山形県白鷹町がLGWAN専用自治体職員出退勤管理システム「AMS」を導入出退勤管理システムによる庁内のデジタル化と効率化を
〜東北地方初導入の「AMS」、職員の負荷軽減実現へ〜
シフトプラス株式会社(代表取締役:中尾 裕也、大阪市西区江戸堀2-1-1 江戸堀センタービル8F)は、山形県白鷹町にAMSを導入しました。白鷹町は東北地方で初となるAMS導入自治体となります。
官公庁/地方自治体の働き方を変えるDXサービスの提供を行うシフトプラス株式会社(https://www.shiftplus.co.jp/)と、東北地方LGWAN対応ビジネスチャットLGTalk<エルジートーク>や、LGWAN専用音声認識AI議事録eRex<イーレックス>など、業務効率化を進める山形県白鷹町(山形県西置賜郡白鷹町大字荒砥甲833番地)は1月1日、LGWAN端末にて利用が可能なICカード対応の出退勤管理システム「AMS<エーエムエス>」が、東北地方で初めて白鷹町に導入されたことを発表します。
山形県白鷹町は、「AMS」の導入により、庁内のデジタル化を図り、職員の出退勤事務の負荷軽減を行うことで、本来職員がやるべき仕事に時間を割くことができるよう効率化を推進していきます。
◆「AMS」の開発背景や想い
総務省「平成30年度デジタル化による生活・働き方への影響に関する調査研究 成果報告書」によると、労務・庶務管理のためのシステム/ツール(出退勤のWeb打刻等の勤怠管理)を導入している自治体が全体の45.6%にとどまり、約半数以上の自治体がアナログ管理または出退勤時刻の記録を行っていない状況です。
働き方改革が求められる現代、正確な勤務時間が収集できなければ施策を打つことすらできません。まずは簡単な出退勤打刻によって正確な勤務時間を把握することが、適切な労働環境への第一歩になると考えています。
AMSでは、勤務時間の記録だけでなく各種休暇や時間外勤務の申請/承認機能をプラスした自治体職員専用の勤怠管理システムを開発しました。勤務時間の見える化を実現するとともに、勤怠管理の担当部署はもちろん、職員一人ひとりがこれまで費やしてきた申請/承認/集計などの作業時間を短縮することで、より専門的な業務に注力していただきたいと考えています。
◆ 白鷹町
- サービス導入の経緯
白鷹町では、第6次総合計画の推進にあたって、SDGsの視点をふまえつつ、誰もが安心して生活でき、持続可能で、「潤い」=充足感を感じるまちづくりを目指して取り組んでいます。特に、本町が抱える社会経済の課題の解決手段の一つとしてICTを捉え、その活用によって、町民生活や町内産業活動の質の向上に加え、安全・安心な地域づくり、行政事務の効率化を積極的に進めるため、令和3年9月に白鷹町ICT推進方針を策定し、デジタル化に向け取り組んでいるところです。
また、機を同じくして、働き方改革関連法の施行により、時間外勤務の上限規制や、民間企業における年次有給休暇の年5日取得の義務化が行われましたが、これらの実現には、職員の生産性の向上が不可欠であり、その前提として、勤務状況の把握は大きな課題となっていました。
このような中、職員の出退勤等の状況を着実に把握するとともに、紙媒体の出勤簿、休暇申請書及び時間外勤務命令簿の廃止によるペーパーレスの推進、集計作業時間の削減等による業務効率化を推進するため、LGWAN-ASPにて提供される職員出退勤管理システムAMS<エーエムエス>の導入を決定しました。
AMSにより、出退勤のICカード打刻と各種電子申請が可能となったことで、各課における出勤簿・時間外勤務命令簿の目視によるチェック及び集計作業、給与担当課における有給休暇の取得日数及び繰越日数の計算、時間外勤務手当の計算処理に要する時間などを大幅に削減することができ、職員は、職員が行うべき本来の業務に従事する時間を確保することができるようになると期待しています。
- 「AMS」を選んだ理由
・価格が低廉、かつ、必要最小限の機能が搭載されていたこと
内部管理経費ということで、一般的な価格帯ではシステムの導入は困難であると思慮していたところ、独自のサーバー構築等も不要であり、当初の想定コストから大幅な抑制が図られた。
一方で、出退勤打刻や各種電子申請などの機能に加え、給与システムとの連携に係る時間外勤務の自動計算やcsv出力等の機能も搭載されており、一定の業務効率化が見込まれた。
・LGWAN-ASPに対応していること
普段職員が利用している総合行政ネットワークLGWANに対応した製品を探していたところ、出退勤管理システムはたくさんあるが、LGWAN-ASPに対応しているものはほとんど見当たらなかった。
・当町の運用に合わせることができること
例えば、時間外勤務命令の際の予算科目の設定や特例業務の適用など、本町独自の運用を行っている部分もあり、パッケージでは対応できない部分も想定されたが、それらの運用を一定程度吸収できるカスタム設定が可能であった。
◆ AMSとは
AMSはLGWAN環境(ブラウザ)で動作するクラウド型(LGWAN-ASP)のシステムです。「システム導入」と聞くと高いハードルをイメージされるかもしれませんが、AMSはすでに自治体庁舎内に整備されているセキュアなLGWAN環境を利用しますので、打刻用のICカードとカードリーダー、LGWAN接続系端末さえご用意いただければ機器の準備は完了です。AMSのインストール作業は一切不要で、シフトプラス株式会社の特徴の一つである、無償で追加されていく最新機能を安心して毎日ご利用いただけます。
そのほか機能については、AMS紹介サイトをご覧ください。
https://www.lgsta.jp/ams/
シフトプラス株式会社について(https://www.shiftplus.co.jp/)
シフトプラス株式会社は、2006年12月に大阪市西区に設立され、Webシステムの提案・設計・構築・保守、および地方自治体向けシステム開発コンサルティング、業務委託サービスを行っております。本社を大阪市西区に置くほか、日本国内11カ所に営業所を置いています。「ふるさと納税」管理システム LedgHOME<レジホーム>の自社開発とそれに関連する業務を行っており、北海道から九州まで300以上の自治体が導入(2020年9月末時点)しており、日本全国の寄附額の約50%を管理しています。
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