最新のGPTモデル「GPT-4o」をAI議事録ツールSecureMemoCloudのAI要約機能に搭載

OpenAI社より5月14日未明(日本時間)に発表された最新のGPTモデル「GPT-4o」をAI議事録ツールSecureMemoCloudのAI要約機能に搭載。精度・速度・頑健性等の面で性能向上確認。

Nishika株式会社

AI議事録ツールSecureMemo/SecureMemoCloudを提供するNishika株式会社(東京都港区、代表取締役山下達朗・松田裕之、以下Nishika)は、OpenAI社が5月14日未明(日本時間)に発表したGPTモデルの最新バージョン「GPT-4o」をAI要約機能にて採用・搭載いたしました。


SecureMemoCloudのAI要約は、フリープランにて無料で体験いただけます。
是非、お手元で実際に体験ください!

SecureMemoCloud: https://securememo-cloud.com


「GPT-4o」の搭載

「GPT-4o」は、5月14日にOpenAI社より発表された大規模言語モデル(LLM)です。

音声、画像を含めたマルチモーダルな処理が可能であることと共に、自然言語のベンチマークタスクにおいても、過去のGPTモデルや他モデルを超えていることが示されています。

https://openai.com/index/hello-gpt-4o/


SecureMemoCloudでは、生成AIを活用し、会議録に特化した形式の要約を提供しています。

OpenAI社による「GPT-4o」の発表を受け、弊社にて定常的に利用するテストセットについてAI要約の試験を行った結果、精度・速度・頑健性等の面で性能向上が見られたことから、いち早く皆様にその価値をご提供するべく、SecureMemoCloudへの搭載を行いました。


SecureMemoCloudのAI要約の考え方

SecureMemoCloudでは、生成AIを活用し、会議録に特化した形式の2種類の要約を提供しています。

会議に参加していなかった人向けの概要を掴む「全体要約」と、会議に参加していた人向けに詳細の抜け漏れチェックを行う「トピック別要約」です。



1) 全体要約

全体要約は会議に参加していない人でも、まず文字起こし結果全体の概略をつかめるように設計された要約です。少ない分量ながら、具体的な場所や時間などの重要な情報を落とさないように設計されています。

2) トピック別要約

トピック別要約は、会議参加者が知りたい要点やToDoを確認するための要約です。
会議で話されていたトピックとその説明、さらにその要点とToDoを要約します。

このように、1)全体的な要約、2)トピックに関する要点やToDoを挙げる階層的な要約を提供することにより、会議の詳細を知る参加者、会議の詳細がまだわからない非参加者の両方が、効率よく会議について情報をつかむことが可能です。

(ref. https://arxiv.org/pdf/2307.15793.pdf


SecureMemoCloudのAI要約の強み

SecureMemoCloudのAI要約の大きな特徴として、「具体的な情報」を保持した自動要約が可能という点があります。様々なAIが開発される今日ではありますが、音声から具体的な情報を保ったまま要約をするのは、実は依然として容易ではありません。


弊社のAI要約は、要約する文章自体の質「AI文字起こしの精度」を高め、さらに要約の精度を下げる要因である「長い音声により落ちる具体情報」を落とさない工夫を行うことで、本当に必要な箇所を残した「具体情報」が含まれた要約を実現しております。

(技術記事: https://zenn.dev/team_nishika/articles/6a46bd7b61bd82


実際のビジネス会議音声に対する弊社音声認識AIの精度の高さについては、是非以下よりご確認ください。


https://securememo-cloud.com/

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000052152.html


今後の取り組み

SecureMemoCloudでは、今後も日本のビジネス会議音声に特化したさらなる精度改善に取り組んでいきます。

より大規模なデータセットでの訓練に加え、音声認識AIと生成AI(LLM)を組み合わせた総合的な精度向上について研究開発を進めています。


Nishikaについて

Nishikaは「テクノロジーですべての人が誇りを持てる社会を」をビジョンに掲げ、遍くビジネスパーソンにとってテクノロジーが身近な存在となるべくサービスを提供しています。

・AI搭載プロダクト(SecureMemo, SecureMemoCloud, Nishika Image Finder)

・AIコンサルティング・開発(AIコンシェルジュ powered by GPT, Build-in生成AI)

・AI人材マッチング(Nishika Connect, Nishikaエージェント)

・DX研修(生成AI研修, データ分析コンペによるDX研修)


SecureMemo/SecureMemoCloudの提供する、会議録・議事録に対する高精度なAI文字起こし・要約は、まさに多くのビジネスパーソンが求めるもので、テクノロジーを身近な存在にするものとして打ってつけのプロダクトと考えています。


・URL: https://info.nishika.com/

・所在地: 東京都港区芝浦3-7-8-202

・代表者: 代表取締役CEO 山下達朗、代表取締役CTO 松田裕之

・事業内容: AIソフトウェア、AIコンサルティング・開発、AI・データ分析人材特化型求人サービス、AI研修サービス


SecureMemo/SecureMemoCloudについて

Nishikaは、SecureMemo/SecureMemoCloudを通じて

「企業の会議を全てデータ化する」

を目標に掲げています。


今、会議に関するデータとして残されているものはテキストが多くを占め、実は最も多く発せられているデータであるはずの人の声は、データとしてはほとんどが記録されず「捨てられている」状況にあります。

非常に勿体無い状況にあると言えますが、データに残すための議事録作成が手間であること、文字起こしデータが大量に残っているだけでは価値を生むのが難しいことが壁となっていました。


SecureMemo/SecureMemoCloudは、議事録作成業務を効率化するとともに、従来は捨てられていた音声データをテキスト化し、生成AIにより有用な情報だけを抜き出して活用することで、企業に新たなデータ資産をもたらします。


SecureMemoは、世界最高水準96.2%の高精度な音声認識AIを搭載し、かつ全ての処理がオフライン環境で完結する、セキュリティを重視されるお客様向けに唯一無二の価値をご提供できるソフトウェアです。


「世界最高水準」を謳う音声認識AIは多くありますが、ノイズが混ざっていたり、さほど明瞭でない音声が含まれがちな会議音声においても高い精度を誇るのがSecureMemoの特徴です。

さらに、弊社にて独自に開発した、声紋登録を必要とせず、音声データのみから完全自動で話者特定を行うAIも搭載しています。


SecureMemoCloudは、SecureMemoでご提供している価値をさらにアップグレードしたものとなっており、GPU環境を使用することでさらに高精度・高速な音声認識を実現。

文字起こしにとどまらず、生成AIを活用した会議録特化型の要約まで実現します。


これからのSecureMemo/SecureMemoCloudは、AI文字起こしプロダクトとしての機能の拡張とともに、企業の会議から新たなデータ資産を生み出し、法人企業様のさらなる事業の効率化・成長に貢献することを目指します。

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会社概要

Nishika株式会社

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URL
https://info.nishika.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦三丁目7番8-202号
電話番号
-
代表者名
山下達朗
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年05月