【報道関係各位】和歌山県の伝統産業でニューヨークの生活を彩るアイテムを一緒に創る意見交換会『Glocal Collaboration』開催(2023年12月9日(土)8時~9時30分オンライン)
NY和歌山県人会と和歌山の伝統的地場産業の響き愛 「伝統産業のオープンイノベーションラボ -和歌山の伝統を知り、NYのライフスタイルを知る- 」
■開催趣旨
日本の伝統産業の市場規模は縮小を続けている一方、和歌山県の伝統的な地場産業は平成22年以降、横ばいから微増を続けております(※)。伝統の技術を磨き、現代に合わせた革新を取り入れたことにより、特に海外の有名ブランドから注目されたことが一因です。また、2022年に開催された「和歌山ものづくり文化祭2022」では、6,000人以上が来場し、多くの注目を集めました。
そこで、ポテンシャルのある和歌山のなかで自ら行動を起こしている和歌山ものづくり文化祭の関係事業者の想いを世界に発信するお手伝いをしたいと考え、本イベントを企画しました。
「和歌山ものづくり文化祭2023」参加事業者の内、海外展開を志ざし日々奮闘している熱い想いを持つ3社とニューヨークに在住しているNY和歌山県人会のメンバーが集い、ニューヨークの生活スタイルで取り入れやすい製品についての意見交換を行うことで、新たなものづくりの価値発見・創出につなげていきます。
※:和歌山県調査 和歌山県の産業の現状 P7~11
<写真:運営メンバーによるキックオフミーティング>和歌山ものづくり文化祭実行委員 菊井氏&太田氏/NY和歌山県人会顧問 岩上氏/ZESDA代表 桜庭氏/8PEACE代表 八木氏&市川氏 他
<写真:本イベントに参加する3事業者の製品>着物ノイ/岡田織物/三好漆器
■意見交換会に登壇する3社
・和歌山のメリヤスとニットを掛け合わせた「着物ノイ」
旭真友梨さんは、1878(明治11)年から続くべにや呉服店の5代目。着物を残していきたいという想いから、高い、着れない、洗えない、着ていく場所がないを解消する「新しい着物の価値創出」に奮闘しています。2023年には和歌山市チャレンジ新商品グランプリを受賞。意見交換会では、世界に通用する日本のものづくりとしてのブラッシュアップを目指しています。
ウェブサイト:https://noi-japan.jp/
<写真:旭真友梨さん>
・パイル織物の技術から生まれたフェイクファー製品「岡田織物」
代表の岡田次弘さんは、本物の毛皮そっくりのフェイクファーを製造販売し、一部はルイ・ヴィトン(仏)やプラダ(伊)などの有名ブランドに使われています。質の高さを追求し、製造までの40工程を7社で分業する体制づくり、新素材の共同開発、裁断技術の開発などこだわりを持って取り組んでおります。意見交換会では、エコファー製品がNYで受入られるか確認することを目指しています。
ウェブサイト:https://okadatx.shop-pro.jp/
<写真:岡田次弘さん>
・漆器屋のナンバーワンを目指す紀州漆器「三好漆器」
代表の三好佑紀さんはいち早くEC販売を取り入れ、高級品と思われがちな漆器を手頃な価格で販売し地場産業の存続に貢献しています。4,000以上の商品を取り扱い、配送・名入れ・ラッピング等ECに必要な仕組みを自社に取り揃えてユーザーと製造者の架け橋となり双方に感動を届けています。意見交換会では、和歌山地場産業の世界進出貢献のきっかけづくりを目指しています。
ウェブサイト:https://miyoshishikki.co.jp/
<写真:三好佑紀さん>
■意見交換会に参加する団体
・和歌山のものづくりの未来を創る菊井鋏製作所 菊井健一氏
職人気質の美・理容師のための鋏を製造する「キクイシザース」。扱うのが至難の技とされるコバルトを用いた世界初のコバルト基合金製理美容シザーを初代が開発し、オーダーメイドのものづくりを行っています。和歌山にものづくりのイメージがないことへの現状を打破すべく、ユーザーを巻き込んで和歌山の地場産業を盛り上げるために「和歌山ものづくり文化祭」を立上げ、実行委員長として尽力しています。
ウェブサイト:https://www.scissors.co.jp/
・NY和歌山県人会
アメリカのニューヨーク近郊に在住する、和歌山県にゆかりのある人、和歌山県が好きな人たちによるコミュニティーのための会です。和歌山の「和/輪」を合言葉に、和やかな会をモットーにしています。駐在が多い土地柄ですが、2004年に発足し、現在のメンバーは30名ほどです。5月にセントラルパークで開催されるジャパンパレードには毎年参加しています。
顧問:岩上裕 会長:松本真由美
連絡先:nywakayamakenjinkai@gmail.com
・愛あるものづくりを軸に共に創り想いを繋げる8PEACE
8PEACEは創り手自身や作品に込めた想いを繋げることで、生活を彩る工芸品を使う喜び、そして生活を彩る工芸品を創る喜びの循環と連鎖の実現を目指し活動しています。
代表の⼋⽊は、伝統⼯芸の職⼈を祖⽗に持ち、⾃⾝も伝統⼯芸の売り⼿・創り⼿・伝え⼿を経験。現在は結び⼿として伝統⼯芸作品の良さだけでなく、創り⼿の想いと社会とを結ぶ活動をディレクターの市川氏、広報の鷲尾と共に取り組んでいます。
ウェブサイト:https://8peace.net/
・グローカルビジネスをプロデュースするZESDA
NPO法人ZESDAは、グローカルビジネスをプロデュースする、パラレルキャリア団体です。地方と海外のビジネスを成功させるには、事業家が成功するまで資源を注ぎ続けることが必要です。ZESDAは、人脈(コネ)と情報・経験(チエ)を集める「カレッジ事業」と、集めたコネ・チエを事業家に注ぎ続ける「プロデュース事業」を運営しています。
ウェブサイト:https://zesda.jp/
■イベント詳細
・ 名称:Glocal Collaboration 和歌山県の伝統産業でニューヨークの生活を彩るアイテムを一緒に創る意見交換会
・ 日時:2023年12月9日(土)8: 00〜9: 30 /日本時間
・ 会場:オンライン(Zoomミーティング)
・ 問合せ先:8PEACE 広報窓口:鷲尾(わしお)/Mail:washio.pr@gmail.com
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