COP30を目前にブラジル友好交流親善大使・相川七瀬さんが現地を訪問「相川七瀬×JICA ブラジルプロジェクトの現場から」全3本を11月10日(月)同時公開
ブラジル日系社会の盆踊り大会で現地でも大人気の「夢見る少女じゃいられない」を迫力披露!~COP30に合わせ森林伐採などの課題に取り組むブラジルでJICAのプロジェクトに学ぶ動画シリーズ~

《動画URL》
第1弾:https://youtu.be/FaNgGF9MltM
第2弾:https://youtu.be/s9W4MhQPUV0
第3弾:https://youtu.be/zU_qL2uSq7s
「信頼で世界をつなぐ」をビジョンに掲げ、日本の政府開発援助(ODA)実施機関として開発途上国への国際協力を行っている独立行政法人国際協力機構(理事長:田中明彦、本部所在地:東京都千代田区、以下:JICA)は、日本とブラジルの友好交流親善大使である歌手の相川七瀬さんと共に、JICAがブラジルで行っている《アマゾン違法森林伐採管理改善プロジェクト》《交番システムに基づく地域警察活動普及プロジェクト》《日系社会との連携》について学び、考えるドキュメンタリー動画「相川七瀬×JICA ブラジルプロジェクトの現場から」全3本を11月10日より公開いたします。
「相川七瀬×JICA ブラジルプロジェクトの現場から」シリーズについて
本動画は、11月10日(月)~21日(金)にブラジルで開催されるCOP30(国連気候変動枠組条約第30回締約国会議)の機会を捉え、相川七瀬さんがブラジルを訪れるドキュメンタリーです。
今年は日本とブラジルの外交関係樹立130周年、そして相川さん自身のデビュー30周年という節目の年。デビュー曲「夢見る少女じゃいられない」がブラジルの日系社会で長く親しまれていることから、現地でのライブイベント出演等のためにブラジルを訪問した相川さんが、この度JICAのプロジェクトサイトを訪問しました。
本動画では、相川さんが気候変動対策や治安の改善・維持、日系社会の現状をJICAの取り組みを通じて学び、考えます。
第1弾「アマゾン違法森林伐採現場で見たものとは?」
大量の二酸化炭素を吸収して酸素を排出することから「地球の肺」とも呼ばれるアマゾンですが違法伐採の深刻化が課題となっています。そんなブラジル・アマゾンを相川七瀬さんが訪問。違法森林伐採が行われてしまう社会的背景や、その解決に向けてJICA×JAXAで協力する、衛星データを活用した森林保全の取り組み現場への視察や、関係者へのインタビューを通じて、知り・学びます。相川さんが今回の訪問を通じて感じたアマゾンの違法森林伐採の現状や対策について語ったほか、違法伐採の取り締まりパトロールに同行し、衛星データの効果や森を守る担当者の想いを聞く様子などがご覧いただけます。
第2弾「日本の交番がブラジルに!?」
ブラジルの治安改善の鍵として導入された日本式の地域警察「交番システム」を普及・定着させるJICAのプロジェクトを学ぶため相川さんが現地の交番を訪問。サンパウロ市内の交番で、市民と警察官が交流する日常風景を見学しました。相川さんが語る「安全なコミュニティづくり」に対する今後の私たちのアクションについてのコメントは必見です。さらに、独自の進化を遂げたブラジルの交番の活動を紹介。大都市ならではの課題を解決する「移動交番」や、柔術指導を通じて地域の子どもたちの育成を担う様子、さらにグアテマラなど他の国への広がりについても紹介します。
第3弾「日系社会がつなぐブラジルと日本」
全世界の日系人の半数以上、270万人が暮らす、世界最大の日系社会があるブラジル。相川さんは、その中心地である日本人街「リベルダージ」を訪問します。ポップカルチャーや食文化など日本とブラジルが融合する様子に触れながら、世代交代と共に若者が日系コミュニティを離れている現状と課題について話を伺った相川さん。若者がより日本のカルチャーに興味を持ってくれるために自らにできることは何か。日系社会の歴史と今後の発展について深く考える姿も収録されています。そして、相川さんが現地でも大人気の「夢見る少女じゃいられない」を歌唱。その歌声に合わせ、日系社会の様々な世代が一体となって「マツリダンス」を踊るシーンが見どころです。JICAは日系社会に対し60年にわたり協力を続けてきました。相川さんの活動と共に、JICAの日系社会への取り組みについて紹介します。
動画について
◆第1弾:「アマゾン違法森林伐採現場で見たものとは?」
URL:https://youtu.be/FaNgGF9MltM


