令和7年度さいたま市版SOIPにてアーリープロトタイピングへ進む4件の共創プランを採択

~企業と女性アスリートが協働、女性の社会課題解決に向けた事業創出が本格始動。スポーツ共創コンサルティングを提供するザスモールシングスは共創支援で成果創出を後押し~

株式会社ザスモールシングス

 株式会社ザスモールシングス(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上悦史)は、さいたま市および一般社団法人さいたまスポーツコミッション(所在地:埼玉県さいたま市、代表理事:遠藤秀一、以下「SSC」)と連携し、スポーツとあらゆる産業の共創で新たなビジネスを創出し、地域課題や社会課題の解決を図る「令和7年度さいたま市版SOIP」(以下「本プログラム」)において応募のあった共創提案の一次審査を行い、アーリープロトタイピング(試作・検証)に進む4件を採択したことお知らせいたします。

 1つの企業につき2名のアスリート・スポーツチームとともにチームを結成し、2025年10月15日(水)・16日(木)に「令和7年度さいたま市版SOIP」のキックオフキャンプ(顔合わせ)を実施しました。選ばれた企業は以後、1ヶ月間のアーリープロトタイピング(試作・検証)に取り組み、女性アスリート・スポーツチームとの協働による事業アイデアの具体化を進めてまいります。今回の採択により、企業と女性アスリートの共創が本格的にスタートしました。


■本プログラム募集テーマ・採択結果
本年度の「さいたま市版SOIP」では、「女性が直面する社会課題」をテーマに以下の4つの共創テーマを設定し、それぞれに複数の女性アスリート・スポーツチームが共創パートナーとして参画しています。このたび各テーマごとに優れた事業アイデアを提案した企業を選定し、アーリープロトタイピングに進むことが決定しました。


■採択結果と共創チーム一覧、キックオフキャンプを経て今後に向けたコメント

【テーマⅠ】自分らしく健康に向き合うための取組

共創アスリート:尾池望(マラソン)、村上茉愛(体操)

採択企業:株式会社wagamama

提案タイトル:カードゲームを活用した誰もが参加しやすい対話型生理セミナー

コメント(抜粋):

(株式会社wagamama)

「キックオフでアスリートからのリアルな声やヒントを得て、「アイデアを煮つめる」を楽しませていただきました。このワクワク感を忘れず、皆さんと共有しながら進めていけたらと思います。」

(尾池望)

「多くの子供達、女性に生理に対して興味をもち、正しい知識を知って貰いたいとより一層、強く思いました。wagamamaさんと意見を交換し、良い方向に進めるように協力し合いたいです。」

(村上茉愛)

「wagamamaさんと協力しながら進めていきたい。合わせて自分も学べる機会としていきたい。」

【テーマⅡ】自由な活動を可能にする環境づくり

共創アスリート:大山加奈(バレーボール)、小野塚彩那(フリースタイルスキー)

採択企業:株式会社ダーツライブ

提案タイトル:スポーツダーツ活用

コメント(抜粋):

(株式会社ダーツライブ)

「自社プロダクトの新しい可能性を、アスリートや多くの方々と共に創り出していきたいです。」

(大山加奈)

「ずっと解決していきたいと思っていた社会課題に取り組めそうな機会を頂けてありがたいです。」

(小野塚彩那)

「スポーツの可能性をさらに感じることが出来たこと、そしてアスリートとして何ができるか?を改めて考えることが出来ました。」

【テーマⅢ】固定観念にとらわれない社会をつくる取組

共創アスリート:筏井りさ(フットサル)、市橋有里(マラソン)

採択企業:株式会社SmileJapan

提案タイトル:産後の悩みを、一人の問題から社会の力へ。

コメント(抜粋):

(株式会社SmileJapan)

「非常に学びの多い時間でした。アスリートの方々と医療職の特色を活かした双方の資源を活かした共創事業を作っていきたいと思います。」

(筏井りさ)

「SmileJapanさんと具体的に設計していくことはとても勉強になりました。それと同時に継続していけるサービスやマネタイズしていくことの難しさを感じました。」

(市橋有里)

