員のみんなや応援してくれる方々といっしょに磨いていこうと思っています。
株式会社アートアンドクラフト 設計士 川本美佳
リノベーションをご依頼いただくお客さまは、当然ですが、みなさん千差万別です。なので、その方の性格、雰囲気、表情を見ながら進め方を決めています。ご自身で全て決めたい方もいますし、相談しながら進めたい方もいます。前田さんの場合は、その中間で、方向性はご自身で決められますが、それをどう叶えるかについては一任していただきました。
お打ち合わせが長時間にならないようにすることと、私たちがこれが一番いいと考えたものを「これがNASUさんにとって一番いいです」の答えを持つようにしていました。前田さんのような会社を経営されている方は多忙であるので、なるべくお時間取らせないことを心がけていたのもありますが、なにより前田さんは、ご自身と同じテンションでものを作る人を求めてくださったと感じたからです。ですから、前田さんのオフィスデザインにかけるテンションに相乗りして私たちも共に作り上げる気持ちで楽しみました。
ジャングルジム、アスレチックネット、照明など、NASUさんのオフィスリノベーションを通してはじめての挑戦がたくさんありました。うまく実現できるかどうかの戸惑いや緊張もありましたが、それ以上に前田さん、NASUのみなさんのご期待に応えたい、面白くしたいという気持ちが強くありました。加えて、こんな挑戦は、私の人生で何回経験できるかわからない貴重なことなので、お声がけいただいて本当に嬉しく思っています。ありがとうございました。
- デザイン事務所 株式会社NASUについて
ビジネスに「勝てるデザイン」を。株式会社NASUは、コンテンツの魅力を最大化し、ビジネスで結果が出る「勝てるデザイン」を提供するデザイン会社です。
NASU(ナス)という屋号は「為せば成る」に由来しています。「為す・成す」二つの言葉は辞書を引くと、同じ場所に書かれてあります。意味は「作り上げる」「築き上げる」。これはデザインをすることの意味に非常に近い。
誰かが成し遂げたい「夢」や「想い」をデザインの力で作り上げる。デザインは小さな気配りの集まりです。小さな一つのブロックを一歩一歩積み上げ、強固なブランドを築き上げていく。そんな風にお役に立てれば幸いです。
- リノベーション設計、施工会社 株式会社アートアンドクラフトについて
1994年に設計事務所としてスタートし、大阪を中心に活動している、建築の設計施工・不動産の仲介およびコンサルティングの会社です。
“リノベーション”という言葉すらなかった20年以上前から、リノベーションという手法で「自分たちが暮らしたいと思える住まい」を追い求め、様々な選択肢を提案してきました。特に、住まいやオフィス、そして宿泊施設など、都市に暮らす人々が長時間滞在する空間を、リノベーションで魅力的に再生させることを得意としています。建築/不動産のプロだからできる「あたらしい何か」を提案し続ける会社でありたい。そう思っています。
■株式会社NASU 新オフィス概要:
住所:〒540-0033 大阪府大阪市中央区石町2丁目2-2 都住創石町ビル 203号室
移転開始日: 2022年9月7日
■会社概要
商号: 株式会社NASU
代表者:代表取締役 前田高志
URL:https://nasu.design/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社NASU
Email:info@nasu.design
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