大手不動産仲介会社と提携し、中古物件購入時のリフォーム・リノベーションを手掛けるアートリフォーム、２０１８年以降の中古住宅購入時のリフォーム意向の変化に関する調査を実施

中古住宅購入時のリフォーム・リノベーション工事を年間1,600件以上手がける株式会社アートリフォーム（本社：大阪府吹田市、代表者：代表取締役社長　大本哲也、以下「アートリフォーム」）は、中古住宅購入者におけるリフォーム意向の変化について調査を実施いたしました。

■中古住宅購入時の1000万円以上マンションリノベ依頼件数が直近1年間で2倍に増加

 

（図１　中古マンション購入時のリフォーム工事の件数・占有率　※アートリフォーム実施工事件数より）

株式会社アートリフォームは、大手不動産仲介各社と提携し、中古住宅購入時のリフォーム・リノベーション工事を年間1500件以上手掛けている。近年、中古住宅購入時のリフォーム工事の大型化が続いている。工事規模500万円以上のいわゆるリノベーション工事（全面改装工事）が全体件数に占める割合は18年以降で3倍に。特に工事規模1000万円以上の大規模工事が大幅に増えており、11月時点で昨対比で倍増、全体の依頼件数は微減であるものの、大規模工事の依頼数は近年増え続けている。

 

（図2　首都圏のマンション流通量）　【出典】新築マンション販売戸数（株）不動産経済研究所　マンション市場動向　　　　中古マンション成約件数　公益財団法人　東日本不動産流通機構　月例マーケットウォッチ

この背景には、国土交通省による中古住宅流通市場、リフォーム市場の規模を拡大させる施策を実行してきた成果が徐々に出始め、首都圏におけるマンション流通量は2016年以降、新築販売戸数と中古流通量が逆転していることも関係するが、近年トレンドとして、中古住宅を購入し自分好みのライフスタイルや好みのデザインに沿った住宅を作りたいという依頼は増え続けている。

 

■物価高高騰に伴う中古住宅+リノベーションという選択肢

不動産経済研究所の調査データからも首都圏の新築マンション平均販売価格は昨対34%増の8424万円（首都圏・近畿圏マンション市場予測―2024年の供給予測　出典：不動産経済研究所）と大幅に販売価格が高騰していることも、中古住宅+リノベーションという選択肢を選ぶ要因になっていると思われる。

2020年以降の感染症拡大下での在宅勤務等の働き方の変化、住環境への意識の高まりなどから、住空間をライフスタイルに合わせてパーソナライズしていくという動きは今後も続くと思われる。アートリフォームとしても中高価格帯のニーズに応えるべく、サービスを拡充していく。

 

■こだわり層に向けた買取再販事業「&ArtReform」、アウトドアインテリアを提案する「AOLP」事業

アートリフォームは、新たな施策として2022年にこだわり層に向けた買取再販事業を開始。大阪府下を中心に今後販売を拡大していき、2030年には同事業で30億の売上を目指す。また、兵庫県の店舗ではアウトドアブランド「SnowPeak」のインテリアを取り扱い、住空間に合わせた提案をしていく「AOLP」事業を2023年開始している。

20年以上に渡って大手不動産仲介会社と提携し、中古住宅購入顧客に対してリフォームを提案。生活様式や人々の価値観の変化とともに今後も成長していくリノベーション住宅市場において、今後も多様なリフォームのご要望に応えていける組織やサービスを目指していく。

  

＜調査の概要＞

・調査期間：2018年1月1日〜2023年11月30日
・調査対象：9,328世帯（中古マンション購入タイミングでのリフォーム顧客）

・調査概要：2018年～2023年のリフォーム金額/顧客のリフォーム理由・意向

 

【会社概要】
創業70年、年間6000件以上のリフォームを施工し、関東、関西、東海、九州に展開するアートリフォーム。大手不動産仲介会社各社のパートナーとなり、中古物件購入時のリフォームを手掛けるBtoB事業、WEBや折込チラシからの反響顧客に対するリフォーム提案のBtoC事業を手掛ける。利用者数No.1のリフォーム会社サイト「ホームプロ」においては13年連続で数西日本第一位の表彰を頂いている。

■会社名　：株式会社アートリフォーム　https://www.artreform.com

 ■所在地　： 大阪府吹田市千里万博公園6-3
■設立　　： 1985年11月（創業：1952年）
■代表者　： 代表取締役社長　大本　哲也
■事業内容： 住空間を中心としたリフォーム・リノベーションの提案・設計・施工