「寄付はできないと思ったけど、遺贈寄付ならできる」― ぎふマーブルタウン企画運営のNancyがフリーウィルズキャンペーンに賛同パートナーとして参加しました。
「寄付だけど今、自分の手元からお金が出ていかない」ハードルの低さから近年増えている遺贈寄付。「遺言書の作成のハードルが高い」という方に向けたWill for Japan主催の助成制度が始まりました。
一般社団法人Nancy(所在地:岐阜県岐阜市、代表:住田涼、以下Nancy)は一般財団法人 Will for Japanと一般社団法人日本承継寄付協会が共同で主催する、フリーウィルズキャンペーンの賛同パートナーとして参加いたしました。
遺贈や相続に関してご質問やご相談がございます場合は、お気軽に下記の問い合わせ先までご連絡いただけますと嬉しいです。
【問い合わせ先(担当:住田涼)】
Mail:info@gifu-nancy.org
TEL:070-8558-1474


■弊団体「Nancy」について
十人十色な「生きたい人生」をそれぞれが形にできる社会を目指し、子ども達の「やってみたい!」が見つかったり、見つかった「やってみたい!」を試せたりする場を提供している、キャリア教育NPOです。

●Nancyの主な事業
現在の主な事業は下記の3つ。他にも単独のイベントを実施したり、他団体様と連携しての事業を行ったり、新規事業の模索などもしております。

ぎふマーブルタウン(こどものまち)
子どもが失敗や挑戦が許容された架空都市で、お仕事や選挙、出店・起業といった様々な挑戦の中で子ども達の主体性・協調性・創造性を育むイベントです。子ども自身が自分の頭で考え自分の手で選択し、時には周りに助けを求めながらも、自分の足で動ける力を育むことを目指しています。子ども自身が仕事を生み出すことも。2016年から現在15回開催し、7,618名の子どもが参加。

おやこde資産形成アカデミー
挑戦できる人生のための、お金の増やし方や使い方を親子で学べるオンラインプログラムです。子どもたちが実社会に興味関心を持てること、経済的自立のために必要な知識を得て親子で一緒に自立に向けて踏み出せることを目指します。全国が対象となっており、多い回では47都道府県151自治体から後援をいただき全国6,288校へチラシを配布。2020年末から現在まで13期分開催。

ハローインタレスト
生き生き働く社会人との出会いを通して、子ども達が自分の目指したい生き方や仕事を見つけるイベント群です。当初は幅広い子どもに参加してもらえる形で構想を練っていたものの、リリース時期とコロナ禍が変わったことで方向転換。企業様と連携し、社員様のお子様に向けて実施する形などを模索していますが、また実施体制が整い次第ToCの再開もしていきたいと考えています。
●Nancyの受賞実績
経済産業省「キャリア教育アワード」奨励賞や岐阜県「岐阜県地域子ども支援賞」の受賞をいただいたことがございます。

経済産業省「キャリア教育アワード」
まだ市民団体として活動していた「任意団体ぎふマーブルタウン実行委員会」の時代、2019年に経済産業省より表彰をいただき、岐阜市・柴橋市長や岐阜県・古田知事への表敬訪問も行いました。
審査員の方々からは、
●架空通貨を使った模擬都市というコンセプトは、子ども達を夢中にさせる魅力がある。ポートフォリオによる振り返りや意識の共有も、教育効果を高めることが期待できる。
●楽しみながら様々な実体験を積むことは、小学校の発達段階において、キャリア形成の基盤を担う大きな機会となる。
といったご講評をいただき、国から評価をいただけたことは大きな自信となりました。

岐阜県「岐阜県地域子ども支援賞」
2020年に岐阜県より表彰をいただきました。
当時は新型コロナウイルスCOVID-19の感染流行により活動停止中でしたが、活動が停止している最中でも何か子ども達にできることはないか?と暗中模索を続けていました。
コロナ禍がいつ終わるともしれない、子ども達に対面のイベントを届けることももうできないかもしれない。
そんな中、岐阜の地域に根ざした団体として、岐阜県から評価いただき嬉しかったです。
●メディア掲載実績
・日本テレビ特番「ファミリークエスト」
・東海テレビ「ニュースONE」
・関西テレビ「報道ランナー」
・NHK「ほっとイブニングぎふ」
・岐阜市「広報ぎふ」
・生活情報誌「咲楽」
・岐阜放送「ぎふチャン」
・岐阜新聞
・中日新聞
・毎日新聞
・チャンネルCCN「エリアトピックス」
など多数
■代表メッセージ

