電力系統の課題解決のためENECHANGE株式会社と協業を開始
DR及び需要家向けサービスの相互連携に関する覚書の締結
インフォメティス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:只野 太郎、以下「インフォメティス」)とENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:丸岡 智也、以下「ENECHANGE」)は、電力系統の課題解決のために両社が保有するサービスを相互連携を行うことを目的とした協業に関して、「DR及び需要家向けサービスの相互連携に関する覚書」を締結したことをお知らせします。
◼︎協業の背景
インフォメティスは「エネルギーデータの力で、暮らしの未来を変えていく。」をミッションに、[ エネルギー × AI ]をコア技術に、エネルギー最適化ソリューションを提供することで、日本、そして世界にカーボンニュートラルを社会実装することを目指す企業です。一方、ENECHANGEは、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、2015年4月の創業以降、消費者向けに電力・ガス会社の最適な選択をサポートする「エネルギープラットフォーム事業」と、電力・ガス会社向けにクラウド型DXサービスを提供する「エネルギーデータ事業」を展開しています。
電力系統が抱える課題を解決するためには、電力消費量を柔軟に調整するDR(デマンドレスポンス)やVPP(バーチャルパワープラント)の活用が重要です。両社は保有するサービスの相互連携・協力し、必要な情報の提供や協議を行うことに合意いたしました。
協業の第一弾として、ENECHANGEのDRサービスである「エネチェンジクラウド DR」にインフォメティスの簡易電力使用状況見える化サービス(NILM Lite)を提供いたします。インフォメティスは既に自社サービスであるBridgeLAB DRにおいてこのサービスを展開中ですが、この協業により、日本国内におけるDR普及をさらに促し、DRへ参加する需要家を増やすことで、社会全体の安定した電力供給の実現、再生可能エネルギーの活用による持続可能なエネルギーシステムの実現に貢献してまいります。また、DRサービスの提供機能においても、相互に独自機能の連携を行う方向で協議をしております。
◼︎インフォメティスの「簡易電力使用状況見える化サービス(NILM Lite)」について
「簡易電力使用状況見える化サービス(NILM Lite)は、各ご家庭に設置されているスマートメーターから得られる30分単位の電力使用量データを、AI技術を用いて5種類(冷暖房、冷蔵庫、待機電力、照明、その他機器)のカテゴリーに分離し、1日毎に、機器別の電力使用量を推定することにより、ご家庭内の電力使用状況を分かりやすく把握できるようにします。このデータを元にした需要家プロファイリング等の機能拡充も進められており、小売電気事業者のDR発動合理化や、料金プラン策定などにも貢献するサービスとなっております。
◼︎ENECHANGE株式会社
社 名 :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 東京スクエアガーデンWeWork内14階
代表者 :代表取締役CEO 丸岡 智也
事業内容:ENECHANGE(エネチェンジ )は、 「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズ(現 東証グロース)に上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
設立 :2015年4月
◼︎インフォメティス株式会社 会社概要
社 名 : インフォメティス株式会社
所在地 : 〒105-0011 東京都港区芝公園一丁目8番20号
代表者 : 代表取締役社⻑ 只野 太郎
事業内容 : エナジー・インフォマティクス事業(エネルギー関連データを独自のAIで解析して省エネルギーと快適生活の実現をするスマート・リビングサービス、エネルギーの運用効率の最適化を実現するエネルギー・マネジメントサービス、エネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出)
設 立 : 2013年4月8日
U R L : https://www.informetis.com/
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