数字には現れない変化を、私たちは残したい。

陸前高田で育まれた一人ひとりの物語——書籍『縁がめぐるまちづくり』と連動する連載「SET Another Story」始動

認定特定非営利活動法人SET

岩手県陸前高田市を拠点に活動する認定NPO法人SET(理事長:三井俊介)は、2026年度出版予定の書籍『縁がめぐるまちづくり(仮)』と連動し、新たなインタビュー連載「SET Another Story」を開始しました。

本連載では、書籍には収まりきらなかった一人ひとりの「町との出会い」と、その後の人生や選択の変化を、複数回にわたる対話を通して丁寧に紐解いていきます。


◾️背景|本に載せきれなかった「確かにあった変化」

SETは、東日本大震災以降、若者と地域住民がともに暮らし、学び、挑戦する場づくりを続けてきました。修学旅行民泊、防災学習、長期滞在プログラム、若者の挑戦支援など、15年間の実践の中で生まれたのは、事業だけではありません。

そこには、数えきれないほどの「出会い」と「関係性」がありました。

現在制作を進めている書籍『縁がめぐるまちづくり』では、そうした実践知を体系化し、地域で挑戦する人たちへ届ける予定です。しかし制作過程で浮かび上がったのは、「すべてを一冊に収めることはできない」という事実でした。

ある人にとっては、初めて訪れた民泊先での何気ない会話が、その後の進路を変えました。
ある人にとっては、震災の語り部との対話が、社会との向き合い方を問い直すきっかけになりました。
ある人にとっては、「評価されない時間」が、自分を肯定できる初めての経験になりました。


それぞれの変化は小さくても、しかし確かに人生の方向を動かしています。

「SET Another Story」は、そうした「本に載らないけれど確かにあった物語」を残すために立ち上げた連載です。

◾️特徴|時間をかけて紐解く「その後」

本連載の特徴は、SETに関わってきたメンバー自身が聞き手となり、複数回にわたってインタビューを行う点です。

単発の取材ではなく、時間を重ねた対話によって、

・町との最初の出会い
 ・当時は言語化できなかった違和感や揺らぎ
 ・関わりが続く中での価値観の変化
 ・現在の選択や生き方への影響

を、丁寧に掘り下げます。

語り手は、都市部で働く社会人もいれば、地域で暮らし続ける担い手もいます。立場は違っても、共通しているのは「町との出会いが何らかの変化をもたらした」という点です。

現在までに二人の記事が発信されています。
1.「何をすればいいかわからなかった」大学生が、地域で一歩を踏み出すまで 

2.「エリートへの憧れ」から「心の豊かさ」へ。岩手の地で紡がれる、ある青年の進化の物語。

◾️なぜ今、「もうひとつの物語」なのか

人口減少や担い手不足が進む中、地域との関わりはしばしば「成果」や「移住者数」といった数値で語られます。

しかし、SETが15年間の現場で見てきたのは、もっと静かな変化です。

・自分のままでいられると感じた瞬間。
 ・誰かに必要とされた実感。
 ・役割を与えられるのではなく、自然と生まれた関係性。

それらは統計には現れにくいものですが、確実に人を動かします。

「SET Another Story」は、地域との関わりを制度や成功事例としてではなく、「一人の人生の物語」として捉え直す試みです。

なぜSETがこの活動を続けているのか。
誰にとって意味があるのか。

その答えは、実践の数字だけでなく、一人ひとりの語りの中にあると考えています。
記事はNPO法人SETのnoteより随時発信していきます。
SET公式noteはこちら

◾️書籍とクラウドファンディングについて

SETでは現在、2026年度出版予定の書籍『縁がめぐるまちづくり(仮)』の制作とあわせて、クラウドファンディングを実施しています。

本書は、震災後15年間で積み重ねてきた実践知を整理し、「地域で挑戦を続ける人」を支える一冊として制作中です。特に、25歳以下の若者や地域おこし協力隊、これから地域に関わろうとする人たちへ、ギフトとして届ける構想です。

クラウドファンディングは出版費用を集めるためだけではありません。本とネットワークを通じて、「挑戦が続いていく環境」を全国に広げることを目的としています。

「SET Another Story」は、その背景にある「個人の物語」を補完する連載です。書籍が実践の全体像を描くものであるとすれば、本連載はその周縁にある一人ひとりの温度を伝えるものです。

SETはこれからも、「やりたい」が「できた」に変わる環境づくりを現場から積み重ねていきます。その過程で生まれる物語を、丁寧に残し、社会へ共有していきます。

クラウドファンディングのサイトはこちら

■ 認定NPO法人SETについて

SETは「一人ひとりの“やりたい”を“できた”に変え、日本の未来にGoodなChangeを起こす」をミッションに掲げ、2011年の東日本大震災以降、岩手県を中心とした地域で若者と住民がともに学び合う仕組みをつくってきました。修学旅行民泊や大学生・社会人向けプログラム、地域コミュニティづくりなどを通じて、若者が地域の日常に関わり、住民とともに学び合う“続く関係”を育んでいます。2024年度は年間5,000人以上が参加。現在では岩手県のみならず複数地域で活動を展開。若者の成長と地域の活力を同時に生み出しながら、人と地域の関係性そのものを基盤とした、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。

【団体概要】
認定特定非営利活動法人SET
所在地:岩手県陸前高田市広田町字山田52-6 
理事長:三井俊介
設立:2011年3月12日(法人化:2013年6月18日、認定取得:2025年10月16日)
公式サイト:https://www.nposet.org 
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/_nposet/?hl=ja
公式Podcast:Spotyfiy: https://x.gd/wCm6h
                       Amazon Music: https://x.gd/TjRP0

【取材に関するお問い合わせ】
広報担当:set.forjapan@nposet.com
電話:0192-47-5747

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会社概要

認定特定非営利活動法人SET

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URL
https://www.nposet.org/
業種
サービス業
本社所在地
岩手県陸前高田市広田町字山田52-6
電話番号
0192-47-5747
代表者名
三井俊介
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年06月