「乳酸菌+ビタミン」の悪玉菌抑制に関する研究データを公開
若い世代ほど腸内環境が乱れている!? 肉類の摂りすぎに注意して、腸内の悪玉菌を減らそう!
私たちの腸内には、約1,000種100兆個もの多種多様な細菌が生息し、人体に良い影響を与える善玉菌と悪い影響を与える悪玉菌、どちらでもない日和見菌が、生活習慣や食生活の影響を受けてそれぞれ数を増やしたり減らしたりして腸内フローラを形成しています。
肉類など動物性たんぱく質の摂りすぎなどにより、ひとたび悪玉菌が増えると、さまざまな身体の不調が起こります。ビオフェルミン製薬は、この悪玉菌を減らすために、「乳酸菌+ビタミン」が効果を発揮することを明らかにしました。
肉類など動物性たんぱく質の摂りすぎなどにより、ひとたび悪玉菌が増えると、さまざまな身体の不調が起こります。ビオフェルミン製薬は、この悪玉菌を減らすために、「乳酸菌+ビタミン」が効果を発揮することを明らかにしました。
■乳酸菌と3種のビタミンを摂取することによる悪玉菌減少効果が明らかに
乳酸菌+ビタミンの悪玉菌抑制効果に関する研究データは下記の通りです。
◆乳酸菌+3種ビタミン(C、B2、B6)の投与により、悪玉菌数は約1/13に抑制【図Ⅰ】。
【試験方法】
悪玉菌(腐敗産物産生菌Morganella morganii)に乳酸菌(ビフィズス菌・ラクトミン)及びビタミンC、B2、B6を添加、試験液体培地に接種し、37℃で12時間培養した後、生菌数を算出した。対照群は悪玉菌に対照品配合菌を添加した。(各n=3-6)
出典:ビオフェルミン製薬 社内データ
【図Ⅰ】
◆乳酸菌+3種ビタミン(C、B2、B6)は、肌のトラブルを引き起こす血中腐敗産物量が減少傾向であることがわかりました【図Ⅱ】。
【試験方法】
肌荒れモデルマウスに乳酸菌(ビフィズス菌・ラクトミン)及びビタミンC、B2、B6を3週間経口投与し、液体クロマトグラフィー法を用いて血中腐敗産物であるパラクレゾール量を測定した。対照群は同じ条件で対照品配合菌を3週間経口投与後に測定した。(n=10-11)
出典:ビオフェルミン製薬 社内データ
【図Ⅱ】
◆さらにこの乳酸菌+3種ビタミン(C、B2、B6)は、肌荒れモデルマウスの皮膚から失われていく水分量が減少していることも認められました【図Ⅲ】。これは肌のバリア機能により潤いが保たれている状態と考えられます。
【試験方法】
肌荒れモデルマウスに乳酸菌(ビフィズス菌・ラクトミン)及びビタミンC、B2、B6を3週間経口投与し、VAPO SCANを用いて右腹側部の経皮水分蒸散量を測定した。
対照群は同じ条件で対照品配合菌を3週間経口投与後に測定した。(n=10-11)
出典:ビオフェルミン製薬 社内データ
【図Ⅲ】
■悪玉菌とは何か
そもそも、この悪玉菌とは何者なのか。善玉菌が糖をエサにして増殖する(発酵をうながす)菌なのに対し、悪玉菌はたんぱく質をエサにして増殖する(腐敗をうながす)菌です。ただし悪玉菌といっても、身体の健康を維持するために必要な役割も果たしているため、悪玉菌を0にするのではなく、善玉菌優位な腸内フローラのバランスが重要といわれています。
■悪玉菌はなぜ‟悪玉”なのか
悪玉菌が増えるということは腸内環境が悪化している状態。腸の中を腐敗させて、アンモニアや硫化水素などの有害物質を発生させ、便秘や下痢、免疫力低下を招きます。この有害物質を体外へ排出する経路の1つとして皮膚も利用されるため、肌荒れの原因にも。また便秘でおなかの中にうんちが長くとどまると、悪玉菌がさらに増える悪循環を招き、うんちの臭いも強くなります。
