DigitalBlast、日本国内初*1 の民間宇宙ステーション(CSS)構想を発表
「ポストISS」へ、LEO経済圏と惑星間経済圏の創出と融合の拠点の構築を目指す
宇宙産業の活性化や宇宙業界の新事業創出をサポートする株式会社DigitalBlast(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:堀口真吾、以下DigitalBlast)は、日本国内初の民間主導での宇宙ステーションとなる「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げることをお知らせいたします。2030年までに最初のモジュールを打ち上げる計画としています。
- 目的・背景
DigitalBlastはこの状況を踏まえ、日本国内初の民間主導での宇宙ステーションを建設する「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げました。これまで、日本は「きぼう」日本実験棟(JEM)における開発・運用実績を多く保有しています。この技術・知見を生かし、地球低軌道(以下LEO)経済圏と惑星間経済圏の創出と融合を目指してまいります。
- 「民間宇宙ステーション(CSS)構想」について
構築する宇宙ステーションのモジュールは、通信やドッキング機構、クルー居住施設等の機能を持つ居住・コアモジュール(Habitat & Core Module)に加え、サイエンスモジュール(Science Module)、エンタメモジュール(Entertainment Module)の3つの構成で計画を進めています。
サイエンスモジュールは、宇宙実験の環境や資源採取にかかる機能を提供します。DigitalBlastが開発を進める小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ(アマツ)」をはじめとする宇宙実験装置を設置し、企業・研究機関の実験環境として提供します。また、小惑星で採取した資源や燃料等の保存・貯蔵・供給のプラットフォームとなります。惑星資源の地上回収の他、宇宙ステーション内で3Dプリンタによるオンデマンド生産機能を実装し、In-Space Manufacturing(ISM:宇宙空間での製造)を実現します。
エンタメモジュールは、宇宙ステーションに滞在するクルー向けのエンターテイメントとしての多目的空間提供に加え、VRやメタバースを活用し地上の一般消費者が宇宙空間を楽しむことができるサービスを提供します。多目的空間は、スポーツやホテル、撮影スタジオ等として利用できることを想定しています。
- 今後の展望
- 株式会社DigitalBlast(デジタルブラスト)について
会社名:株式会社DigitalBlast(英文表記:DigitalBlast, Inc.)
所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング19階
代表者:代表取締役CEO 堀口真吾
設立:2018年12月
ホームページ:https://digitalblast.co.jp/
事業内容:企業変革に関する企画・設計及び支援、デジタル技術の開発及び支援、統合マーケティングサービス、デジタルマーケティングサービス、インターネット広告サービス、動画制作及び配信
*1:参考資料
(1)資料45-3 2025年以降のISSを含む地球低軌道活動について
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20220119-mxt_uchukai01-000019937_5.pdf
(2)資料49-1-1 ポストISSにおける我が国の地球低軌道活動について(その2)
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/221108-mxt_uchukai01-000025781_1.pdf
(3)宇宙基本計画工程表(令和3年度改訂)
https://www8.cao.go.jp/space/plan/plan2/kaitei_fy03/kaitei_fy03.pdf
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