20代後半での転職は周りから良い反応がもらえやすい!実際の転職は簡単だったのか20代後半転職経験者300人へ調査
20代後半転職に関するアンケート調査
詳細はこちら(https://unique-career.co.jp/20s-tensyokuagent/ )
【調査の概要】
・調査対象:20代後半転職経験者300人
・調査期間:2023年04月19日 ~ 2023年04月19日
・調査機関:自社調査
・調査方法:Freeasy( https://freeasy24.research-plus.net/ )を使用したインターネット調査
キャリアアップのためにも20代後半から転職を考えている人も多いだろう。
ただ、転職は大きな決断だけに、簡単に転職ができるのか不安になるものだし、周りの反応も気になるだろう。
そこで、20代後半で転職を経験した300人にアンケートを実施。
周りの反応や転職を簡単に感じたかどうか、アピールポイントを見つけ出すのに苦労したのか調査を行った。
20代後半転職での周りの反応は7割弱がポジティブ【賛成派多数】
20代後半での転職について、「ポジティブな反応」を受けたのが198人と7割弱が賛成だった。
転職に反対されるような「ネガティブな反応」は60人と2割程度である。
「驚いているような反応」が41人で、「呆れられているような反応」が24人と続く。
この結果を受けて、およそ半数以上が20代後半での転職に賛成していることが分かる。
現状は少子化を受けて人手不足の企業が多く、売り手市場の転職業界では優秀な人材を多く求めているものだ。
30代に入ると転職活動にも管理職候補やスキルの高い人材を求めることが多く、まだ未経験者でも活躍できる可能性がある20代は転職に有利といえる。
それだけに賛成派多数という結果につながっているのだろう。
新しいステージで活躍するのを応援したいという気持ちもあるだろうし、同じ企業に勤めているよりも、転職して違った見方ができるのは、社会人スキルとしても大きなプラスとなるものだ。
一方で「ネガティブな反応」を見せる反対派も2割を占めている。
これには「呆れられているような反応」も含めると、およそ3割近くが反対派の意見となってしまう。
恐らく転職に反対するのは、「今までせっかくキャリアを積んでこれからというときに…」といった理由でネガティブな反応をされるのだろう。
終身雇用制度で働いていた団塊世代に相談すると、転職はネガティブなイメージを未だに持たれているものである。
親に相談して反対される場合は、自分たちの時代は転職しなかったという思いがあるからだろう。
また、既婚者や子どもがいると変わるものだ。
20代後半ともなればまだ乳幼児だろうし、妻が働けないことで転職に反対されるケースも珍しくはないだろう。
なおその他は10人で、相談していないという回答は2人だった。
20代後半での転職が簡単と感じた人は5割もいない
20代後半で転職をした人の中で「簡単だった」と回答したのが13%で、「どちらかと言えば簡単だった」が32.3%と簡単に感じた人は5割もいないことになった。
一方で「難しかった」が10%、「どちらかと言えば難しかった」が7.8%となっており、意外にも難しくはないという印象を受ける。
ただ、「どちらとも言えない」が32.3%ということを踏まえると、全体的に20代後半の転職活動は「簡単ではない」というのだろう。
20代後半ともなれば、どの企業も年齢的に欲しい人材といえる。
ある程度の社会人経験を踏まえており、一から指導するのも大変なビジネスマナーも身に付いているものだ。
前職の経験を活かせるのは大きいものといえるが、なぜ簡単ではないのだろうか。
「20代後半 転職」でキーワード検索すると分かるが、表示されるサイトに「厳しい」というタイトルが目立つ。
どうしても新卒や既卒と違って、「ポテンシャルが高い」「即戦力になりそう」といった評価も変わるもの。
漠然とした理由で前職を辞めて転職すると、思った以上に選考のハードルが高くて躓くというのは珍しくない。
特に未経験の分野に新たに挑戦する場合、これまでに培った経験をどのように活かすのか、しっかりと自己分析ができていないと転職成功には難しいといえるのだろう。
あと忘れてはならないのが転職回数だ。
1回の人はまだしも、2~3回の転職となると履歴書の職務経歴に数年程度で離職を繰り返したことになる。
これは企業側にとって「すぐに辞めそう」「人間関係でトラブルが多い」といったネガティブなイメージを持たれやすい。
このような場合、転職が必要だったという自己アピールが重要になるだろう。
半数以上が自分のアピールポイントを見つけ出すのに苦労
20代転職経験者の内、自分のアピールポイントを見つけ出すのに苦労した人は「難しかった」が27.3%、「どちらかと言えば難しかった」が26%となっている。
「どちらとも言えない」が28%で、「簡単だった」と回答した人がわずか4%。
「どちらかと言えば簡単だった」は14.7%となっており、簡単にアピールポイントを見つけたのは全体で18.7%と少ないのが分かった。
20代後半といえば、ここまでに培ってきた経験はそう多くはない。
高卒から働いても、10年を経過するのに29歳とギリギリだ。
転職活動をする年齢にもよるが、やはり経験が乏しくて自分のアピールポイントを応募先企業に合わせるのが苦労するのだろう。
さらに、いざ面接をすると自分のアピールが物足りないという印象も受けやすい。
実績が足りないので、先方の求めるレベルに達していなかったというケースもあるものだ。
逆にアピールポイントを見つけると転職活動が簡単に感じるのだろう。
まとめ
20代後半の転職経験者の調査では、周りの反応は賛成多数となった。
ただ、実際に転職は簡単ではなく、自分のアピールに苦労したという人が多く占めている結果になっている。
転職に賛成されたとしても、その多くが簡単ではないことが今回のアンケートにも反映されていた。
転職が売り手市場であっても、それだけでは簡単に成功せず、自分のアピールがいかに大事なのかが分かるものだ。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
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