<悪玉菌の増殖によっておこる身体の不調>
・おなかの不調(便秘・軟便・腹部膨満感)
・肌荒れ ・うんちやおならが臭くなる
・免疫機能の低下 ・腸の消化・吸収力低下
・生活習慣病やアレルギーなどの疾病リスク など
■悪玉菌が増える原因とは
悪玉菌が増える要因は、食生活の乱れ(動物性たんぱく質・脂質の過剰摂取)、加齢、ストレスが多い生活、慢性的な便秘などがあげられます。
特に注意したいのは、肉類の摂りすぎです。たんぱく質は筋肉をつくるために欠かせない大切な栄養素ですが、過剰摂取により吸収されなかったたんぱく質は悪玉菌のエサとなるため、悪玉菌増加の原因となります。高脂肪で、お肉ばかりに偏った食生活は、腸内フローラのバランスを崩してしまうので要注意です。
■悪玉菌が増加!? 若年層の食生活の乱れが社会問題に※1
近年、若い世代の食生活の乱れが危惧されています。食事の価格や手軽さ重視、夜型の生活、野菜不足、友人との外食に加え、食習慣改善についての調査では、「改善することに関心がない」「関心はあるが改善するつもりはない」両回答の合計が男女とも20—29歳が最も多く、男性44.4%、女性44.3%という結果が出ています※2。こうした食生活によって起こるのが悪玉菌の増加です。
※1【参考資料】参照
※2出典:厚生労働省 令和元年「国民健康・栄養調査」
■悪玉菌を減らす方法
〇食生活の改善~肉類のみに偏らずバランスの良い食事を心掛ける
まず肉類を摂りすぎないこと。肉類や魚介類、卵、乳製品などに含まれている動物性たんぱく質や脂質の多い食事に偏ってしまうと、悪玉菌が増える原因になります。ですが、その悪玉菌を増やす食品を摂らない・・・というのは難しいので、糖質やビタミン、ミネラルなど、体に必要な他の栄養素も必要量摂れる食事内容になっているかに気を付け、特定の食材に偏らないバランスのよい食事を心掛けましょう。
〇便秘を改善する
便秘になると悪玉菌が生成する毒素が排出されず、腸の壁から血液中に侵入。その毒素が全身に運ばれ、腎臓病や心疾患など、さまざまな病気のリスクを高めることになります。バランスのよい食事や十分な水分摂取、トイレ習慣を身につける、乳酸菌などのプロバイオティクスの摂取を取り入れ、便秘を改善しましょう。
〇善玉菌を積極的に増やして、悪玉菌の居心地が悪い腸内環境に
悪玉菌を減らすには、腸内フローラを整え、善玉菌を増やすものを積極的に摂ることも大切です。
善玉菌の産生物が腸内を酸性に傾けることで、腸内フローラは悪玉菌が増殖しづらい環境になります。
〇乳酸菌とビタミンを摂取して、悪玉菌の増殖を抑制
全部で13種類あるビタミンは、それぞれが身体に無くてはならない働きを担っています。しかしビタミンは人の体内ではほとんど作ることができません。どのように増やせばいいのでしょうか。
方法は次の2つがあります。
① 食べ物やサプリから摂取
ビタミンを含む食品を積極的に摂るようにしましょう。(下記参照)
【表Ⅳ】主なビタミンとその働き、食材
② 腸内細菌に作ってもらう
腸内細菌の中にはビタミンを合成する細菌も存在しています。ですが、腸内フローラが乱れると合成するビタミン量も減ってしまうので、バランスの良い腸内フローラを整えておくことが大切です。
また、乳酸菌などの善玉菌はビタミンを使って増殖するだけでなく、ビタミンを増やす働きもあります。ビタミンを使って善玉菌が増えると悪玉菌の増殖も抑制されます。
◆ビタミン添加により、乳酸菌が増加【図Ⅴ】
【試験方法】
