RPA導入企業の約60%が期待通りにRPAを活用できていないことが明らかに。100社の意識実態調査レポートをPeaceful Morningが発表
約60%の企業が期待通りの活用ができず「RPA化する業務選定」に課題を抱えていたことが判明。「業務選定」の進め方についてまとめたホワイトペーパーを発表。
本調査では、「RPAツール導入時の期待値通りに活用ができていない」企業に焦点をあて、活用できていないと感じる要因や、導入当時の状況についてご回答いただきました。
その結果、満足に活用できていないと感じる企業の約50%が「業務削減に繋がっていない / 開発が完了していない / プロジェクト自体が終了した」背景からRPAの効果を実感できていないことが判明。
また、そのうちの過半数の企業が導入当時に「RPA化する業務の選定」について課題を抱えていたことが明らかになりました。
本調査の結果を受け、Peaceful Morning株式会社では「RPA化すべき業務の選定」についてまとめたホワイトペーパー資料を発表。RPAツール導入を検討・すでに導入されいている企業担当者の一助となれば幸いでございます。
◆RPA業務選定マニュアル(意識実態調査レポート解説付き)ダウンロードリンク
https://rpahack.com/ebook/rpa%e6%a5%ad%e5%8b%99%e9%81%b8%e5%ae%9a%e3%83%9e%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%ab
◆調査の背景
昨今、コロナ禍におけるテレワーク・リモートワークなど、ワークスタイルのシフトに伴い企業内部のIT化に拍車がかかっている中、RPA(Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション)によるデスクワークの自動化への注目度もますます高まっています。
矢野経済研究所の調査によると、RPAによる作業の効率化・ヒューマンエラー低減・コスト削減を期待し導入する企業は2020年初には国内企業の38%以上となり、それに比例するようにRPA関連サービスも増加しています。
RPA市場が拡大していく一方で、「RPAツールをうまく活用できていない」「期待値とのギャップがある」といった企業担当者の声を聞くことが増えています。
そのような背景から、実際にRPAツールを導入した企業約100社に「RPA導入時の期待値通りに活用できているか」についてアンケート調査を行い、期待値通り活用できている企業とそうでない企業の差を明らかにすることで、RPA導入を成功させるナレッジになればと考えレポートを作成しました。
◆調査結果詳細
RPAツールについて「期待以上に活用できている(34.3%) / 期待通りに活用できている(6.1%)」と回答した企業は約4割にとどまり、残りの約6割の企業がRPAツールを使いこなせていない実情が明らかになりました。
さらに、それら企業に「期待通りに活用できていない理由」について聞いたところ、「業務削減に繋がっていない(19.7%) / 開発が進んでいない(27.9%)・プロジェクトが終了した(3.3%)」を回答した合計値が約5割となりました。
この結果からRPAツールを導入した企業の約半数が、本来の目的である「RPAを活用した業務削減効果」を実感できていない状態であることが浮き彫りとなりました。
Peaceful Morning株式会社では、これらの原因・背景は「RPAツール導入時」にあると推察し、当時の状況について追加調査を実施。
RPAツール導入時、担当者が課題に感じていたことについて調査を行ったところ、「RPA対象業務の選定 / RPA開発スキルの習得 / 社内体制の構築」に関する回答が高いことが判明しました。
RPAを導入後初めて開発するにあたり、開発体制の構築や「どのような業務をRPA化すれば良いか」といった初期準備に課題を感じていたことになります。
また、「RPAツールを期待通りに活用できている」企業との差分を比較するため、RPAツール導入時に行ったアクションについて調査したところ、RPAツール比較、開発スケジュール策定のほか、「業務フローの可視化・最適化」など、RPA化する業務の選定に必要なToDoを実施していないことが判明しました。
これらの結果から、RPAツール活用の明暗を分ける要因として、「RPA化する業務選定」における必要なアクションの実施有無がその後の社内RPA活用に大きな影響を与えているものと推察されます。
最後に、「RPA導入時のサポートについて必要と思うか」調査を実施したところ、現状RPAを「活用できている・できていない」に関わらず約8割の企業が必要と回答。
社内にRPAのナレッジがない場合、RPA導入を円滑に進めるために外部のサポートを必要とするニーズが高いことも判明しました。
サポートを希望する業務については「RPA開発スキルの習得」という開発面の不安が最も高く、次いで「保守・運用サポート」が高い結果となりました。
社内でDX推進をしていくため、開発自体は内製ニーズが高いものの、初期の安定運用までの開発についてはサポートを必要とするものと推察されます。
◆調査結果のまとめ
約100社のアンケート調査結果から、RPA市場が拡大する背景には「RPAツールを効果的に活用できていない」という大きな課題が浮き彫りになりました。
RPAツールは、トータルの導入・開発・運用など一連のコストを含めると、決して安価なものではなく持続的に活用できなければなりません。
「なぜ効果的な活用ができないのか?」という疑問については、今回の調査結果から「導入時の準備が不足していること」が結論として言えます。