「SmileJapanさんの素晴らしい知識を存分に生かせるよう、アスリートならではの発信力を活かして共に創り上げていきたいです。」

【テーマⅣ】女性の参画領域を拡げる取組

共創アスリート・スポーツチーム:小林円香(3x3バスケットボール)、戸田中央メディックス埼玉(ソフトボール)

採択企業:株式会社おしんドリーム

提案タイトル:女性ドローンチームによる教育・エンタメ・防災モデル

コメント(抜粋):

(株式会社おしんドリーム)

「夢ややりたいことがどんどん広がっていくのですが、まずは、実現可能なコトを一歩ずつ、チームの皆さんと力を合わせて良いプロジェクトにしていきたいです。」

(小林円香)

「新しい取組みなので、難しい部分はありますが、形にできれば女性アスリートにとっての未来が広がると思うので頑張っていきたいです。」

(戸田中央メディックス埼玉)

「難しいテーマではありますが、女性(アスリート)の明るい未来のためにおしんドリームさんと一緒に前向きに取組んでいきます。」

※今回採択された4件の共創プランは、この後約1ヶ月間のアーリープロトタイピング(簡易的な試作・検証フェーズ)を経て、2025年12月の中間発表にて成果を発表します。

■今後の予定

  • 中間発表(2025年12月2日(火)10:00〜):各採択企業による共創事業案とアーリープロトタイピングの成果発表を行います。その成果や事業プランをもとに、フルプロトタイピングへ進むプラン(2件予定)を選定します。なお、2026年1月頃には採択プランについて関係者を招いたオープンセッションの開催を予定しています。

  • フルプロトタイピング:中間発表で選ばれたプランは、メンタリング等を受けながら事業構想を実際に運営可能な形で試行し、収益モデルや顧客ニーズ、運営プロセスを検証しつつ事業成功に向けたブラッシュアップを行います。

  • 成果報告会(2026年3月24日(火)予定):さいたま市内にて成果報告会を開催し、各共創プランのプロトタイピング内容および事業化・社会実装に向けた計画を発表します。その後、選ばれたプランは本プログラム終了後も事業化・社会実装に向けた取り組みを継続し、引き続き支援を受けながら次年度以降の展開を目指します。
    ※上記スケジュール・内容は現時点の予定であり、変更となる可能性があります。

■事業概要(さいたま市版SOIPとは)
「さいたま市版SOIP」(Sports Open Innovation Platform)は、スポーツの力を活用して企業と女性アスリート・スポーツチームが協働し、新たなビジネス創出を通じて女性が直面する社会課題の解決を図る共創プログラムです。政令指定都市では全国初となるスポーツ振興条例を制定するなど、スポーツによるまちづくりに積極的なさいたま市が令和6年度より開始しました。本事業では女性アスリートが主体となる共創モデルを掲げ、スポーツ×他産業の協業によって社会課題の解決と新規ビジネス創出の両立に挑戦しています。令和7年度も引き続き、さいたま市とSSCが中心となって本事業を推進し、ザスモールシングスがプロセス設計・進行支援を担当しています。

■参考
【パートナー企業募集】アスリートとの共創で女性課題解決へ 2025年度さいたま市版SOIP始動」(2025年9月20日発表) – 本事業の募集開始時プレスリリース

■主催
さいたま市

■運営事務局
一般社団法人さいたまスポーツコミッション
株式会社ザスモールシングス

〖本件に関するお問い合わせ先〗
一般社団法人さいたまスポーツコミッション 事業企画課(運営事務局)
TEL:048-762-8334
メール・問い合わせフォーム:https://saitamasc.jp/inquiry

<株式会社ザスモールシングス 概要>

株式会社ザスモールシングスは、エクスペリメンタルソウルバンドWONKの楽曲「small things」から名付けられた企業です。従来の固定化されたモデルを再定義し、「小さな行動」が世界を変えるという理念のもと、対話と実験的アプローチを重視。地域やファン、スポンサーと協創し、新たなスポーツ体験の創出やファンコミュニケーション強化、地域連携プロジェクトなど、多彩な実験的施策を展開しています。「We talk slow Tomorrow, how would it be?」の精神を軸に、小さな一歩からスポーツの新しい価値を追求します。

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会社概要

株式会社ザスモールシングス

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー27階
電話番号
-
代表者名
田上悦史
上場
未上場
資本金
888万円
設立
2023年03月