代表理事:住田涼
私は高校生のとき、病気で手術を経験しました。明日、命が終わるかもしれないと感じたとき、「やってみたいと思ったことは、すぐにやればよかった。生き延びたら悔いの残らない人生にする。」と誓いました。その後様々な活動に携わる中で、今の子ども達の多くは自分の人生を楽しめていない、そして子どもの自殺が増加する一方であるといった社会の現状を知りました。
だからこそ今は、「悔いの残らない未来のために挑戦できる子どもたちを育むこと」が自分の使命と信じ、2016年から活動を続けています。
子ども達の笑顔と成長に溢れる未来を一緒に創ってくださる方、ぜひご連絡ください。
■遺贈寄付とは?
個人が遺言によって遺産の全部、または一部を公益法人、NPO法人、学校法人、その他の団体などに寄付することをいいます。
下記のような想いから遺贈寄付を選択する方が増えています。
●想いを実現したい
亡くなった後も「志金」を社会に役立てることで、自分の想いを実現したい。
●生きた証を残したい
自分の想いとともに寄付先の団体や身の回りの人々の記憶に残り、この世に生きた証を残したい。
●自分で選択したい
遺贈を行うことで、大切な財産を国庫ではなく岐阜の子ども達へ、自分の意思でお金を残したい。
●生きがいを見つけたい
寄付先の団体の原動力となるだけでなく、寄付をする自分にとっても、自分らしい人生を活きる活力にしたい。
■遺贈寄付のよくある誤解
遺贈寄付というとハードルが高いと感じる方も多いですが、実はそんなことはありません。
Will for Japan様が遺贈寄付のよくある誤解について教えてくださいました。
①遺贈寄付はお金持ちがするもの?
回答.遺贈寄付は誰でもすることができます。
実際に日本でも遺贈寄付の実行件数がこの10年間で3倍に成長しているそうです。
②遺贈寄付は大金でするもの?
回答.寄付の下限はなく、少額からでもできます。
特に相続人がいない方は「最終的に残った財産を寄付する」という選択をする方もいます。
③老後の資金が減る?
回答.老後のお金はご自身で自由にお使いいただけます。
残った中から寄付する形が遺贈寄付です。
④家族(相続人)の理解を得られるか不安
回答:実は、7割の相続人が「少額の遺贈寄付であれば好意的に受け止めている」とする調査結果が出ています。
遺贈寄付をされたとある方の長男さんは「全額寄付となるとびっくりするけど、旅行に行くとか洋服を買うみたいな、好きなことでお金を使う一つとして亡くなった後に使ってもらえるなら全然いいと思う」とおっしゃっています。
⚫️「寄付はできないと思ったけど、遺贈寄付ならできる」という方も。
遺贈寄付は、人生で使い切らなかったお金(財産)を、亡くなった後に寄付することです。
公益のための活動に財産を託すことを通して、自分らしいかたちで人生最後の社会貢献を未来に届ける。
だからこそ「寄付はできないと思ったけど、遺贈寄付ならできる」という方もいらっしゃいます。
■当団体への遺贈寄付について
●包括遺贈の受け入れについて
包括遺贈は、相続人と同様に全財産(ご自宅などの不動産を含む)を承継する仕組みです。債務がある場合には、それも合わせて対象となります。
不動産管理まで含めて相続できるため、寄付者様からのご関心は高い一方で、不動産や財産の取り扱いの関係から受け入れが難しい団体も少なくありません。
当団体ではREADYFOR様やNPO法人相続・不動産サポートセンター様と連携し、安心してご利用いただけるよう適切な対応方法を検討してまいりますので、まずはお気軽にご相談いただけますと幸いです。
●現金以外の不動産、有価証券の受け入れについて
当団体では「株式や投資信託、ETFの寄付(贈与)」を受け入れております。不動産やその他の有価証券に関しても、前項目と同様に連携先のREADYFOR様やNPO法人相続・不動産サポートセンター様とご相談しながら前向きに検討していきたいと考えております。
なお、当団体への遺贈寄付にあたっては「子どものイベントやプログラム等への活用」はもちろん、「活動の持続や発展に向けた資産の運用」へ資金使途をご指定いただくことも可能です。
●個人の冠基金の設立可否について
当団体では、個人の冠基金の設立も前向きに検討しております。ただし団体のビジョン・ミッションや定款の目的に沿うことが前提となります。
寄付者様の想いと当団体の理念が最初は少しズレていたとしても、すり合わせながら形にできる可能性を探ってまいります。岐阜の子どもたちの未来を支える趣旨に共感いただける場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
【問い合わせ先(担当:住田涼)】
Mail:info@gifu-nancy.org
TEL:070-8558-1474
■遺言書作成への助成制度「フリーウィルズキャンペーン2025」

弊団体Nancyは、遺言書作成への助成制度「フリーウィルズキャンペーン」賛同パートナーとして参加いたしました。
フリーウィルズキャンペーンとは、遺贈寄付の遺言書を作成する専門家報酬を助成するキャンペーンです。遺贈寄付実行のための専門家報酬の一部(最大10万円)を助成します。
このキャンペーンは、全国の士業、金融機関等の遺贈寄付の相談を受ける専門家を対象に行います。寄付検討者の負担軽減を目的として開催されています。
対象となる遺贈寄付の内容・要件