RPAツール導入時には準備すること、決めるべきものが多くあり、だからこそ入念に進めていく必要があります。
RPA担当者の多くが、導入時に様々なことについて頭を悩ませていることが明らかとなりましたが、その殆どが解消されないまま進んでしまっています。
逆に成功企業の回答結果を見れば「きちんと正しい知識と手順」を行ってさえいれば、成功する可能性が高いこともまた事実です。
◆調査概要
・調査テーマ:RPAツール導入後の活用実態についての調査
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査対象者:RPA導入済み企業100社のRPA担当者
・調査実施日:2021年2月10日~20日
・調査主体:Peaceful Morning株式会社
◆企業のRPAを有効活用させる方法
RPA初期の業務選定は、その後の社内DX化を左右します。RPA開発は、開発期間が長引けば長引くほど自動化は遠のき、社内での展開も遅れます。
遅れるだけでなく「開発に失敗した」「費用対効果が合わなかった」となれば、RPAプロジェクトそのものが頓挫する可能性もあります。
それだけ、RPA導入初期においては「何から自動化を進めていくべきか」答えを持っておくことが大切なのです。
導入時の課題として最も回答が多かった「RPA化する業務選定」について、その手順と進め方についてホワイトペーパー資料をまとめました。
今回の調査結果及びホワイトペーパー資料が、多くのRPA担当者の一助となれば幸いでございます。
◆RPA業務選定マニュアル(意識実態調査レポート解説付き)ダウンロードはこちら↓
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◆RPA導入から運用まで、RPA内製化をワンストップで支援する Robo Runner
当社の提供するRobo Runner(ロボランナー)では拡大・多様化するRPA市場の中で、企業が正しく・自分たちでRPA活用を推進できるようサポートをしています。
今回の調査でも挙げられていた「RPA担当者の悩み」について全てをカバーし、社内RPA活用を成功に導きます。
https://robo-runner.com/
1. 経験豊富なRPAエンジニアが窓口として対応
お客様の対面に立つ担当者は、RPAプロジェクト経験1.5年以上のエンジニアです。
実際の開発における注意点やポイントについて熟知しているため、アドバイスを聞きつつ安心してRPA開発を進められます。
2. 内製化支援の強み!自社にナレッジを蓄積
RPAを社内で浸透させるために重要となるのが「社内にいかにナレッジを蓄積していくか」です。
開発を切り離して外部に委託していては社内にナレッジがたまらず、修正・追加開発の度にコストと外部コミュニケーションが発生します。
Robo Runnerは完全な社内内製化を目標としています。そのためお客様側にも担当者を立てていただき、窓口となる現役エンジニアと伴走してプロジェクトを進めます。また、RPAツールベンダーと繋がりのある、当社オリジナルの学習コンテンツも用意しております。
初期の開発で得た知見をそのまま社内で活用し、自社内で社内RPA化を進める力をつけられるように徹底的にサポートをします。
3. 毎週行う定期ミーティングと常時質問できるチャット対応!
毎週行う定期ミーティングで、課題の解消や開発進捗の管理を行います。目標通りに開発が進んでいるか、トラブルがないかなど、窓口となる現役エンジニアがレポートを行います。またその他、都度発生する細かなお悩みはチャットサポートで解消することができます。
咄嗟に起こったトラブルも状況を確認して回答しますので、安心してご利用いただけます。
Robo Runnerに関するお申し込み・資料請求はこちらから↓
https://robo-runner.com/
◆RPAのお悩みを解決する無料相談を期間限定で実施
Peaceful Morning株式会社では、今回のアンケート調査結果で浮き彫りとなった課題を踏まえ、RPAに関する無料相談を実施します。
RPA担当者が抱える悩み・課題についてフィードバックを行うことで、少しでもRPAを活用する助けになればと思います。
<こんな方にオススメです>
・これからRPA導入を検討されている企業担当者様
・既にRPAを導入したものの、活用状況において課題を感じている担当者様
「ツールはどれが適している?」「最適な業務を選定するには?」「開発スケジュールはどう立てればいい?」
など、どのようなお悩みでも問題ございません。
<応募条件>
・2021年3月3日〜2021年3月31日まで
・1回のご相談は30分程度を目安とさせていただきます
・下記応募フォームよりご応募お待ちしております。
RPAに関する無料相談はこちらから!
https://robo-runner.com/contact/
◆Peaceful Morning株式会社について https://peaceful-morning.com/
Peaceful Morningは、『我慢しないで働ける社会を創る』というミッションのもと、業務自動化テクノロジーを通じて、我慢せず⾃由にクリエイティブな仕事ができる社会の実現を⽬指しています。2018年の創業からRPAに関する専門メディア「RPA HACK」、RPA定着サポートサービス「Robo Runner」、RPAエンジニアのプラットフォーム「RPA HACKフリーランス」等、自動化・デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に必要な事業を行っております。
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