山口県内初!受付からお帰りまで30分の脳の健診「スマート脳ドック」を医療施設で提供開始

~ 山口市阿知須同仁病院にて提供を開始 ~

スマートスキャン株式会社

 病院やクリニックのDX推進をサポートするスマートスキャン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:濱野斗百礼、以下、スマートスキャン)は、医療施設におけるMRI未稼働時間の活用を進めるべく、MRIシェアリングエコノミーモデルを構築し、2020年7月から全国の医療施設に「スマート脳ドック」導入の案内を行っています。
 この度、山口県内で初めて、医療施設での「スマート脳ドック」の提供を医療法人社団向陽会 阿知須同仁病院にて開始いたしましたのでお知らせいたします。


 スマートスキャンは、出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤俊一、以下「出光興産」)が進める「スマートよろずや」構想(*1)のひとつの取り組みとして、2022年4月23日(土)から5月22日(日)まで山陽小野田市の「高千帆サービスステーション」でMRI搭載車を用いた「スマート脳ドック」を提供いたしました。期間中、山陽小野田市をはじめ隣接する地域在住の方が約550人受診されました。アンケートでは、「脳ドックには関心があったもののなかなか受診する機会がなかった。手続きが簡単で助かった」「待ち時間もなく、健診時間も短く良かった」「知っている脳ドックよりもかなり安かったのが魅力だった」などの感想があり、関心の高さがうかがえました。

 スマートスキャンは、県内における脳ドックのニーズと現状を踏まえ、阿知須同仁病院での「スマート脳ドック」導入を皮切りに、山口県内でのMRIシェアリングエコノミーモデルの拡大をすすめるとともに、47都道府県での導入を目指します。

 誰でも気軽に「脳ドック」を受診できる環境整備を進め、高度医療機器を使用した健診をより身近にしていきます。

 *1:「スマートよろずや」構想について
出光興産は、日本が直面している課題の一つである「高齢化社会」を見据えた次世代モビリティ&コミュニティに関するサービス・ソリューションの提供に向けた取り組みの一つとして、サービスステーションネットワークの「スマートよろずや」化を進めています。同社系列の全国約6,200カ所のサービスステーションは、地域に根付いたサービスを展開する特約販売店、各種サービス展開に知見を持つ協力会社、地方自治体との協働などを通じ、これまで蓄積されたデータをもとに、サービスステーションを「地域固有の課題に対して様々なサービスを必要な時、必要な場所に機動的に提供できる」拠点とすることで、暮らしと移動を支え、地域住民の生活を豊かにする新しい時代の「よろずや」に進化・変革することを目指しています。
 
  • 医療法人社団向陽会 阿知須同仁病院 理事長 西田一也氏のコメント
 阿知須同仁病院は、開院以来『一視同仁』の理念のもと、どなたにも公平な医療を提供していけるよう近隣医療機関との連携を密にし、地域住民の皆様と共に歩んでまいりました。
 そして開院60周年を迎えた本年、新たな挑戦としてスマートスキャン株式会社と提携し、スマート脳ドックを山口県内では初めて導入する運びとなりました。特に注目したいのは、MRI検査により認知症や脳梗塞のリスク因子とされる大脳白質病変が見つかる可能性が高まること。また、スマートフォンを活用した健診スタイルは現役世代の健康チェックや新型コロナを懸念して病院での滞在時間を最短にしたい方に大きなメリットとなります。
 私共は、アクセスよく幅広く利用していただけるよう、阿知須同仁病院をアピールしていきたいと考えております。

【施設概要】
・医療施設名:医療法人社団向陽会 阿知須同仁病院
・住所:山口県山口市阿知須4241‐4
https://smartdock.jp/clinic/ajisudohjin
 
  • シェアリングエコノミーモデルについて
 日本は、人口当たりのMRIの保有台数は世界一です(*2)。その利用実績には、地域差や施設差、医師数が関係しており、採算面や臨床面でもその活用については検討が必要とされています。

 スマートスキャンが提供するMRIシェアリングエコノミーモデルは、医療施設が保有するMRIの未稼働時間を活用し「スマート脳ドック」を提供する仕組みです。医療施設にとっては予約獲得や撮像画像データの読影などに手間をかけることなく脳ドックを実施でき、MRIの稼働率と採算性を上げることができます。現在、「スマート脳ドック」の仕組みを活用したMRIシェアリングエコノミーサービスについて、2020年7月のサービス開始からこれまでに23都道府県の80医療施設が導入しています。*2:OECD health care activities 2019より
 
  • “受付からお帰りまで30分”の「スマート脳ドック」について
 「スマート脳ドック」は、脳動脈瘤や脳梗塞、脳腫瘍などの自覚症状のない脳の異常を早期発見できる頭部MRIおよび頭部・頸部MRAの検査です。WEBでの予約と問診票の事前登録、受診結果をパソコンやスマートフォンで確認できるため、クリニック滞在時間を短縮し受付からお帰りまで30分。撮像されたデータは、放射線科診断専門医と脳神経外科専門医によるダブルチェックを行っています。

 万が一異常が確認された際も、結果に応じ専門の医療機関をご紹介。スピーディーな検査と継続しやすい価格で、これまでにのべ約7.8万件の検査を実施しています(2018年1月~2022年5月実績)。

・「スマート脳ドック」サイト https://smartdock.jp/
 
  • スマートスキャン株式会社について
 「病気にならない世界」の実現に向け、誰もが気軽に受診できる画像診断の環境づくりをすすめています。「スマート脳ドック」サービスをはじめとする事業を通じ、多くの人が健康に暮らせる時間の創出に貢献していきます。

【スマートスキャン株式会社概要】
・社名:スマートスキャン株式会社
・設立:2017年2月
・所在地:東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2階
・代表取締役:濱野斗百礼
・事業概要:医療プラットフォームサービス「スマート脳ドック」運営、MRIシェアリングエコノミーサービス参加医療施設の「スマート脳ドック」導入と運営サポート事業、クリニックプロデュース事業、パーソナルヘルスケアレコード(PHR)の収集・解析による新規事業
・URL:https://smartscan.co.jp/
 

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

スマートスキャン株式会社

12フォロワー

RSS
URL
https://smartscan.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2F
電話番号
03-5579-9740
代表者名
濱野 斗百礼(濱野 智章)
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年02月