i-nest capitalが“解約”に特化したAIチャットボットを提供する「株式会社Smash」へ投資
■ 解約抑止率の向上・ユーザーに 寄り添った心地よいコミュニケーションを実現するチャットボット「Smash（スマッシュ）」
Smashは、LTV（Life Time Value： 顧客生涯価値）を予測し、ROI（投資利益率）の最適化を実現することでマーケティングの課題解決を行なっている、株式会社Macbee Planet（読み：マクビープラネット、東証マザーズ7095）のスピンオフベンチャーとして2021年3月に創設、「デジタルコミュニケーションから課題を解決できる喜びを世の中に。」をミッションに、新しいアイデア、新しいテクノロジーで時代や社会に必要とされる会社を目指しています。
近年、サブスクリプションサービスや定期通販の普及が加速しており、2023年にはサブスクリプションサービスの市場規模は1.4兆円に達すると見込まれています。(※1)
オンラインで気軽にサービスへの加入や購入ができるようになった一方で、「解約」も同様に気軽に行えるようになり、「いかに解約を抑止しLTVを高めていくか」が企業側の重要な課題となっています。
Smashは、サブスクリプションサービスや定期通販の既存ユーザーに対して「解約」というタッチポイントでコミュニケーションを図り、解約抑止・分析を行うチャットボットを開発・提供しています。
Smashのチャットボットでは、サービスや商品に対する温度感や対話全体を数値化し、リアルタイムで空気を読むことにより、ユーザー毎に会話内容や表示速度を変えたり、時間や季節、感情を反映させたりするなど、デジタルの枠を超えた、より人間との会話に近いコミュニケーションを実現しています。また、導入企業はチャットボット上で蓄積されるコミュニケーションデータをサービス改善やマーケティング施策に活用でき、解約抑止率の向上に繋げることが可能です。
尚、解約ページ上でのチャットボットによる解約抑止は特許取得済です。（※2）
Smashは、今回の調達資金をリテンションボットのさらなる研究・開発費に充て、さらなる解約抑止率の向上の実現、企業とユーザーのリレーション強化の支援に取り組んでまいります。
現在、本サービスは定期通販やレストラン予約サイト等の大手企業を中心に導入が加速しておりますが、将来的にはSmashで既に実用化しているAIによる音声解析サービスとチャットボットを組み合わせた音声ボットの開発を行い、コールセンター等のDX化へ貢献していくことも目指しています。
（※1）出典：https://dime.jp/genre/922589/（参考：ICT総研調査）
（※2）リテンションマーケティング 特許第6886164号（Macbee PlanetからSmashに特許移転手続き中）
■ i-nest capitalは豊富なノウハウ＆ネットワークで成長を支援
i-nest capitalは、エンターテインメント＆ライフスタイル領域を中心に新産業の創造や社会課題の解決を目指すベンチャーキャピタルです。
サブスクリプションサービスは、音楽や動画配信のみならず、家具、家電、ファッション、飲食、住宅業界など多業種が続々と参入し急成長し、また、チャットによるコミュニケーションも一般化しています。
Smashの経営陣のLTVとリテンションマーケティングを中心とした事業立上げ経験と実績を強みに、同社が「解約」から企業の課題を見つけ出し「企業の強み」に変える解約抑止のリーディングカンパニーとなり得る将来性を評価し、今回の出資に至りました。
i-nest capitalは今回の資金提供に加え、各パートナーの豊富な支援実績及び広範なネットワークを活かして、Smashの企業価値向上に貢献して参ります。
■ 株式会社 Smash
・Webサイト：https://smash.ne.jp
・連絡先 ：pr@smash.ne.jp
・設立 ：2021年3月
・代表者 ：代表取締役CEO 石山 真也（いしやま しんや）
■ i-nest capital株式会社（アイ・ネスト・キャピタル）
・Webサイト ：https://www.i-nestcapital.com
・連絡先 ：info@i-nestcapital.com
・設立 ：2019年5月
・代表者 ：代表パートナー 山中 卓（やまなか たかし）
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