データサービス強化と顧客ニーズへの迅速な対応に向け低軌道衛星向けデータ接続サービスのAddvalue Innovationと連携
衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR衛星の開発・運用を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行、以下Synspective)と、宇宙/空/海上で使用可能な最先端の通信機器を提供するAddvalue Innovvation(本社:シンガポール、CEO:Tan Khai Pang、以下Addvalue)は、災害時に高品質な衛星画像を迅速に提供するため、Inmarsat(本社:イギリス・ロンドン、CEO:Rajeev Suri)が提供する世界屈指の衛星ネットワーク「ELERA」(エレラ)を介したAddvalueの革新的な衛星間データ中継システム(Inter-Satellite Data Relay System、以下 IDRS)の実用に向けた検証を共同で進めます。
Synspectiveは小型SAR衛星の開発・運用と衛星による観測データを活用した災害リスク管理や災害対応に関するソリューションサービスの提供をワンストップで行っています。同社は2026年前後に小型SAR衛星30機からなるコンステレーションを構築することにより、昼夜や天候に関係なく、広範囲・高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築・運用を目指しています。
一方で、Addvalueは、24時間365日利用可能な低軌道(LEO)衛星向けデータ接続サービス「IDRS」を提供しており、すべての軌道傾斜角と最大1000kmの高度において、200Kbpsを超えるスピードでのデータ転送が可能です。
地すべりや洪水をはじめとする災害が発生した際、地域の被害状況を速やかに把握することで、適切かつ効果的な対策を講じることができます。「IDRS」の搭載により、コンステレーションの効率的な運用が可能となり、速やかな災害対応につながるものと期待されます。
■ 株式会社Synspective 取締役兼衛星システム開発部ゼネラルマネージャー 小畑 俊裕のコメント:
データサービスの強化、ひいては顧客ニーズへの迅速な対応に向けて、Addvalueとの協働により「IDRS」の可能性を検証できることを大変嬉しく思います。災害対応では多くの場合、高品質のデータをいかに早く取得できるかが重要となります。Addvalueの「IDRS」は、コンステレーション全体でタスクオーダー配信や状況確認を可能とし、小型SAR衛星の迅速かつ効果的な運用に寄与するものと期待しています。
■ Addvalue CEO Tan Khai Pangのコメント:
Synspectiveと共に、コンステレーション構築の重要な目的である、SARデータの鮮度の最適化に向けて協働できることを大変嬉しく思います。SAR衛星にリアルタイムでタスクオーダーを配信することで、衛星画像のリクエストと配信の間隔を大幅に短縮することができ、刻一刻と変化する状況下でも効果的な災害リスク管理に貢献します。
■ Inmarsat Global Governmentのプレジデント、Todd McDonellのコメント:
Synspectiveとそのコンステレーションの橋渡し役を担えることを誇りに思います。当社の静止衛星「ELERA」とAddvalueの「IDRS」の導入により、Synspectiveは迅速な衛星へのタスクオーダーと画像の取得が可能となり、災害対応にあたる顧客に対してタイムリーで信頼性の高いサービスを提供できるようになります。そして、こうした迅速な画像配信は、当社の大きな使命である人名の救助とコミュニティの保護において極めて重要な役割を果たします。
「IDRS」に関する詳細は、こちらをご覧ください(英語のみ):
https://www.addvaluetech.com/category/connection-to-space/idrs/
以上
設立:2018年2月
所在地:東京都江東区三好3-10-3
代表者:代表取締役CEO 新井元行
URL:https://synspective.com/
Learn more at www.addvaluetech.com
In November 2021, Inmarsat and Viasat announced the planned combination of the two companies, to create a new leader in global communications. The deal is scheduled to close in the seco
Synspectiveは小型SAR衛星の開発・運用と衛星による観測データを活用した災害リスク管理や災害対応に関するソリューションサービスの提供をワンストップで行っています。同社は2026年前後に小型SAR衛星30機からなるコンステレーションを構築することにより、昼夜や天候に関係なく、広範囲・高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築・運用を目指しています。
一方で、Addvalueは、24時間365日利用可能な低軌道(LEO)衛星向けデータ接続サービス「IDRS」を提供しており、すべての軌道傾斜角と最大1000kmの高度において、200Kbpsを超えるスピードでのデータ転送が可能です。
地すべりや洪水をはじめとする災害が発生した際、地域の被害状況を速やかに把握することで、適切かつ効果的な対策を講じることができます。「IDRS」の搭載により、コンステレーションの効率的な運用が可能となり、速やかな災害対応につながるものと期待されます。
■ 株式会社Synspective 取締役兼衛星システム開発部ゼネラルマネージャー 小畑 俊裕のコメント:
データサービスの強化、ひいては顧客ニーズへの迅速な対応に向けて、Addvalueとの協働により「IDRS」の可能性を検証できることを大変嬉しく思います。災害対応では多くの場合、高品質のデータをいかに早く取得できるかが重要となります。Addvalueの「IDRS」は、コンステレーション全体でタスクオーダー配信や状況確認を可能とし、小型SAR衛星の迅速かつ効果的な運用に寄与するものと期待しています。
■ Addvalue CEO Tan Khai Pangのコメント:
Synspectiveと共に、コンステレーション構築の重要な目的である、SARデータの鮮度の最適化に向けて協働できることを大変嬉しく思います。SAR衛星にリアルタイムでタスクオーダーを配信することで、衛星画像のリクエストと配信の間隔を大幅に短縮することができ、刻一刻と変化する状況下でも効果的な災害リスク管理に貢献します。
■ Inmarsat Global Governmentのプレジデント、Todd McDonellのコメント:
Synspectiveとそのコンステレーションの橋渡し役を担えることを誇りに思います。当社の静止衛星「ELERA」とAddvalueの「IDRS」の導入により、Synspectiveは迅速な衛星へのタスクオーダーと画像の取得が可能となり、災害対応にあたる顧客に対してタイムリーで信頼性の高いサービスを提供できるようになります。そして、こうした迅速な画像配信は、当社の大きな使命である人名の救助とコミュニティの保護において極めて重要な役割を果たします。
「IDRS」に関する詳細は、こちらをご覧ください(英語のみ):
https://www.addvaluetech.com/category/connection-to-space/idrs/
以上
- 株式会社Synspectiveについて
設立:2018年2月
所在地:東京都江東区三好3-10-3
代表者:代表取締役CEO 新井元行
URL:https://synspective.com/
- About ADDVALUE INNOVATION
Learn more at www.addvaluetech.com
- About INMARSAT
In November 2021, Inmarsat and Viasat announced the planned combination of the two companies, to create a new leader in global communications. The deal is scheduled to close in the seco
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像