VARIETAS、志望動機の“定量化”を実現する「AI面接官 志望動機モデル」を提供開始
志望度をAIが多角的に分析し、選考の公平性と精度を両立
対話型AI面接「AI面接官」を開発・提供する株式会社VARIETAS(読み方:バリエタス、以下「VARIETAS」)は、「AI面接官」の新モデルとして、「AI面接官 志望動機モデル」の本格提供を開始しました。
本モデルは、面接中に語られる志望動機に関する発話内容をAIが解析し、候補者の志望度を多面的に可視化します。さまざまな大手企業への「AI面接官」導入実績を通じて蓄積された評価設計や質問設計に関するノウハウを活かして開発されており、採用における“志望動機の理解と評価”という長年の課題に対して、「AI面接官」が新たな解決策を提示します。
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「AI面接官」プロダクトサイト:https://ai-interview.online
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お問い合わせ:support@varietas.co.jp

開発背景
企業の採用現場では、候補者の志望動機を客観的に把握することが難しいという課題が長年存在しています。また従来の面接では、それらの判定が面接官の経験や印象に依存しており、評価の再現性・一貫性を担保することが困難でした。
志望動機の評価は、一般的な評価項目と異なり明確な基準を設けることが難しく、企業ごとに評価軸がばらつきやすい領域です。そこでVARIETASは、志望動機を単なる“熱意の有無”としてではなく、発言意図・一貫性・具体性・価値観の整合性といった複数の次元で捉えるAIモデルを構築しました。
志望動機を定量化する上での3つの壁
1. 表明と本音のギャップ
候補者が面接で伝える言葉と、実際の選択行動が一致しないことは少なくありません。他社の内定条件や選考状況によって志望度が変化することもあり、その瞬間の発言だけで志望の深さを判断することは難しいのが現実です。
2. 測定指標の曖昧さ
「志望度」という概念自体があいまいで、企業ごとや面接官ごとに定義が異なります。このズレを統一しないまま評価すると、判断基準がばらつく原因となります。
例
A社:入社意欲の強さ
B社:入社確率(行動予測)
C社:志望動機の質や定着見込み
3. 評価の主観性
「自社を褒める=志望度が高い」という判断になったり、率直に課題を尋ねる候補者を「志望度が低い」と判断するなど、面接官の心理的バイアスが評価に影響します。
VARIETASのアプローチ
志望動機のように主観に左右されやすく、評価基準が揃いにくい領域に対して、AIによる多層的な評価構造を導入しました。これにより、初期選考において面接官の主観に依存せず、候補者の想いをより正確に“定量化”することを可能にしています。
効果と期待される成果
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面接官の志望度評価との一致率向上
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候補者の本質的なモチベーションをより的確に可視化
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選考プロセスの再現性と透明性を高め、説明責任を強化
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面接官トレーニング・評価設計への活用も可能
今後の展望
VARIETASは今後も、AI面接官を通じて得られた知見をもとに、志望動機のみならず多面的なポテンシャル評価を可能にする技術開発を進めていきます。
AIを活用した採用プロセスの科学的進化を通じて、候補者の個性や価値観が正しく評価される社会、そして企業が真に求める人材と出会える採用プロセスの実現を目指します。
「AI面接官」提供会社 概要
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株式会社VARIETAS(バリエタス)
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お問い合わせ先:support@varietas.co.jp
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「AI面接官」サービスサイト:https://ai-interview.online

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