乳酸菌(ビフィズス菌・ラクトミン)を試験液体培地に接種し、37℃で12時間培養した後、生菌数を算出した。ビタミンあり群は培養前にビタミンC、B2、B6を添加した。(各n=3)
出典:ビオフェルミン製薬 社内データ
【図Ⅴ】
【参考資料】
https://prtimes.jp/a/?f=d35690-20220920-551e6840cb8d11f4c246fd632f24f4dc.pdf
乳酸菌+ビタミンの悪玉菌抑制効果に関する研究データは下記の通りです。
◆乳酸菌+3種ビタミン(C、B2、B6)の投与により、悪玉菌数は約1/13に抑制【図Ⅰ】。
【試験方法】
悪玉菌(腐敗産物産生菌Morganella morganii)に乳酸菌(ビフィズス菌・ラクトミン)及びビタミンC、B2、B6を添加、試験液体培地に接種し、37℃で12時間培養した後、生菌数を算出した。対照群は悪玉菌に対照品配合菌を添加した。(各n=3-6)
出典:ビオフェルミン製薬 社内データ
【図Ⅰ】
◆乳酸菌+3種ビタミン(C、B2、B6)は、肌のトラブルを引き起こす血中腐敗産物量が減少傾向であることがわかりました【図Ⅱ】。
【試験方法】
肌荒れモデルマウスに乳酸菌(ビフィズス菌・ラクトミン)及びビタミンC、B2、B6を3週間経口投与し、液体クロマトグラフィー法を用いて血中腐敗産物であるパラクレゾール量を測定した。対照群は同じ条件で対照品配合菌を3週間経口投与後に測定した。(n=10-11)
出典:ビオフェルミン製薬 社内データ
【図Ⅱ】
◆さらにこの乳酸菌+3種ビタミン(C、B2、B6)は、肌荒れモデルマウスの皮膚から失われていく水分量が減少していることも認められました【図Ⅲ】。これは肌のバリア機能により潤いが保たれている状態と考えられます。
【試験方法】
肌荒れモデルマウスに乳酸菌(ビフィズス菌・ラクトミン)及びビタミンC、B2、B6を3週間経口投与し、VAPO SCANを用いて右腹側部の経皮水分蒸散量を測定した。
対照群は同じ条件で対照品配合菌を3週間経口投与後に測定した。(n=10-11)
出典:ビオフェルミン製薬 社内データ
【図Ⅲ】
■悪玉菌とは何か
そもそも、この悪玉菌とは何者なのか。善玉菌が糖をエサにして増殖する(発酵をうながす)菌なのに対し、悪玉菌はたんぱく質をエサにして増殖する(腐敗をうながす)菌です。ただし悪玉菌といっても、身体の健康を維持するために必要な役割も果たしているため、悪玉菌を0にするのではなく、善玉菌優位な腸内フローラのバランスが重要といわれています。
■悪玉菌はなぜ‟悪玉”なのか
悪玉菌が増えるということは腸内環境が悪化している状態。腸の中を腐敗させて、アンモニアや硫化水素などの有害物質を発生させ、便秘や下痢、免疫力低下を招きます。この有害物質を体外へ排出する経路の1つとして皮膚も利用されるため、肌荒れの原因にも。また便秘でおなかの中にうんちが長くとどまると、悪玉菌がさらに増える悪循環を招き、うんちの臭いも強くなります。
<悪玉菌の増殖によっておこる身体の不調>
・おなかの不調(便秘・軟便・腹部膨満感)
・肌荒れ ・うんちやおならが臭くなる
・免疫機能の低下 ・腸の消化・吸収力低下
・生活習慣病やアレルギーなどの疾病リスク など
■悪玉菌が増える原因とは
悪玉菌が増える要因は、食生活の乱れ(動物性たんぱく質・脂質の過剰摂取)、加齢、ストレスが多い生活、慢性的な便秘などがあげられます。
特に注意したいのは、肉類の摂りすぎです。たんぱく質は筋肉をつくるために欠かせない大切な栄養素ですが、過剰摂取により吸収されなかったたんぱく質は悪玉菌のエサとなるため、悪玉菌増加の原因となります。高脂肪で、お肉ばかりに偏った食生活は、腸内フローラのバランスを崩してしまうので要注意です。
