特設サイト「みんなで創るがん医療」を公開
がん医療の専門家と一緒に、臨床試験・治験や「患者・市民参画」の大切さを考えてみませんか。
公益財団法人日本対がん協会(東京都中央区、会長:垣添忠生・国立がんセンター名誉総長)は、がん治療開発における臨床試験や治験、患者・市民参画について、最新事情を動画と読み物でわかりやすく解説した特設サイト「みんなで創るがん医療」を公開いたしました。
特設サイトURL:https://www.jcancer.jp/ppi/
特設サイトURL:https://www.jcancer.jp/ppi/
- 特設サイト「みんなで創るがん医療」公開の背景
患者、そして市民がともに未来のがん治療を“共創”する未来に向けて。
がん医療の専門家と一緒に、臨床試験・治験や「患者・市民参画」の大切さを考えるきっかけになればと考え、特設サイトの立ち上げに至りました。
本サイトでは、テーマごとに専門家など7人が基本的なことから解説した動画や、がん医療開発で日本が置かれている状況についての読み物を公開。がん患者さんはもちろん、臨床試験や患者・市民参画といった言葉を耳にしたことはあるけれど、詳しくは分からないという方にもぜひご覧いただきたい内容となっております。
- インタビュー記事:日本が置かれているがん治療の現状とは・・・
このたびのサイト開設にあたり、JCOG運営事務局長の中村健一さん(医師)へのインタビューを実施( https://www.jcancer.jp/ppi/#interview )。「臨床試験(治験)を医師が企画・立案して取り組むことができるようになった背景とは?」「患者のためにはなるが、企業がやらないような臨床試験とは?」など、日本が置かれているがん治療の現状について語っていただきました。
中村 健一(なかむら・けんいち) 国立がん研究センター中央病院 国際開発部門長
京都大学医学部卒業後、消化器外科医として臨床経験を積み、2006年から国立がん研究センター中央病院でJCOGの運営、管理にあたる。2015年から同病院で医師主導治験の支援部門を立ち上げ、様々な新規プロジェクトを手掛けている。2020年から厚労省、AMEDの支援のもと、アジア臨床試験ネットワーク事業をプロジェクトリーダーとして率いるとともに、臨床研究法やICH-GCP改正などに関する厚労省研究班で中心的な役割を果たしている。
- 動画コンテンツ:昨年12月に開催した公開講座の動画を一般公開
公開講座にはがん患者や家族、医師や看護師などの医療関係者からメディア関係者まで、幅広い分野から924人が参加。市民や患者の立場から、がん医療づくりに参加するために必要な知識を各分野の専門家がわかりやすく解説しました。
【動画で学ぶ】
動画1.「臨床試験、治験とは?」
片山 宏 先生(国立がん研究センター中央病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 多施設研究支援室 室長/JCOG運営事務局長補佐)
動画2. 「臨床試験についての用語を知る(ランダム化、標準治療、など)」
山本 精一郎 先生(静岡社会健康医学大学院大学教授/国立がん研究センター がん対策研究所 特任研究員)
動画3. 「治験、臨床試験の探し方」
柴田 大朗 先生(国立がん研究センター 研究支援センター 生物統計部 部長)
動画4. 「治験、臨床試験に参加したらどんな感じ?」
上野 誠 先生(神奈川県立がんセンター消化器内科部 部長/JCOG患者参画委員会 副委員長)
動画5. 「臨床試験グループ(JCOG)の役割」
福田 治彦 先生(国立がん研究センター中央病院 臨床研究支援部門 データ管理部 部長/JCOGデータセンター長)
動画6.「JCOGにおける患者市民参画」
丸山 大 先生(公益財団法人がん研究会有明病院 血液腫瘍科部長、先進がん治療開発センター長/JCOGリンパ腫グループ事務局/JCOG患者参画委員会 委員長)
動画7. 「治験に参加し、繋いだ命」
青山 政弘 さん(ソニー生命保険株式会社)
- 公益財団法人日本対がん協会の概要
<特設サイト「みんなで創るがん医療」>
https://www.jcancer.jp/ppi/
<公益財団法人日本対がん協会 公式サイト>
https://www.jcancer.jp/
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