最大トルク500N・mまでのギヤ・モータのトルク計測に適応両軸型回転式トルクセンサー「TSシリーズ」新モデルを販売開始
~720パルス/回転のエンコーダを搭載、精密な回転数・角度計測も可能に~
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、スイス・Magtrol SA社製の両軸型回転式トルクセンサー「TSシリーズ」の新モデルとして、最大トルク500N・m(ニュートンメートル)までのトルク計測にも適応する「TS113/01」など全2機種を2023年2月7日(火)に販売開始いたします。
従来の「TSシリーズ」では、トルク計測に適応できる定格トルクは最大100N・m以下でしたが、新モデルでは最大500N・m以下となり、より幅広いギヤやモータのトルク計測が可能になります。
また、トルク計測に加えて、分解能が高い720パルス/回転のエンコーダを標準搭載することで、精密な回転数と角度の計測も可能です。
従来の「TSシリーズ」では、トルク計測に適応できる定格トルクは最大100N・m以下でしたが、新モデルでは最大500N・m以下となり、より幅広いギヤやモータのトルク計測が可能になります。
また、トルク計測に加えて、分解能が高い720パルス/回転のエンコーダを標準搭載することで、精密な回転数と角度の計測も可能です。
(トルクセンサー「TSシリーズ」)
- 背景/概要
「TSシリーズ」は、ABZ相エンコーダ、アンプユニット、計測ソフトウェアなど、トルク計測に必要な機能を備えたトルクセンサーです。本来トルク計測には各機能をそれぞれに検討して選定する必要がありますが、「TSシリーズ」を使用することで効率的に実施できます。「TSシリーズ」はこれまでもさまざまな開発分野に展開してまいりましたが、装置・製品の小型化や軽量化を背景に使用量の増加が見込まれるギヤやモータに対して、今回新モデルを追加し、最大500N・mまでのトルク計測を可能にしました。また新モデルはより分解能が高い720パルス/回転のABZ相エンコーダを標準搭載しています。
東陽テクニカは、「TSシリーズ」でモータのトルク計測をより容易にすることで、加速する電動市場におけるモータ性能の向上に貢献してまいります。
- 製品概要
これまで、この「TSシリーズ」では、最大トルク100N・m以下のトルク計測に適応していましたが、今回の新モデル追加により、最大トルク500N・m、最大回転数15,000rpmまでのトルク試験に適応します。
(トルクセンサー外観)
(アナログ信号入出力)
(「Torque10」ソフトウェア画面イメージ)
- 製品情報
・発売日:2023年2月7日(火)
・販売価格:要お見積り
・販売目標:100台/年 (新モデル2機種含む全13機種において)
・定格トルク:200N・m(「TS112/01」)、500N・m(「TS113/01」)
・トルク計測精度:±0.1%RT
・最大回転数:6,000rpm
・内蔵エンコーダ:720パルス/回転(ABZ相)
製品紹介ページ:https://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/TS.html
<Magtrol SAについて>
Magtrol社は、モータトルク試験装置の専門メーカーで、モータトルク試験市場で世界をリードしている会社です。トルクセンサー、ヒステリシスブレーキ、ダイナモメータ、コントローラ、ソフトウェアなど多くのモータトルク試験装置を販売しております。
Magtrol社 webサイト:https://www.magtrol.com/
<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、1953年の創立以来、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新に貢献してまいりました。その事業分野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたります。5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発などトレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大しています。最新ソリューションの提供を通して、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/
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