「ChatGPT」研修を予定している企業は約5割!? 人事担当者236名に聞いた「2024新入社員研修の意識調査」を発表
調査結果のポイント
(1)2024年春の新入社員向けに「ChatGPT」研修を予定している企業は約5割
(2)実施理由の1位は「業務効率の向上」、2位「これからの時代に必要なリテラシー」「アウトプットの質向上」
(3)導入を懸念する理由、同率1位は「機密情報の漏洩リスク」と「社内ルールの未整備」。「アウトプットされる情報の正確性」を疑問視することも明らかに
(4)検討企業の約半数が「機密情報の漏洩リスク」がクリアされれば導入意向あり
(1)2024年春の新入社員向けに「ChatGPT」研修を予定している企業は約5割
企業の人事部門に所属し“育成・研修”関連の業務に従事している235名を対象に、2024年春に入社する新入社員向けにOpenAI社が開発した対話型の人工知能(AI)「ChatGPT」に関連する研修を予定しているかを尋ねたところ「予定している」(50.8%)が約半数で、「検討中」は41.5%。一方、「予定してない」(7.6%)が1割を下回るなど、多くの企業がChatGPTの企業活用について前向きであることが明らかになりました。
(2)実施理由の1位は「業務効率の向上」、2位「これからの時代に必要なリテラシー」
ChatGPT研修を予定していると回答した方に、その理由を尋ねたところ、「業務効率の向上」が60.8%と最も多く、「これからの時代に必要なリテラシー」(60.0%)、「アウトプットの質向上」(59.2%)が続く結果になりました。
業務効率やクオリティの向上といったメリットの他、汎用的なツールとしてChatGPTを新入社員に取り入れたいという意向が伺えました。
(3)導入を懸念する理由、同率1位は「機密情報の漏洩リスク」と「社内ルールの未整備」。「アウトプットされる情報の正確性」を疑問視することも明らかに
また、ChatGPT研修を“検討中”、“予定していない”と回答した方にも、その理由を尋ねたところ、「機密情報の漏洩リスク」、「社内ルール・ガイドラインの未整備」が37.1%と同率1位になり、社内体制が新しい技術に対してまだ追いついていないことが要因となっているようです。さらに「アウトプットされる情報の正確性」にも懸念を抱く人が34.5%と一定数存在し、利用する側に一定のリテラシーが求められそうです。
検討企業の約半数が「機密情報の漏洩リスクがクリア」されれば導入意向あり
ChatGPT研修を“検討中”の企業に対して、導入条件やキッカケが何かについて尋ねたところ、約半数となる45.9%が「機密情報の漏洩リスクがクリア」されれば導入したいと回答し、前述と同様、セキュリティへの不安感が上位となりました。ついで、「予算がつけば導入したい」(41.8%)といったコスト面での社内理解のほか、「良いパートナー企業がいれば導入したい」(37.8%)といったことも必須条件と言えそうです。
WHITE株式会社 代表取締役 横山のコメント
新入社員向けに「ChatGPT」関連研修を予定している人事が50%もいるという調査結果に正直驚きました。かなり多くの企業が注目あるいは期待していることが伺える結果だと感じています。
さて、ソフトウェアを使いこなすためには、その対象ソフトウェアの使い方をマニュアルのように覚えるだけでは不十分であり、周辺のITリテラシーを必要とします。例えばExcelの関数をChatGPTに適切に質問し、得られた回答が正確か否かを判断するためには、いくらかExcelの知識が必要です。つまり、部分的な教育では不十分なケースがしばしばです。
弊社のDX人材育成サービス「MENTER」でも“生成AIの世界へようこそ。ChatGPT3.5入門編”というコースを有してますが、使いこなすために必要な周辺ITリテラシー教育を用意しています。また、ChatGPT3.5をAPI経由でサービス提供しているので、より広く使いこなすことのできる人材育成が可能です。
※別途ChatGPTの契約を必要としません
※ChatGPTのAI学習モデルに学習されないようオプトアウトし、情報漏洩面においても安心して試用することが可能
今後、AIを用いることのできる環境の有無は、企業の魅力あるいは採用力を左右するのではないでしょうか。AIを使いこなせるか否かは一人あたりの生産性を大きく左右するため、労働人口不足の時代には死活問題だと考えます。
■ 法人向け文系DX人材育成サービス「MENTER(メンター)」について
マンガで楽しくデジタル / IT について学ぶことができるオンライン学習サービスです。文系(非エンジニア)でも必要不可欠なIT基礎知識やGoogle検索で問題解決するチカラ、Excelの関数、RPAやAIの設計方法まで幅広く取り扱っています。ITリテラシーのボトムアップにより組織のDX推進を実現します。
■ 「MENTER」が提供するChatGPT研修の一覧
▢ ポイント
・セキュリティや著作権についての丁寧な解説
・実際に使えるプロンプト(質問文)100個付き
・MENTERを契約すればChatGPTをAPI経由で安全に利用可能
▢ レッスン一覧(抜粋して一部のみ掲載)
1.ChatGPTとは?
2.利用時の注意点(機密情報、著作権等)
3.ChatGPTの使用方法
4.実際に触ってみよう(簡単な質疑、関数やWebページ作成等)
5.プロンプト100選で学ぶ、業務での活用方法
6.AIのビジネス活用方法
7.テスト
■ 導入企業(一部抜粋)
花王グループカスタマーマーケティング株式会社、株式会社うるる、株式会社オンワードデジタルラボ、株式会社CaSy、株式会社iDA、株式会社エー・ビー・シー メディアコム、炭平コーポレーション、みずほビジネスパートナー株式会社、ダイドー株式会社、日産専用船株式会社、株式会社パルコ、髙島屋労働組合、他
■ サービス詳細
詳細はこちら https://menter.jp/
■ WHITE株式会社について
デジタルに強い人材を育成 / 伴走 / 紹介 事業を運営する会社です。
・本社所在地 :神奈川県横浜市中区尾上町3-35 横浜第一有楽ビル 3F
・代表者名 :代表取締役社長 横山 隆
・事業内容 :文系DX人材育成、DX支援、人材紹介
・設立年月日 :2017年1月5日
・会社HP :https://wht.co.jp/
・MENTER :https://menter.jp/
・MENTER PERSONAL:https://personal.menter.jp/
・ITスキルアップ相談室:https://menter.jp/blog/
■ 調査データについて
調査名称:2024新人研修に関する意識調査
調査機関:Fastask
調査対象:全国の人事担当者(主に“育成・研修”業務に従事)
調査方法: インターネットリサーチ
調査期間:2023年9月13日〜2023年9月20日
有効回答数:236件
※調査結果の引用時のお願い:本調査内容を転載/ご利用いただく場合は出典元の表記をお願いします。
(例:「MENTERの調査によると」「MENTER調べ」など)
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