◆第2弾:「日本の交番がブラジルに!?」
URL:https://youtu.be/s9W4MhQPUV0


◆第3弾:「日系社会がつなぐブラジルと日本」
URL:https://youtu.be/zU_qL2uSq7s


相川 七瀬 ~Aikawa Nanase~
大阪府出身のロックシンガー・作詞家。
1995年に「夢見る少女じゃいられない」でデビュー、90年代を代表するヒット曲「恋心」「Sweet Emotion」などで一世を風靡。近年は國學院大学大学院に進学し、民俗学や神事文化の研究にも力を注ぐ。今年はデビュー30周年を迎えたほか、日本ブラジル友好交流親善大使にも任命され、日本とブラジルの相互理解や文化交流の促進に向け、活動している。

今回のJICAとの取組みについて相川さんからのコメント
今回JICAさんと様々な現場を見せていただき、特に違法森林伐採サイトの光景は印象に残っていま
す。火事の直後、まだ火がくすぶる焼けた森林を見て、「地球の肺」とも呼ばれる世界共通の財産が
こうして失われていくことには危機感を覚えました。私たちが生活できているその背景には地球の緑
があることを忘れてはいけないし、日本からははるか遠い、地球の裏側のアマゾンも私たちにとって
はかけがえのないものだと、気づかされました。まずはこうした問題について知ることが大切だと思
いました。
<参考>動画内で紹介しているJICAプロジェクト
・アマゾン違法森林伐採管理改善プロジェクト
ブラジルは、広大な国土に世界最大の熱帯林アマゾン地域を擁する森林大国で、アマゾン流域の熱帯雨林は世界に残された熱帯雨林の約3分の1を占めています。特にアマゾン地域には広大な森林が広がっている一方で、年間あたりの森林伐採面積は2013年以降、増加傾向に転じています。この協力は、世界最大の熱帯雨林を有するアマゾン地域のうち、ブラジル法定アマゾン地域(特にアマゾン生物群系の地域)を対象として、レーダー衛星およびAI技術等を用いた森林伐採の検知及び予測を通じた違法伐採に係る対策・管理能力が強化を図り、アマゾン地域森林の保全活動が改善に寄与します。
参考リンク:https://www.jica.go.jp/oda/project/1900371/index.html
・交番システムに基づく地域警察活動普及プロジェクト
犯罪発生率が高いブラジルでは、治安の改善とその維持が重要な課題となっています。サンパウロ州警察は犯罪の予防が不可欠であるとし、1990年代に地域警察活動を導入し、1997年からは日本式地域警察モデルの運用を開始しています。研修などの指導を通じて、ブラジル側関係機関が自立的かつ継続的に地域警察活動を普及できるよう体制を構築し、ブラジルの状況に適した地域警察活動が全国に普及されることに寄与した他、近隣国のグアテマラ、エルサルバドルなどへも活動を広げています。
参考リンク:地域警察活動普及プロジェクト | ODA見える化サイト
・日系社会との連携
JICAはかつて、日本からブラジルへ渡航した日本人移住者に対し、その渡航・移住手続きや、入植地の整備、資金融資などを通じて、定着や生活の安定を側面から支援してきました。移住100周年を過ぎた今日では、日系社会との連携強化を通じた日伯関係の強化を目的とし日系社会支援事業を行っています。
参考リンク:https://www.jica.go.jp/overseas/brazil/activities/program/nikkei.html
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