■悪玉菌が増加!? 若年層の食生活の乱れが社会問題に※1
近年、若い世代の食生活の乱れが危惧されています。食事の価格や手軽さ重視、夜型の生活、野菜不足、友人との外食に加え、食習慣改善についての調査では、「改善することに関心がない」「関心はあるが改善するつもりはない」両回答の合計が男女とも20—29歳が最も多く、男性44.4%、女性44.3%という結果が出ています※2。こうした食生活によって起こるのが悪玉菌の増加です。
※1【参考資料】参照
※2出典:厚生労働省 令和元年「国民健康・栄養調査」
■悪玉菌を減らす方法
〇食生活の改善~肉類のみに偏らずバランスの良い食事を心掛ける
まず肉類を摂りすぎないこと。肉類や魚介類、卵、乳製品などに含まれている動物性たんぱく質や脂質の多い食事に偏ってしまうと、悪玉菌が増える原因になります。ですが、その悪玉菌を増やす食品を摂らない・・・というのは難しいので、糖質やビタミン、ミネラルなど、体に必要な他の栄養素も必要量摂れる食事内容になっているかに気を付け、特定の食材に偏らないバランスのよい食事を心掛けましょう。
〇便秘を改善する
便秘になると悪玉菌が生成する毒素が排出されず、腸の壁から血液中に侵入。その毒素が全身に運ばれ、腎臓病や心疾患など、さまざまな病気のリスクを高めることになります。バランスのよい食事や十分な水分摂取、トイレ習慣を身につける、乳酸菌などのプロバイオティクスの摂取を取り入れ、便秘を改善しましょう。
〇善玉菌を積極的に増やして、悪玉菌の居心地が悪い腸内環境に
悪玉菌を減らすには、腸内フローラを整え、善玉菌を増やすものを積極的に摂ることも大切です。
善玉菌の産生物が腸内を酸性に傾けることで、腸内フローラは悪玉菌が増殖しづらい環境になります。
〇乳酸菌とビタミンを摂取して、悪玉菌の増殖を抑制
全部で13種類あるビタミンは、それぞれが身体に無くてはならない働きを担っています。しかしビタミンは人の体内ではほとんど作ることができません。どのように増やせばいいのでしょうか。
方法は次の2つがあります。
① 食べ物やサプリから摂取
ビタミンを含む食品を積極的に摂るようにしましょう。(下記参照)
【表Ⅳ】主なビタミンとその働き、食材
② 腸内細菌に作ってもらう
腸内細菌の中にはビタミンを合成する細菌も存在しています。ですが、腸内フローラが乱れると合成するビタミン量も減ってしまうので、バランスの良い腸内フローラを整えておくことが大切です。
また、乳酸菌などの善玉菌はビタミンを使って増殖するだけでなく、ビタミンを増やす働きもあります。ビタミンを使って善玉菌が増えると悪玉菌の増殖も抑制されます。
◆ビタミン添加により、乳酸菌が増加【図Ⅴ】
【試験方法】
乳酸菌(ビフィズス菌・ラクトミン)を試験液体培地に接種し、37℃で12時間培養した後、生菌数を算出した。ビタミンあり群は培養前にビタミンC、B2、B6を添加した。(各n=3)
出典:ビオフェルミン製薬 社内データ
【図Ⅴ】
腸内環境を整えるには、腸内の‟善玉菌を増やす”ことに加え、悪玉菌を抑制するバランスのとれた食生活が大切なポイントになります。
【参考資料】
https://prtimes.jp/a/?f=d35690-20220920-551e6840cb8d11f4c246fd632f24f4dc.pdf
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