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助成対象報酬 |
寄付額 10 万円以上の遺贈(一部・全部)を含む遺言書の作成支援、相続税申告書作成支援の専門家への報酬(公証役場を含む) |
|---|---|
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遺言書の形式 |
公正証書遺言、法務局保管された自筆証書遺言 |
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寄付先対象 |
非営利法人(NPO法人、社団法人、財団法人等)、地方自治体、学校法人 |
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対象期間 |
2025年9月19日(金)~2025年12月31日(水) |
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助成金額 |
最大10万円 ※遺贈寄付金額の10%とし、最大で10万円/1人 |
|
①事前申請の締め切り |
2025年12月31日(水)まで |
|
②遺言書作成後の申請締め切り |
2026年6月30日(火)まで |
助成を受け取る流れ

より詳細な情報やお申し込みについては下記キャンペーンサイトをご参照ください。
キャンペーン名:遺言書作成に助成金を提供する「フリーウィルズキャンペーン」
主催:一般社団法人日本承継寄付協会 / 一般財団法人 Will for Japan
フリーウィルズキャンペーンチラシ


■事業参加者のお家の方からの声
●ぎふマーブルタウン
普段の日常では抑圧されていることも多い子ども達。
自分で考えて動いて「やってみる!」が自由にできる環境でも、最初は「どう動いていいか分からない」となることも多いです。
しかしスタッフの伴走や見守りの中で動く中で、次第に水を得た魚のように生き生きと「次はこうしてみようかな」「次はあれやってみようかな」と動くようになっていくことが特徴的です。
お家の方からいただいた声を2つ、ご紹介いたします。


●おやこde資産形成アカデミー
普段の日常ではなかなかお金のことや、社会・経済・企業のことを考える機会がありません。
しかしテレビの取材でご出演された参加者のお家の方々からは、
・子どもが将来のことを考えるようになったのは、お金の勉強をしたからかなと思っています。
・一番リアルに社会の勉強になるんじゃないかなと思います。
・小学5年生の娘から「日経新聞を取ってほしい」とお願いされ、届いた新聞を読んで企業の株を買っていました。
・進学先はなんとなく皆と同じ普通科かな、という感じだった中学生の娘が経済や起業に関心を持ち、「商業科へ進みたい!」と自身の進路の希望を持てるようになった。
といった声をいただいております。
■今後の展望と課題

●今後の展望・ビジョン
私たちは、子ども達が後悔の残らない人生を送られる社会を作っていきたいです。
そのためにも子ども達自身が架空の社会をつくる体験を通じて「やってみたい!」を見つけ、自由に試してみることのできる「ぎふマーブルタウン」や、
自分が「やってみたい!」と思ったことにチャレンジできる人生のためにお金の増やし方や使い方を学べる「おやこde資産形成アカデミー」を、今後も継続・拡大していきたいです。
開催頻度や開催エリアなどの拡大、生まれ育った家庭環境や経済環境に関係なくより多くの子ども達に届けていけるための仕組みづくりなど、やりたいことは盛りだくさんです。
様々なプログラムを作りながら、「自分の人生、毎日が充実していて楽しい!」「1度きりの人生、もっといろんなことに挑戦してみたい!」「今日はこんなことしよう、明日はこんなことしたい!」と日々の人生にワクワクしていける子ども達を増やしていきたいです。

●現在の課題
できる限り多くの子ども達にそういった機会を作り、届けていきたい気持ちはとても強いのですが、運営には多くの費用がかかるため、皆様のご支援が欠かせません。
いただいたご寄付は、子どものためのキャリア教育のコンテンツ制作費や、子ども達が安心して挑戦できる場を守るための運営費に活用させていただきます。
⬛︎企業概要|(非営利型)一般社団法人Nancy

子ども達の可能性を最大限に伸ばし、自分の人生に夢や希望を持って人や社会に貢献し
輝けるための「生き抜く力を育む教育」を目指すNPO(非営利型一般社団法人)です。
私たちの独自のプログラムは、子ども達がこの「激動」と言われる時代を乗り越えて、自分の生きたい人生を歩んでいけることを目指します。
そのために生きる原動力を獲得できる場や、将来の選択肢を増やせる場を提供してまいります。
⬛︎沿革
2016年03月15日 「任意団体ぎふマーブルタウン実行委員会」を設立
2019年01年23日 「(非営利型)一般社団法人Nancy」へと法人化
2018年度 経済産業省「キャリア教育アワード」奨励賞受賞
2020年度 岐阜県「岐阜県地域子ども支援賞」受賞
⬛︎法人名の由来(私たちの想い)
法人名Nancyの由来は発明王トーマス・エジソンの母親「ナンシー・エジソン」より。
小学校を退学になってもエジソンを信じ抜き、疑問を否定せず一緒に考えて実験しながら伴走してその可能性を開花させたナンシーのように、子ども達一人ひとりに寄り添っていきたい。
またエジソンは電球の実用化の際20,000回の失敗をしたと言われていますが、それを指摘されたエジソンは「20,000回のデータを取っただけだ」と答えたそうです。目標の実現のための試行錯誤は失敗ではなく成功の種と捉えられる子どもを育みたい。
そんな想いを社名に込めています。
⬛︎問い合わせ先
サイト ▶︎ https://gifu-nancy.org
Mail ▶︎ info@gifu-nancy.org
TEL ▶︎ 070-8558-1474
(担当者名:住田涼)
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